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メンヘラを生み出す相性

"お前もかーって思うんだよね。”
とある知人男性から出た言葉。
彼もまた酔いながら、
少しの未練と寂しさを含んだ笑顔だった気がする。
この人、メンヘラな女性が苦手な様子。
彼からのこの言葉を何回か聞いたことがある。

メンヘラじゃない人なんているんだろうか。
正直私はそう思うほど、
何かの方向にはみんな悩んでいるだろう。

恋愛は最たるもので、
連絡がないとか、側にいないと不安だとか。。。
感情が目に見えるものでない以上、
しょうがないものだと思っている。
特に最初のうちは…

ただ、、、

メンヘラ製造機はいる。

冒頭の発言をした彼もまた、
きっとそのうちの一人だ。
悪気はきっとない。
ただ、本人に余裕がないのか、
その気がないのか。

彼女と会った次の日に連絡をしなかったり、
別の女性と二人で楽しく飲んでいたり…
その男性(冒頭の例が男性だったのでね)にとって、
翌日に飲む相手の女性が恋愛感情を持たない相手であっても、
その人のことが好きで、前日にデートをした彼女からしたら関係ない。
知ったことかである。言っておけよ。

恐らく、言っておく必要なんてない(そういう感情も何もない相手だ)とか、
そんなのまで言っておかなきゃいけないなら毎日把握されるからめんどくさいよ。とか、
そんなものなんだろう。

だけど、”そんなもの"程度にしか思っていない相手とも、
デートや、ましてやsexやキスができる人がいるのだ。
そういう事実も出回っている。
彼氏がどんな人か、好きな相手がどんな人か、
すぐになんてわかるわけなかろうが。
そういうことに思いやりを持つことができない人は、
だいたいがメンヘラ製造機だと思う。
そういう人には結局そういう仲間が寄ってくるんだろう。
けど、時々純真無垢な世間知らずも混ざってくる。
世間知らずはだいたいメンヘラにされて終わる。
最初はそんな人だと思わないし、逆にものすごく感じが良いことが多いんだよね。
誰にだって優しいからね。
誰にだって優しいって…人間は平等に24時間しかないんだぞ?
こちらが100%で相手をしている間に、
10%ずつ切り取られた感情で適当にうまくやられても、
100%が返ってきてないことなんて、
それなりの時間を費やせばわかることだ。
それを100%にしてくれと言っても、
所詮無理な話だ。
なぜならメンヘラ製造機たちは、
最初が50%だから。
メンヘラは恐らく10%くらいなのだ。
製造機は50%から落としていくタイプ。
メンヘラは上げていくタイプ。

そんなもん合うわけなかろうが。。。

最初が10%だったとしても、愛想というものがあり、
社交辞令さえ使えたら、
50%くらいに(むしろ80%くらいかもしれないが)見せることなんて、
容易い人種がいることもお伝えしておこう。
だいたい”メンヘラ"と言われる人はこっちなの。

すんごい社交的に見えてる。
けど、違うんだよ。
心を開いた友達はごくわずか。
こういう人は50%くらいに見せて、自分のことは10%しか見せずに、相手をいい気にさせる。
そして、"この人とは一緒にいたいな。"“わかってくれるかな?”
なんて感情を持つ相手が出てきたとき、
相手が50%を必死に出している人だったら、
メンヘラ下準備が整うわけ。

でもこれ、お互い様なんだよね。

向こうからしてもこっちの気持ち、永遠にわからないから。笑
向こうもさらりとした顔をして、先に悩むのは向こうなんだ。
そして、疲れて離れ始める。
あるいは、みんなにそんな顔してるんだという誤解から離れ始める。
結局特別がいいんかい!って話。
こちらがいくら特別だって言っても、
頑固に信じないんだよね。
そして、離れていくのをこちらが追いかけ出したら
“はい、メンヘラ認定”

私が、"気付けば長年一緒にいるな"という相手は、
私にとってのみメンヘラ製造機ではない。
男女問わず。

常に私から発信される
"好きだ!”
”側にいたい”
と、
“今日は一人がいい”
“ここにはついてこないで"
を受け止め、
自由にすれば良いさ。と返してくれる。
無理がないだけなのだ。

相手の自由さと私の自由さがたまたまマッチして、
でも絶対にその人の中から”私”という存在が消えることがないことを、
確信させてくれるのだ。

相手の中から、”私"が消え去らないってことを確証させてくれるって、
どういう経緯からなんだろう。
なんなんだろう。
何度会っても、何度言葉を交わしても、
"あぁきっと消えてしまうんだろうな”と思う人すらいるのに。

たった一度、会っただけでも、
"この人はきっと私を忘れない”と思える人もいる。
これはもう、相性というものなのかもしれないね。
感情はやっぱり目に見えないんだからさ。

今度は、その安心感について考えてみようかな。

ではまた。

#雑記 #人間関係 #恋愛 #思うこと   #思想 #考えること

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