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先輩だけど、上司にはなれてないわたし。

梅雨が明けたとたんの猛暑。家に帰って洗濯物がカラっと乾いているのはいいことなのだけれど、育てているゴーヤがお水不足でしなしなになってしまうのが可哀そうすぎて対策を考えているかなみです。

今日は、苦しいなあと思う気持ちを素直につづっておこうと思います。28歳のわたしと同じ環境の人はどのぐらいいるのだろう・・・?結構居そうな気もするのだけれど、きっと誰もがぶつかるマネジメントの壁について。

今のわたしの状況

セールスプロモーション会社の営業チームで広告代理店さんを得意先に「プレゼントキャンペーンの企画運営サービス」を提供しています。
2019年1月から営業部署が2チーム制になっていて、私はそのひとつのチームリーダーとして8人のメンバーを持っています。マネジメントに携わるようになって半年ちょっとという感じです。

部署の構成はこんな感じ。全部で30人規模の部署です。


チームメンバーは以下のような構成

営業メンバー2人(1歳上の男性/2歳下の他部署から異動していた女性)
運用メンバー6人(内2人がわたしの直属管轄、4人は運用リーダーの子の管轄)
※ここでの「管轄」は評価と責任は誰が持つのかという意味です

半年前までは私の上にいる上司が営業メンバーの管轄をしていて、もう1人の上司が運用メンバーの管轄をしていました。私は5年間営業として自分の目標数字達成とお客様のことだけを考えてきました。
が、会社としてマネジメント層の育成強化(3~40歳の人が全然いない)方針と部署人数の増加(この2年で10人ぐらい増えた)の中でこのような体制となり今に至ります。

「先輩にはなれているけれど、上司にはなれていない」

先日、上司に言われた言葉です。確かに。その通りだ。

今この体制の中で色んなほころびが出てきていて、それらのいくつかの原因は私のところにあるのです。

良い先輩にはなれていると思う。元々責任感はある方だしリーダーシップをとって物事を進めたり改善していくのは好きなほう。ただ、それはまわりと並走していくことが前提だったように思う。

中高の部活で副部長をやっていた時も、「どうやったら〇〇ちゃんが前向きに部活に取り組めるか」「みんなが楽しく技術をつけてひとつの目標に向かえるか」を考えてチームビルディングをしていた。これはメンバーに寄り添った考え方だ。
トップ(ここでは部長)の方針をどう浸透してその目標に向かって遂行出来るかという考え方になったことは一度もない。今考えると。その考え方が今求められている。(弊社では識学の考え方を取り入れています)

トップの考えを推進しようと思った事のない私が、「私のこうしたい」を推進するために「並走ではなく対面」でメンバーと向き合わなければいけない。

とっても正直に言うと、出来ない以前に分からない。上司になれと言われてもなれない。なり方が分からない。何をどう考えればいいのか分からない。直したいけれど何をどう直せばいいのか分からない。
という沼にはまっているのが今の状態なのです。

「こうしたい」の理想すら見えない

言ってしまえば「自分の理想の未来」さえ曖昧なのに、「会社の中でこんな風なチームになりたいという理想」がもはやない

会社は好き。だけど苦しい。今までお客さんにずっと向き合ってきたのに、向ける先がメンバーになった。どうしたらいいのか分からない。メンバーの相談先も私ではなくてその先の上司になっているし頼られていないことも分かっている。担当顧客も減って忙しくもなくふわふわ過ごす毎日。つまんないな。けど自分が出来ていないことも分かってる。

の、エンドレスリピート。今はこう解決しよう、の窓口が見えないモヤモヤ期の真っ最中なのです。

色んな選択肢もあるけれど

つらいつまんない苦しいの中でこんな選択肢もあるんだ、と見つけた記事。

crazyweddingプロデューサーの森さんのプレイヤーに戻った話。こういう選択肢もあるっていうことを知れただけですごく安心したなあ。

すごくドンヨリした雰囲気になってしまった?けれど、この葛藤はもがいていれば必ずどこかで抜けるはず。3年後もしかしたらチームメンバーの誰かが同じような立場になった時に伝えられるように今の気持ちを素直につづってみました。

今日から8月。夏を抜けて気持ちよく秋を迎えられるように稼働が少ない時期の仕込みを頑張りますか。

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