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単語帳を中途半端に終えてしまわぬようにする為には

1週間前から僕は
『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』を使い、来月再来月に受験予定のTOEICの準備を進めている。

これまで『Distinction2000』を使ってきた身からするとこの本はとてもボリュームがあるとは言えない。
収録単語数1000語、前回のちょうど半分の量だ。

ただ、TOEICに特化した単語帳であるが故に
TOEICに関するミニテクニックやその単語のTOEIC特有の"使われ方"などが沢山散りばめられているのでそう単純なものではない。

単語を覚えることだけがゴールなのではない。
それらの単語を瞬時に判断し理解する瞬発力だって身につける必要がある。
また各単語の同義語などの関連事項や正しい発音を身につけ、それらの単語を文字からだけでなく"音"として瞬時に判断出来るようにもならなくてはいけない。

それらを実現する為には何と言ってもまずは
短期間で何度も繰り返し復習することが絶対条件だ。
そしてその"地道"な作業を快く受け入れる為の
マインドセットも同様に必要となる。

果たしてどのようなマインドセットが必要なのか?

もちろん「飴と鞭」の考え方でもなければ
根性論でもない。

僕が思うに、必要なのは
「学習量のノルマを達成する」ではなく
あくまでも自分の好奇心を最優先事項にして
その上でページを行き来するといったマインドセット。

つまり
キリの良い所で機械的に学習を区切るのではなく
自分の新しいものに対する好奇心が弱まった瞬間に既に行った内容を丁寧に復習してあげるということだ。
気合いだけでページをめくっているうちは
新しい知識に触れること自体が目的となってしまって結果的に時間を無駄にすることにもなる。

そう、我々は新しいもの触れるとワクワクする。
それが楽しいものであればなおさら
今の自分とのギャップなどを忘れて大いに楽しむことが出来るはずだ。

しかしそれはほとんどの場合
目の前の新しいものの"数"を把握出来ているからに過ぎない。

それに比べて英単語学習というのは
単語1つ1つが未知。
言ってしまえば新しいものの連続だ。
ただひたすら新しい知識を吸収しようとしているだけではやがて現段階での実力とのギャップにも耐えられなくなってくる。


だからこそ英単語学習に気合いは一切不要。
そして、ページの進め具合も毎回やっている途中にコロコロ変えていい。
あくまでもその時その時の好奇心に従って
ページを行ったり来たりする感覚がきっと大切なんだと思う。
そう意識しているうちに
"効率"の面においても不満は無くなったし
事前に立てておいたノルマだっていつの間にかこなせていることが多くなった。

毎日取り組んでいくうちだんだんと
その仮説は確信へと姿を変えている。

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