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福島に行っています。

こちらは福島県の双葉郡に訪れたときのnoteです。1日目です。(結局、訪れてからnote書くまで2ヶ月くらい経ってしまいました💦)

ちなみに0日目はこちら

よければ合わせてご覧ください!


1日目

福島原子力発電所の中に入り、多くの場所を見させていただきました。

まず入る前の準備。
指定された身分証明書の提出。私はパスポートを渡しました。持ち物はほとんど持ち込めず、身ひとつで入る。長袖長ズボン+専用のチョッキ+線量計+メモ帳とペンみたいな感じ。
天然石がついたアクセサリーや数珠は微量の放射線を発しているので、検査の際のゲートで反応してしまうから身につけてはいけないそう。

なるほど。

検査の場所は空港みたいにゲートがあってそこを通っていく。面白いなと思ったのは、通行する作業員さんが透明のリュックやバッグを持っていること。中が丸見えだから手荷物検査が早いのだそう。


バスに乗って敷地内を巡る。ゆっくりと走るバスの中、見えてくる景色をひとつひとつ解説してくださる職員さん。敷地内に桜並木があったのは驚いたな。


この発電所自体は、双葉町と大熊町の町境にある。第一から第四までは大熊町、第五、六は双葉町にあるんだって。知らなかった。そもそも第五、六があったことも知らなかった。改めて自分が今までどれだけ無関心だったのかを知らされた。

第一号機
第二
第三
第四
第五、六


発電所の見学の後に、とみおかワインドメーヌさんの見学をさせてもらった。ワイン畑は海を見れる小高い場所にあって、震災時のそこからの様子も写真で見ることができた。堤防を乗り越え、まさに津波が町を飲み込もうとしている、その瞬間。十数年前に目の前で起きたことだとは信じられなかった。

当時津波被害を受けた場所が一望できる


除染のために建物という建物、そして土壌が取り除かれ、空っぽの土地となっているところがほとんど。「この状態のままじゃ、元々冨岡町に住んでいた人も、移住者も来ようと思わない。何か、みんながこの町を訪れるきっかけとなるようなことをやりたい。」そんな思いでワイン作りにたどり着いたそう。

ワイン畑のお手伝いとして、町外や県外から来てくれる人も増えたらしい。いつかやってみたい!そしてワインが飲めるようになったら飲んでみたい😎🍷

ぶどう畑🍇
駅前の未利用の土地にぶどうを植えたり🍇


自分の知らないことを知るのって楽しいな、と思うと同時に、もっと知ろうとしよう、知っておきたいと思いました。



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