【結果よりも過程】〜農業編〜

今日のtomattea新聞🍅🍾

2年前に私、大場譜五はこぉ見えてお茶の品種や何県で作られているお茶か。を飲んで当てる全国大会で108人中、1位になった実力の持ち主なのですが。

そうです。神の舌を持っています。

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いまも取材関係者や沢山の方々に言われるのは

日本一を獲ったことより,
日本一を獲る為に行った【行動の過程】を

あれは面白かったね〜だとか
よく出来たね〜って言われるんですね。

そう。
日本一という【結果】よりも
日本一を獲る為に行った【過程】を
皆さん覚えているんですね。

その過程というのが

僕はその審査の全国大会1ヶ月前から
味覚を研ぎ澄ませる為に
調味料とアルコール類を全て断ち
全ての料理を薄味にしてもらい、
家族みんながカレーを食ってるのに
僕だけ塩をかけた白飯と生野菜を食べ、
大会本番の昼飯は白米だけを噛み締め
激ヤセ老衰状態で
本番に挑み、日本一を獲って

その日の打ち上げで調味料,アルコール,
味の濃いもの全てを解禁し、幸せと解放を
噛み締め、次の日に見事に口の中が
口内炎だらけになり撃沈し、また食べ物を口にできない生活に戻り
この審査の大会を一生恨むことを決意した。
という、この大場譜五の物語です。

この過程を読み終えた皆さんは
たぶん日本一を獲ったという【結果】よりも
【過程】が印象強く感じられるのではないでしょうか。

ってことは
よくよく考えてみると日本一を獲ったという
【結果】よりも結果までの【過程】に
価値が眠っておるんじゃねえかと感じますよね。

そして、今年僕は生意気にも
お茶の品評会で日本一を狙うぞ!
エイ!エイ!オーーー!
と旗を掲げて行きましたが
日本一を狙う事よりもまず
その中身が伴わないと仮に
日本一になったとしても薄い物語に
なってしまうな〜と考えた時に

品評会手摘みの趣旨を
【日本一】という結果から
品評会のお茶が完成するまでの【過程】に
重きを置こうと思いましてね。

東京とかにそのぎ茶PRに行った時なんかは
長崎出身の方とかと会った時に
小さい頃は家の周りにあったお茶畑を
手で摘んで揉んで家での飲み茶に
してたのょ〜なんて言葉を聞いた時に
やはり【体験】って何十年経っても
消える事のない【記憶装置】なんですよね。

となるとやはり子供時代などの【体験】ほど
価値のあるものはないと答えが出たんですね。

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こんなところでお茶摘み出来るなんて最高かよ。

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大人から子供までお茶畑に触れ合うことができました。

意外と子供がお茶摘み上手だということが発覚(笑)

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これは集合写真です。(みんないい笑顔!!)

みなさんが摘んだお茶をその日に製茶して後日みなさんにお届け致しました。

皆さんお茶摘みに来たくなったでしょ?笑

今の農業は農家が作ったモノを提供する【レストラン型の価値の提供】が主流ですが、今からはこのような【過程を売る価値の提供】。BBQ型農業を確立して行かないといけません。いかに自分の【ファン】を作ることができるか。は人との対話を地道にやって行くしかないのです。

多分これは、どの分野にも今後、重要になってくることだと思います。

また、1週間後にお会いしましょう!!

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