難しいことをわかりやすく伝える方法
これまで多くの方のコピーを添削してきましたが、90%以上の方が、この問題を抱えています。それは「わかりにくい」という問題。
そもそも、お客さんは広告を真剣に読もうとしません。ちょっとでも難しい、めんどうと感じたら読むのをやめてしまいます。
だからこそ、コピーでは「わかりやすく語る」ことが重要。お客さんに「読むストレス」を与えてはいけません。
しかし、商品によっては説明が難しいものもありますよね。そんなときにオススメなのがこの方法。
■難しいことを、わかりやすく伝える方法
①「商品名を消す」
②「特徴や機能、メリットを消す」
③「嬉しい未来だけを語る」
この3つを実践すると、こんな感じに変わります。
※元ネタ
歯をほとんど削らずに、虫歯をミネラルで殺菌するアメリカの新しい歯科治療「ドックスベストセメント」
※アフター
痛くないむし歯治療
多くの方が、ビフォーのようなコピーを書きますが、それだと読んでもらえません。よくわからないことをベラベラと語られても面倒なだけです。
でも、アフターのようなコピーは、読み手にとって価値の高い情報であることが一瞬で理解できます。
両者の違いは、読み手にとって嬉しい未来、すなわち「ベネフィット」をわかりやすく伝えているかどうか。
難しいことをわかりやすく伝えるには、特徴や機能、メリット、商品を細かく丁寧に語るのではありません。わかりやすいベネフィットを、シンプルに伝えることが何よりも重要なのです。
■話す順序もベネフィットファースト
少し長いコピーを書くときも、最初にベネフィットを語ることが重要。
なぜなら、最初に魅力的なベネフィットを語ると、お客さんは「なんで?どうして?どうやって?」と続きが知りたくなるから。
この状態へ導いてから、商品の特徴や機能、メリットを語るのが理想的。たとえば、ドックスベストセメントを説明する場合、このようなコピーになります。
「痛くないむし歯治療」知ってますか?
この治療法は、むし歯をミネラルで殺菌する治療法で、歯をほとんど削りません。だから痛くないのです。アメリカの新しい歯科治療ドックスベストセメント、あなたも試してみませんか?
商品に自信がある人ほど、特徴や機能、メリットを先に語ろうとしますが、ご注意ください。お客さんが求めているのは「嬉しい未来」、つまり「ベネフィット」です。
先にベネフィットを語らなければ、めんどうで読む価値がない情報と思われます。説明が難しい商品の場合は特に!
以上となりますが、もし参考になったらツイッターやフェイスブックなどでシェアしていただけると嬉しいです。
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