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好きなことは自然、動物、子育て、暮らし、料理、水泳、ヨガ、読書、ハイキング、ノルウェー…

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好きなことは自然、動物、子育て、暮らし、料理、水泳、ヨガ、読書、ハイキング、ノルウェー(3年半の移住経験あり)などなど…

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  • Stavangerflint&Figgjoデザイン

    Stavangerflint&Figgjoのデザインを集めました。楽しんでいただけたなら嬉しいです!

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Stavangerflint & Figgjo

ノルウェーで出会ったデザイン 私が夢中になって集めたものを これから一つずつ紹介します ただただ、そのデザインを愛でるのを目的とします 食器の大きさや値段の記載はナシ! あとはフリガナをふりません(ノルウェー語のまま楽しみましょう) 古いもの、数が限られているもの、壊れずに形残っているもの こんな素敵なデザインをした作家をリスペクトします どうぞ、いろいろなデザインを見て楽しんでください

    • Barnas trafikk

      作品名:Barnas trafikk 年代:1977~1978年 作家:Inger Waage 特徴:子供、交通安全、子供用食器 製品:プレート、カップ、子供用ボウル Inger Waageさんのデザインで、こんなものがあったなんて!と驚きました。とても可愛らしく、漫画みたい。40年以上も前に作られた物なのに、ノスタルジー感はほとんどど感じられません。あえて言うなら、パンタロン的なズボンでしょうか? 彼女は他にも子供向けの食器のデザインで、Alfabetet や

      • Dora

        コロナ禍での生活も長くなってきましたね。 私は、あいもかわらず、ささやかな趣味として Stavangerfrint と Figgjo のデザインを眺めております。 断捨離など身の回りの片付けをされる方も多いようで、珍しいものを発見、即決してしまったのが、こちらです。 作品名:Dora 年代:1969~1970年 作家:Kirsten Selmer 特徴:赤・ピンク・緑、かわいいキャラクター 製品:プレート、フラワーベース 小鳥の絵がまた胸キュンで、プロフィール

        • Flory

          作品名:Flory 年代:1973~1975年 作家:Nils Aa. Sivertsen 特徴:花模様、青色と茶色 製品:プレート、ポット、カップ&ソーサーなど ハンドメイドのデザインです。 Nils Aa. Sivertsen のデザインは少なく、他には緑とオレンジ(黄色?)の色調のAnberが有名です。 裏印はシンプルな刻印のみです。 このお皿は黒い小さな砂入りの土でできていて、少し和テイストを感じます(専門的な土の種類がわからないですが・・)。 実は

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        Stavangerflint & Figgjo

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        • Stavangerflint&Figgjoデザイン
          64本

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          Lotte

          作品名:Lotte 年代:1962~1985年 作家:Turi Gramstad Oliver 特徴:青色、淡い紫、淡い緑、繊細なデザイン、人物、物語風作品 製品:プレート、カップ&ソーサー、ティーポット、ジャーなど Lotteは1962年に、輸出市場、特にイギリス、アメリカ、日本、カナダでベストセラーとなった作品です。最初はノルウェー内ではあまり人気がなかったものの、母国でも人気が出始め、Figgjoの中で最も長く製造された作品となりました。 1962年のLot

          装飾デザインとフォルムデザイン

          私はデザインに見惚れて、装飾デザインの紹介ばかりしていましたが、Klassisk fajanse fra Stavangerflint og Figgjo を読んでみると、陶器の形のモデルについても詳しく書かれていました。 私は今まで、装飾デザインの柄や色がパッと目にとまり、その形などについてはあまり深く考えることがありませんでした。 装飾デザインを施す前に、まず無垢の陶磁器を作る。どんな形で、どんな種類のものを作るのか、これもまた大事な工程であり、デザイナーにより作られ

          装飾デザインとフォルムデザイン

          Dagros

          作品名:Dagros(牛の名前) 年代:1963~1968年 作家:Rolf Frøyland 特徴:黄色い牛、花模様、クローバー、かわいい 製品:プレート、ジャー、バタープレート、バターケース、カップなど とてもかわいいデザインで、子供用食器でもあったようです。 これは子牛ですが、プレートやジャーにはどーんとしたお腹の成牛のデザインがされていて、子牛よりも貫禄があります。Klassisk fajanse fra Figgjo の表紙ド真ん中にも掲載されています!

          Mons

          作品名:Mons (猫の名前) 年代:1975~1980年、復刻1990年~ 作家:Turi Gramstad Oliver 特徴:繊細なタッチの絵、猫、植物、濃緑一色、赤一色(復刻版) 製品:子供用食器(コップ、プレート、スープボール) プレートの絵では木からクモが一匹垂れさがっていて、とてもユーモラスで遊び心があります。猫何匹いますか~?笑  MonsのデザインのタッチはArdenとほとんど同じですね。Turiさんの細やかな描写が光る作品です。Ardenが赤一

          Honey

          作品名:Honey 年代:1970年~1978年 作家:Inger Waage 特徴:黄色ベースに茶色とモスグリーンの太めのライン 製品:プレート、カップ&ソーサー、ティーポット、コーヒーポットなど  ハンドペインティングで、シンプルなデザイン。 黄色が強めの温かみのある、シックな色合いです。 こういうデザインは地味に見えますが、実は食べ物を引き立たせ、飽きのないデザインだと思います。個人的には少し肌寒くなった秋から冬にかけて使いたい製品です。ちなみに、これはオ

          Hilsen

          作品名:不明 年代:1970年 作家:Turi Gramstad Oliver (1938~) 特徴:ゴールドで書かれたデザイン 製品:花瓶、灰皿  この形は花瓶です 裏印には、Stavangerflint a/s Hilsen Figgjo Fayanseと書かれています。 ベルゲンで行われた、ホテル・レストラン協会の会議のために作られたものです。 ゴールド一色でのデザインはゴージャスですね!同じようなデザインの黒のバージョンもあるようです。 Turi

          ちょっと脱線:フォルムの種類と用途

           Stavangerflint と Figgjo のデザインをご紹介していますが、 「Klassisk fajanse fra FIggjo og Stavangerflint」を読みこんでいくと、 製品のフォルムについて、知識を整理することができました。 みなさんは、コーヒーポットとティーポットの違いがわかりますか? TVセットって、ご存知ですか? これは何を入れるもの?何に使うの?と思ったことがありませんか? 西洋の暮らしは日本の暮らしとは違うこともあり、どん

          ちょっと脱線:フォルムの種類と用途

          Kongo

          作品名:Kongo 年代:1955年 作者:Inger Waage 特徴:ライトブルー、イエロー、葉っぱと魚、線 製品:片手鍋、バターウォーマー、プレート 出典:Stavanger Aftenblad 写真:Bjørn Herman Hauk 実物を見たことのない貴重なデザインです。 Fllamingo ildfast のモデルで、年代としてはBambusの前に発売されたものです。おそらく日本では現在、ほとんどお目にかかれないものではないでしょうか。 淡いブル

          Suvenirplatter(Oslo)

          作品名:Suvenirplatter(Oslo) 年代:1945年~1959年 作者:Kari Nyquist 特徴:ライトブルーのお皿にブルーのデザイン 製品:お土産用プレート これは「OSLO」という文字、そしてオスロの有名な場所の絵が描かれていて、おもわず懐かしさからネットで買ってしまったものです(汗)。 絵の説明をしましょう! 左上には、フログネル公園のシンボルの塔と有名なおこりんぼうの像。とても有名な観光スポットです。ヴィーゲランによるかなりリアルな人

          Suvenirplatter(Oslo)

          ノルウェーの有名な絵本 Karius og Baktus

          ノルウェーのスクールフリーマーケットに繰り出していた時の話です。 一番にチェックするのは、なんといっても 食器コーナーでしたが、もちろんその後、別のコーナーにも行きます。 その一つが、本のコーナー。 言わずもがな、ノルウェー語ばっかりですが、ただ表紙の絵に頼り、気に入った絵画本や料理本、子供の絵本を買ったことがあります。 その中の一つのエピソードです。 当時、私の子供は小学生低学年だったため、子供の絵本を物色していたところ、背の高いノルウェー人のおじさんが話しかけてき

          ノルウェーの有名な絵本 Karius og Baktus

          番号の謎

          裏返してデザインの名前や年代を考察するにあたり、 ときどき、意味の分からない番号がありました。 例えば、こちら ↓ Flamingo Bambus の素敵な柄の2つですが、 裏返すと 「2008/1」 や「 2000/2 」と記されています。 お皿の状態がとてもよかったのもあり、もしかしたら、復刻版で2008年や2000年に出したもの?とさえ思っていました (笑)。 でも、Klassisk fajanse fra Figgjo og Stavanger を読み、め

          番号の謎

          まずは

          どこから読もうか、迷ってしまう。 ずっしりと重く大きな本2冊。 基本はノルウェー語。 2冊のうち、初めに出版されたのが Fra Figgjo、続いて Fra Stavangerflint になります。 どちらも日本語の Japanese summary があります。Figgjo の方は少しおかしな日本語なので後回しにして、まずは Stavangerflint の方から。前ページの英文と比べながら読んでみました。 なるほど。 Figgjo Fajanse と Sta

          まずは