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【読書記録】青山美智子『月の立つ林で』

気がつけば2023年初めての投稿。
青山美智子著『月の立つ林で』

悩みを抱える5人にスポットを当てた物語。
彼らの共通点は、タケトリ•オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』のリスナーであること。


都会に越してきてからなのか、
特に月を見る/見かける機会が減ったように思う。
街の灯りが明るい現代では、昔の人よりも月の光を頼る機会は減っているかもしれない。

しかし、私たちは今でも、何か願いを込める時に月を眺め、月は、私たちに不思議なパワーを与えている。

新月の日は月が見えない。
だが、消えたわけではなく、そこに確かに「存在」している。

見えない繋がりや見えない思い。
その存在に気付かされる5篇の短編集。

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