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母のこと 〜1話〜

母の様子に「おや?」と思い始めてから3年ほど経ちます。
当初は記憶と行動の不一致を
言葉でわかってもらおうとしていました。
それが次第に通用しなくなってきた頃から
私の戸惑いが始まりました。

「よくある話ですよねえ」とか「元気でいるだけでも上出来ですよねえ」
とか言いながら、苦々さや重い気分の日々。

そんな悶々とした気分が軽くなった出来事があって。
それが一年前の兄との酒席。
いつも互いに話しサポートしあっていましたが、
「あらためて、母のことを議題に、飲み屋で話す」
ということで重い鎖が解けていったのです。
母について時間をかけて話すのはすごく新鮮だったし、
兄の立場からの意見は私にはない発見があったし、
あと、
家で話せば済むことを、わざわざ場を変えてしたことも大きかったと思います。
大変になったらいつでもそうすればいいんだなあって
よく効く処方箋にを見つけたような日でした。
(ふたりとも飲めてよかったね、ですね(笑))

母の変化は
んーーもーーーー!と悩ましさの連続ですが、
全部が大切な出来事。
綴っておきたいなと思い
noteをアルバムとして第一話書きました。







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