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彼らとともに戦えるわけではないけれど:日々のあれこれ

スポーツをふんわり見るのが好き、というのは昔からある。
自分がやっていたスポーツもあれば、いわゆる見る専もある。
今回は後者の話。

この記事ではダンス動画をアップロードしている団体、リアルアキバボーイズの話をさらっと書いています。特に彼らに縁があるわけではない、アニメもそこまで本気で追っていない、永遠のにわかオタクがつらつらと書いているエッセイですのでご容赦を。

この人達自体が楽しそう、の出会い。

ニコニコではなくyoutubeで見かけたこの方々。
おまけが全力の本編。タイトル曲こないじゃん、と思っていた私を助走つけて殴ってやりたいのレベルですごかった。同じ動作できない。やばい。

当時の感想はそんな感じだったと思う。最近の動画ではなかったけれど、多分原曲探していたときに見付けたこの動画のことを、なんとなく自分は覚えていた。
最近、再度見る機会があって、改めてこの二人のダンスを見る。
コスプレどこいったんですか、と思いきや、きちんと衣装使っているダンス。きっとカットもしているだろうに、キレキレで、うつくしい。

この履歴があったからこそ、自分へのおすすめ欄でちょこちょこ上がってくるようになったのだと思う。RABという名前も認識したのはちょっと後の話。鹿児島実業の新体操部と同じくらい真剣に遊ぶ姿が好きなので、好き嫌い分かれると思うのですが、私はとてもすきになった。

見ているうちに、深みにはまる

そのうち、しんどい時期があって、現実逃避も含め、今年に入ってかなりyoutubeも見る機会が増えた。
そのときふと、出会ったのがこちら。

これも原曲さがしてたときに見付けたもの。最初は上のコスプレしている二人がいるとは思ってなかったので、みんなロケ地申請たいへんだなー、とか、お寺さん寛容とか、そういうことしか考えていなかった。
低画質で見ていたので、顔の認識もそれほどしておらず、結果、次の動画でこのひとたちの一員だったのか、と驚いた。

ほかの動画もあったと思うのですが、チェックシャツのバズツイの人がいるあれかー、のレベルのにわかにはこれがとてもわかりやすかった。
実際、舞台でダンス中心のものをここ数年見る機会があり、実際の踊っているひとたちってどうなのかなと思っていたのもある。しかも見ていたものがダンスの優劣をつける系のものだったので、なんでこれがすごいのかわからん、のものもあったので、否が応でもすごいのバリエーションがこんなにあるんだ、と目を開かせてくれた彼らに感謝している。芸事であり、スポーツであるものに、優劣をつけるのがこんなに難しいジャンルがあるだなと知れたのは、イベントの主催等をされている動画も見ていたから、というのもある。
なにより「この人達が踊っている」とキャッチーなイメージを作れているのが大きいのだと思う。それが商業的に軌道に乗せたのはしばらくあとだろうが、幸い、私が知れたのはこの辺りからである。わりと普通のトークの方もすきなのだが、今回はなんでかおしゃれ系に固まってしまったけれど、まあ最初見始めたときはそういう感じだった、ということでご容赦を。
ゲラゲラ笑うおまけ本編系や、やってみたシリーズもめちゃくちゃ好き。補足。

PV風ってすごいなって思ったものと、スタジオすごいなって思ったもの。

個人的に例えば市街地である、フェス的なイベントでダンスチームを見ることも好きだ。けれど、自分の居住地でやっているものは、どちらかといえばきちんと型枠にはまった、びしっとしたスクールのものが多い。
たぶん、土地的にそういうものが多いエリアなのだろう。もしかすると他地域では違うのかもしれないなと思った。案外、屋外で練習している子たちを見ないのは、そういう相関性があるのかもしれないが、私は正直、よくわかっていない。

たとえば何十何秒目のきれがよかった、とか、この人の目線の向けかたがいい、とか。そういうものの積み重ねをしていきたいと考えたときに、この場でさらっと書けたらいいのだと思ったけど、なかなか、小説のようにはいかない。どういう内側を持って外側に出しているかは、本人達の中にしかないし、私はそれを動作以外で探る術はない。

でも、外側から見ていても、この曲のどこでリズムをとって、どの技を出して、というのを組み合わせる、パズルのような楽しさがあるのだと思う。それプラス、自分たちがその通りに動けるかどうかも含めて、ダンスの醍醐味なのだろうなと思う。もちろん、その大事な場面で一番いいパフォーマンスを見せることも。

私は正直ダンスの振りとか動作を記憶するのはちょっと苦手なので、こうやって上手い人もそうでない人も同じダンスなり、違う振り付けなりで見られるのはほかの踊ってみた以上に楽しいなと思う部分だと思う。

それまで見ていたのが、一人で「踊ってみた」が多かったからだろうとは思う。ひとりのぶんだったら、もしかしたら真似できるかも、と思わせてくれる部分もあった。が、彼らに至ってはむしろそれがほぼないのが、きっと良い部分だと、踊っていない私は思うのだった。
もちろんこういう感想も、現地で見たら変わるのかもしれないけれど。

というところで最近の動画

エフェクトがかけられる収録ならではの動画も、私はとてもすきだ。
アイドル、だもんな、と納得できるのと、ストーリー感がわかりやすい曲にわかりやすいダンサーの配役。とてもいい。(でも画面ぐるぐるでちょっと酔う)

中の人たちがかけ声してペンラ芸してるのがなんというかもう、すごいの一言。それ以外のアーティストコラボもいくつか見ているけれど、直近のこれが一番すごいなと思った。最後のタイトルの所が特に。

そうして、私はまんまとこの音源が主題歌になっている作品の1話をAmazon Prime Videoで見たので、やはりこういう導入の功績は大きいと思う。逆に、見たことあるアニメの主題歌の曲は優先的に見たり。解釈への謎の安心感があるのも、私がずいぶん彼らの作品に慣れてきたからだと思う。

いつかスポーツに関わる文章を書けたらいいな、を小出しにすることができたのは、きっと、こういうイベントごとがあることと、自分が今「はまりたてのテンション」なのだから、だとは思う。まだ保護者(ファンの名称)にはなれそうにはないが、遠巻きに手拍子を送るくらいのことはできるかなと思ってこの記事を書いた。

というわけで真剣にお遊び動画

どっちの魔法少女も履修済み。配役もまあわかる。中の人たち知ってからなおのことアリ、と思った。

定点すき。あとおまけが本編シリーズ。アテレコうまいの動作優位なひとあるあるだと思っているのだが、自分の観測範囲の話なのでそこまで確かなものではない気がする。あと普通にダンス検証とかの動画のみなさんが見ている時の動きがすき。わりと興味関心の要素がわかりやすく出るのかなと勝手に思っている。

いち視聴者として、これから先も、体が動く間は更新があればいいなと思う。ひとまず、好きな動画をBGMに、再生数をひとつずつ回して筆を置いた。

#創作大賞2023 #エッセイ部門

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