見出し画像

"0"を"0.1"にしたかった。

スキマ時間とは
自分の意図しないタイミングでそのものに向き合うちょっとした時間のこと。

つまりそれは特別な目的意識が無ければ
有意義なスキマ時間として機能することはない。
なんとなくでそのスキマ時間を有効活用出来るほどそう甘くはない。

「ちょっとの時間頑張る」というのは実はめちゃくちゃ難しいことだ。
どうせ"ちょっと"の時間しか無いのなら
いちいちそこで自分の重たい腰を上げようとは思わないからだ。
長時間の集中よりも実は難しいものなのではないかと思う。

長時間の集中は
強烈な目的意識と計画の下で生まれるものなので
それ以上でもそれ以下でもなく境界線がものすごくハッキリしている。

しかしスキマ時間にはたいていの場合
同じような強烈な目的意識が存在していないことが多い。
なのでスキマ時間をコントロールすることは実は1番難しいことなんだと思う。


今日昼間は仲の良い友人と同じ時間を過ごした。
その友人と2人でラウンドワンのカラオケ甲子園に出たのだ。
その後少し遅めの昼食をとり
彼のバイトまで楽しく会話をした。
どうやら彼とは馬が合うようで彼との会話もいつも楽しい。

夕方彼とは別れて僕はジムに行った。
1時間ほどのトレーニングを済ませた後は
お馴染みのカフェに入店。
閉店まで英単語の勉強をしようと思った。

しかし席についた途端抵抗出来ないほどの
眠気に襲われた。
1時間ほど粘ったがやはりダメだった。
店内でこんな眠気に襲われたのは初めてだと思う。
いつもみたく学習を続けることが出来なかった。

結局帰りのバスの中でもパッとしない行動をしていた。
時記(毎時間の出来事や取り組み、心情の記録を日記と同じ要領で行うこと)でもしない限りは
帰りのバスでのスキマ時間はいまいち有効活用出来ないのが現状。

帰宅して荷物を置き
このままではダメだと僕はカバンからすぐ単語帳を取り出した。
そしてその単語帳と一緒にお風呂場に向かった。

帰宅した後の何気ない時間にも
勉強するタイミングは沢山あるはずだと思ったのだ。

服を脱いでる間にあるページに一度目を通す。
このちょっとした時間に少しでも可能性を見出したいと思った。
入浴後も同じように単語帳に目を通してみた。
ドライヤーで髪を乾かしている間でもそれに目を向ける。
ドライヤー中に鏡に背中を向けたのは初めてだった。

ちょっとした足掻き。
つくつぐ見苦しいなと思う。
しかしそんな足掻きを実現させることが出来たと事実だけはなぜか心に残っている。

この記事が参加している募集

#スキしてみて

527,899件

#振り返りnote

86,235件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?