抽象絵画の楽しみかた。【ゲルハルト・リヒター展レポート】後編
はじめに
前編を書いてから後編を書くまでに、だいぶ時間が空いてしまった。
言い訳はいろいろとできるのだが、一番の原因はひとつで、前編をほとんど誰も読んでくれていないからである。
ぼく個人的には、結構力を入れて書いたつもりである。
確かに内容のクオリティは低いのかもしれない。
しかし、ぼくの他の記事に比べて劣っているとも思えない。
そう、つまりぼくの他の記事よりも読んでもらえていないのである。
ここ数日、ぼくのベッドの枕元は、後編を書く準備をしたまま放置されていた。
リヒター展の図録は中途半端に開いたまま。
もらってきたチラシや音声ガイドリストはくしゃくしゃになったまま散らばっている。
つらい。
誰も読まない記事の後編を書かないといけないと思うだけでなく、部屋が散らかったまま片付けられないのも、つらい。
というわけで、とにかくすべてを片付けたい一心で、どろどろ溶け出しそうなだらけた脳を気合いで奮い立たせて、本記事を書いていきたい。
そもそも、ぼくは自分のnoteを「投瓶(メッセージボトル)」のつもりで書いていたのであった。
メッセージを書いた手紙を空瓶に込めて、ネットの大海に放り込む。
誰が受け取るのかわからない、もしくは受け取られず沈んでしまう可能性も高い。
でも、書かないといられない衝動。
それがぼくのnoteだったのだ。
ゲルハルト・リヒター展(つづき)
さて、今回も鑑賞したときにビビっときた作品をアップしていきたい。
ぼくの感受性のみのピックアップなので、偏りが出ることはお許しいただきたいが、もしぼくのピックアップから読者諸氏の興味関心を惹起できれば望外の喜びである。
頭蓋骨、花、風景
肖像画
リヒターの描く「肖像画」シリーズだが、いかがだろうか。
とても生々しく、しかしどこか空想的な不思議な印象を持つ作品群であったが、そのふわふわした感じこそ、リヒターの意図するところだろう。
ストリップ
フォト・エディション
オイル・オン・フォト
おまけ(東京国立近代美術館常設展に行ってきた。)
以上がゲルハルト・リヒター展のレポートである。
ここからは、ついでに見てきた東京国立近代美術館の常設展について書いてみる。
といっても、なにか一家言あるわけではない。
ざざっと見ているなかで、ぼくのなかでビビっときたものを以下にピックアップするだけである。
おわりに
以上で東京国立近代美術館で開かれていたゲルハルト・リヒター展と、おまけで常設展で好きだった作品のレポートとさせていただく。
今回は写真を中心に記事を作成してみたのだが、いかがだったであろうか。
本来ならば、もっとぐちぐちと作品評を書き連ねてみたい欲求が、ぼくにはある。
だが、それをやるにはもっと力をつけてからでなければいけないのであろうことを、今回はひしひしと感じてしまった。
ぼくは右脳人間か左脳人間か、絵画的人間か散文的人間かというと、あきらかに左脳人間であり散文的人間であると自認している。
ぼくの受けた感動や思考を、なんとか文字にしてお届けしたい。
今回はちょっと力が及ばなかったかもしれないが、もっともっと努力して、面白いものをかけるよう精進することにする。
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