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on the way

スケッチ17日目。過去の曲「bye bye」に影響されてか、また家庭を思わせる曲になった。昨日といい、大人になった都合のいい自分に訴えかける何かがある。気のせいかもしれないが、何だかものすごく縛られたくないという自分がそこにいる。

曲が「bye bye」の続きのような、途中から始まったように聴こえたのでタイトルは帰り道を意味する「on the way」とした。コードが微妙に変化しながら下がっていく音形が好きなことに気付く。森の中に足を踏み入れたり、どこかに向かうような描写に使うことが多いようだ。中間の連打音は戻ってきた時に動きを持たせたかったので導入した。相変わらずやるせない終わり方が好きだ。

on the way 2022.10.20

図形を下書きにして色々吟味したりもしたが、今日はいまいちピンとこなかったので、好きな水彩絵の具をふんだんに滲ませながら遊んだ。子供のらくがきみたいだが、子供の頃はこういう絵は描けなかっただろう。もっと形あるものが好きだった。ということは……私は大人になれたのだろうか。謎は深まるばかりだ。


このスケッチシリーズを始めてから、アクティビティも見るようにしているのだが…曲を最後まで聴いてくれる人が増えた。前々から興味を持ってくださっている方に続き、このシリーズを聴いて興味を持ってくださった方もいて、フォロワーが増えたりと、ちょっとびっくりしている。正直フォロワーはもう増えなくていいと思っていたのだが、やっぱり興味を持ってもらえることはとても嬉しい。
ただの人間ですが、音楽を聴いてくれてありがとうございます。

このシリーズは自分自身を実験台にして、何を考えて音楽なりをやっているのか、単純に疑問を感じて無計画に始まったもの。ひとまず1ヶ月続ける予定で、掴めた部分や出てきた癖、好み、偏りなどを日々noteに記録している。
ちゃんと音楽を作ろうとなった時に何も浮かばなかったもので、ウォーミングアップも兼ねて、何か成果があればという淡い期待を胸に1日1曲制作している。

あまり明日に期待せず、見たもの感じたものを素直にキャンバスに描くことを続けようと思っているのだが、これがなかなか上手くいく時とそうじゃない時がある。だから面白いのだけれども。このもどかしさを明日に繋げよう。



tohma

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