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私の時間を返して! 経済政策も、米ビザも、結婚も!

トランプ暗殺未遂で政局大混乱のニューヨークからこんにちは。「アッシー(無料運転手)・メッシー(ごはん奢り係)」って、ご存知でしょうか?

バブル経済時代の一般的シングル女性がこき使っていた男性たちの呼称」です。(現在とは別世界!)

Uber(日本ではタクシー?)代わりに呼びつけて、自家用車で送迎させたり。ゴージャス料理をおごらせるためだけに、デートに応じたり。

私もちょっとはやってましたけど、「バブル直前に」。まだまだ可愛い程度のものでした。

バブル全盛期にはもう結婚してたから、バブリー女性のニュースには「へぇ〜」と歯ぎしり……。子どもが生まれてからは外タレのコンサート制作をしていたので、一流ホテルでの金満デートをさんざん目撃しました。

「男性の平均クリスマス出費は10万円」と聞いたのは、京都のハイエンド・ホテル↓で。米トップ40歌手リタ・クーリッジのディナーショーをアテンドしていた時でした。(経営失敗で、その後破産)

ふかふか絨毯敷きの廊下には、3メートルに1人の金ボタン制服スタッフが立っていて……。リタに「この人たち、なんでお辞儀ばかりしてるの?」と訊かれて、返事に困ったっけ……。

前置きが長くなりましたが、その後の経済政策失敗は、日本ではおおむね「見て見ぬふり」ですよね。(アベノマスクって言葉も消えたよう)

とはいえ、私は経済学部出身で、当学部のI教授は安倍首相の経済ブレーンのひとり。クラスメイトの多くはIゼミ生でもあったので、円安政策を非難するつもりはありません。やってみなくちゃわからなかったんだから。

私みたいなモラハラ夫持ちが必ず言われる「結婚前にわからなかったの?!」みたいなものですね。わかるワケないからこそ、モラハラ夫なのに!(外ヅラが天才的な世渡り上手の彼ら)

インスタで見かけた最強のモラ夫実話は、10年以上つき合った幼なじみと25歳で結婚のケース。結婚後すぐに上司ヅラで命令しはじめ、経済制裁も……。2か月で離婚したそうです、拍手!

経済政策でも、問題は政権が「間違ったかも〜」と認めて軌道修正しなかったことだけ。

やってみるまでわからないことは多いのに、やってみてもいない人が大きな顔をするのが”現ネット社会“ですね。例えば、こういう経済評論↓のはてなブックマーク・コメント欄。「また円高なら頑張ってたから大丈夫だった論かよ。」とか、「わざわざ円安批判をするなんてまるでトランプみたいだな。」とか。(原文一部をそのままコピペ)

記事に反論コメントを書くのは、言論の自由。私もよくやってます。ただ、日本語の問題は敬語。これらコメントの語調、失礼すぎません?

私はモラハラ夫と知り合った大手出版社の月刊誌定例ページなどで、無記名記事を書いていました。だから、当時所属してたバンドのリーダーから「また記名じゃないの?」とよくバカにされてたんです。(彼はちょくちょく記名で音楽記事を書いていたので)

こんなしょうもない無記名ライターでさえ、論文応募者400名以上の狭き門。

ところが今の世は、誰でも記事が書けて、バズれますよね。有名ライターよりよほど読まれるほど。

だからって、記名記事への最低限の礼儀は必要では? 有名教授に「◯◯かよ」とか「◯◯だな」とコメントを書いて、超有名になった気でいるのでしょうか。

こうした「やってみてもいない人」がバズるのは、同類の「やってみてもいない人」たちが調子にのって共感するから――と、私は(負け惜しみで?)思いますけど。

ここまでやめずにお読みのあなたは、たぶん「やってみた」かたか、「やってみている」かた。

であればシェアしたい言葉があります。マイリー・サイラスさんなどのヒット曲プロデューサー・作曲家ステファン・モッキオさんの言葉。

再生数と曲のクオリティは関係ないので、気にする必要はない」。

モッキオさんとは、Apple Music公式プレイリスト “Calm”↓でご一緒しました。(私のピアノ曲は先月まで、彼の曲はまだ最初のほうに入っています!) 

モッキオさんのお言葉にあるのは、私自身よくフラストレーションを感じる現象。以前日本で担当していた歌手も、スタッフたちが「なんでこんな曲が売れちゃったんだろう?」と口を揃えたような曲で世に知られました。

短い人生、誰ともわからない大多数にウケるのもいいけれど……。やっぱり自身が「これ、いい!」と夢中になれるようなコンテンツを出すことが、一番の快感では?!

モッキオさんも、最近の展開(new chapter)では”Feel passionate about(情熱を感じる) “とおっしゃる↓のがピアノ音楽。ニューアルバムはすでにビリオン再生に行ったそう!(聴きやすい英語なので、最初だけでもよろしければ……)

5月発売の最新アルバム↓

ところで、こんなにピアノ音楽に需要のあるこのアメリカで活動するためには、就労ビザが必須。これがまた、経済政策や結婚と同じで、水ものの要素がないとも言えません。

例えばトランプの移民締め出し政策でビザ難関化のため、以前ではまずない番狂せ。NYの老舗バレエ団所属のバレリーナさんが、O-1(アーティストビザ)更新不許可でやむなく帰国したり。

一方、米トップクラスのパントマイマーに師事したのが唯一の実績という半アマチュア女性がO-1を取ったり。(2016年以前)

経験上、やってみなくちゃわからない水ものに、大切な時間をむやみに使うべきではないです。

そこで、“ Buy Back Your Time (時間を買い戻そう)“という新刊のタイトルが、私みたいに人生後悔だらけの人間には刺さる! 著者のProductivity Expert(効率性専門家) Dan Martel さん(左)がゲストのトークショー↓。

↑インタビュー要旨:「たいていの人は時間でお金を買う(会社勤めなどの定時労働)。反対にやるべきは、お金で時間を買う(やりたいことにリーチする時間を作るために出費を惜しまない)ことだ。」(このかたも英語聴き易い)

私が思いつく「時間を買う」方法としては、専任コーチを雇うとか、外食や高性能グッズに頼るとか、新幹線のファーストクラスに乗るとか……?

アメリカ就労ビザの場合、資料集めや書類作成にかかる時間がハンパないです。私は外タレの来日興行ビザの申請経験があったから、一部は自分でやったけど……。

優秀なビザサポートサービスを買って、その分、理想に直結するタスクに時間を使うほうが賢いかも。

え? ダメだったらお金の無駄? いえいえ、早く結果が出るから、次なる手にかけられる時間が大儲け! お金で助けを買えば、「辛すぎてこれ以上は無理」と挫折せずにすみます!

悩んでいるよりサッとやって、ダメなら次へ。

え? そんな安易な? 結婚でも日本語は問題で、離婚を「バツイチ」というぐらい。だから、婚活も慎重になるのでしょうが……。バツイチはモテる、とも聞きます。(成婚データあり)

「クリスマスケーキ(女性25歳以上は売れ残り)」と蔑まれながら、結婚年齢引き上げに貢献した私。だから言います。「どうせ未婚者は悪く言われがち。だったらバツでも一緒!」

ここまでお読みの時間Your time を私にくださって、ありがとうございました。せっかくなので「やりたいことに(結果はどうでも)リーチする」ための時間を買ってみませんか?

そうして”Buy Back Your Time(時間買い戻し)”を果たしたら……この数分は差し引きチャラで、お釣りがきちゃいます!

冒頭の写真は、アーティスト・グリーンカードが届いたときの封筒と案内パンフレット。ですが……私の時間を返して!!

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