【保育】保育現場で若手ばかりが辞めていく原因を考察
こんにちは。みのっちです。
今回は『保育現場で若手ばかりが辞めていく原因』を勝手に考察していきたいと思います。3年以内の離職率が高い保育現場。何が原因なのか、知り得た情報や個人的考察を交えてお伝えできたらと思います。
|教育・保育への価値観
これからどんどん少子化が進んでいく日本で保育士の資質向上がさらに求められてきます。言葉がけ一つとっても子どもにどういう意図があって伝えているのか、また設定保育はどういった意図で行なっているのかなどしっかり考える必要があります。
様々な世代が働いている現場においてそこの価値観がずれることは当然のことだと思っています。同じ目標や目的を掲げていたとしても、そこまでの道筋は保育士の関わり方や大切にしたいことなど捉え方の違いが生じるので完全に統一するのは困難な話です。
となってくると主導権を握るのは先輩保育士になります。先輩保育士がやる保育に対して尊敬できるのであればいいのですが、「自分自身が考えていたことと違う」となればどんどんやりにくさを感じてしまいます。
一歩引いて見守る。困ったときに手を差し伸べる。これが先輩保育士のあるべき姿だと思っています。
|人間関係や人手不足による皺寄せ
人間関係が良好でないと保育の仕事は難しいです。特に保育士同士の連携が重要なので人との関わりには大切にしていないといけないです。
うまく人間関係を築けないとストレスを溜めることになり、子どもとの関わりに支障をきたしてしまうこともあります。
また保育現場は慢性的に人手不足の傾向です。ゆとりある保育をしたいが配置基準かつかつで保育を回している園はたくさんあります。人手不足から疲労につながっていくことも考えられます。
|転職するのが当たり前の世の中になっている
一昔前は定年まで勤め上げるのが普通の世の中でしたが、今はそうではないです。保育士の仕事は女性が多いので結婚や出産を機に辞める人も多いですが、今は共働き家庭も増えてきている現状です。
肉体的にしんどい仕事であることもそうですが、割にあった賃金でないのも原因として考えられます。
また保育の仕事は前述したように、人手不足なので資格さえあればどこでも働けるのが現状です。他の職種へのキャリアチェンジをしてダメだった場合もまた戻ってくることは可能です。特に若い間はいろんなことにチャレンジをしたい時期でもあります。
教育・保育をしていく上で大切なのは、同じ環境にずっといることなのか、違う園に行って他のやり方を知っていくのか、他業種にいき外側から保育を見た方がいいのか。これは考えものですね。
みのっち
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