ポーランド口承文学~悪魔の婚約者A-①~
ポーランドの口承文学の中でも「悪魔」をメインに収集された話の訳です。ちなみに、ポーランドがキリスト教を受け入れたのは966年。それですら、西ヨーロッパに比べたら遅いのですが、じゃぁ、それまでこの地域に住む民に宗教観みたいなものはなかったのかと言えば、とんでもない。彼ら独自の神々や妖怪がいましたし、キリスト教がいうところの『悪魔』にあたるものもいました。
・・・と、、前振りはこのぐらいにしてお話のはじまり はじまり~
あるところに娘っ子がいたんだ。これがまた、男を選んで