瞬きすら惜しくなる

職業柄
周りに大勢の子どもがいるのが日常で
その生活が当たり前になっていると、当たり前のことをすっかり見落としていたように思う

日々たくさんのやらなければいけないことが山ほどあり
それを自分自身がやるのではなく
やらせる、できるようにさせるというのは

それはそれは手間隙かかる

そうこうしているとあっという間に1日が過ぎ
1週間が過ぎ
1ヶ月が、1学期が、1年が…

目まぐるしく日々は巡る

けれどそれは、毎年毎年同じようなことが繰り返されているのではない

目の前にいる子どもたちは、日々変化している
進化している
成長している

「九九の7の段、言えるようになったよ」
「逆上がりできたよ」
「跳び箱跳べたよ」
「漢字のテストで100点とれたよ」

昨日までできなかったことが今日はできるようになったり

「昨日ケンカした友だちに謝れたよ」
「先生に言われたこと自分なりに考えてきたよ」
「苦手なことにも向き合えるようになったよ」

ずっとできなかったことを克服したり

大人でもビックリするくらい急に大人になったりする

こちらの予想を遥かに超えてくる
可能性に満ち溢れている

そのエネルギーに圧倒されることもあるけれど
負けてられないくらいに喝を入れられる

一人として同じ子どもはいないから
それぞれの変化のスピードとその瞬間は違う

瞬きも惜しいくらいに
日々変化し続けるから
1分1秒無駄にはできない 

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