結婚、子育て、綺麗事

今日は毒だらけの内容です。

今までの人生で実にたくさん、「ひどい旦那さん」の話を聞いたり、実際に見たりしてきました。(ここのnoteにいらっしゃる方は子育てに意欲的な男性が多くて感動しています)涙

友達や職場の人など実にたくさんありますが、身内にもいます(笑)1人は私の父。私の母は66歳で末期癌で他界しましたが、亡くなる前に、「あの人と結婚したのは間違いだった」と母は泣きながら私に訴えて(うん、とっくに知ってる…という私の反応でしたが…)悔やんであの世へ行きました。私も父のことは絶縁したいくらい嫌いな時期もありましたし、母の恨みのことは今でもトラウマですが、今はすっかり女々しく弱々しく丸くなった高齢の父ですので、父には父の育ってきた環境(田舎です)や時代背景があるんだなと私も理解できるようになりました。いわゆる「父の世代あるある」の考え方の人。男が偉い。とにかく偉い。でも本人は男尊女卑してる自覚はない(ガッツリしてるくせに笑)。つい最近も「女の人がズボンを履くなんて(要するに淑女はスカートで女らしくしろ)」という意味不明なことを言い始め、うちの息子に怒られてました(笑)まぁもう治らないとこは治らないので私としては諦めているところ。

それからもう1人の戸籍上の身内の私の夫について。夫は都合が悪くなると逃げ出したり、面倒なことは私に丸投げしたり、話し合いをしたくても話し合いにならず、「俺だって」が口癖というか自分の保身をまず第一に考える人なので、彼が友人のうちの1人なら楽しく過ごせるタイプかもしれないけど、配偶者とか誰かのお父さんという役割は難しいんだなという感じの人。何度か離婚は試みましたが、子供の幸せのためのベストが「今はまだその時ではない」だったので、良い時期で決行したいところ。子供も中学生になって賢くなり自分の父親のダメなところにガッツリ気づいてしまい、一家離散も秒読みか…どうなるか…といったところ。

そんなんで我が家はこんな感じだけど(長年のことでもう慣れた)、最近はコロナ禍のせいもあって、女性の友達が何人も病んでいるんです。

奥さん(私の友達ね)が子育てが大変で家事も大変で仕事もしてたりする中で鬱になっても、旦那さんが逃げちゃう。逃げるって、実際のスタコラサッサ(プチ家出)もあれば、言葉の逃げもね。

すごいわかる。うちもずっとそうだった。私は鬱ですとは言われてなかったけど子供が小さい時にめちゃくちゃ体調が悪くなった(そのまま持病となり今に至る)。でも旦那さんは、私がお願いすることも、困るからこうして欲しいと伝え続けたことも、やらずに逃げた。話し合いしたくても逃げた。

そして諦めて人とは思わずに無の境地でいる今、友達のそういった話を聞くと、もちろんその女友達は悪くなくて、みんなで救ってあげたいのだけど、逃げちゃう旦那さんの気持ちもわかるようになった。おそらく彼らの言い分は、どうしていいかわからなくなって逃げるしかないんだと思う。本人は逃げてる自覚はないのかもだけど、はたまた幼い子供みたいな言い訳してきたり逆ギレしたり(いや、幼い子供以下かもしれん)。彼らは彼らなりに頑張ってきたんだけど、おそらくキャパオーバーなんだと思う。

だけど旦那さんはキャパオーバーになったら逃げられる環境なのに、奥さんはキャパオーバーになっても逃げ場もない。だって子育てからは逃げられないもん。そして結果、鬱になるか、体の病気になる。

じゃあどうしたらいいんだろう??もう、こんな世の中どうしたらいいんだろう?ネットのニュースを見て欲しい。事実、ここ1年で女性の自殺が増えました。旦那さんはネカフェに逃げたり家事育児丸投げできるけど、奥さんは死ぬしかなくなる。どう思いますか?

子供の頃の教育の段階で間違っていたんじゃないだろうか?と思った。相手の気持ちとか立場とかを考える力や、「まず自分」ではなくて相手が幸せに…いや、幸せとか大袈裟なことではなく相手の助けに少しでもなるために自分が何をしてあげられるかを考える力。これが「ひどい旦那さん」には、能力として備わっていない。そして自分の知る限りけっこうたくさんいらっしゃる。とにかく自分がよければいいのね。そして自分勝手でも良いという意味不明な価値観のくせに「都合悪くなったら逃げていい」という価値観。すごい。こんなんだから、人類は繁殖して存続して繁栄していくのは無理になってきているんだと思った。とりあえず私たち「ママさん」は、子供のことは自分よりも大事な存在であり、子供が健やかに育ってくれれば良いという本能から、自分のことはさておきクソ旦那をクソだと認定して諦めて子育てにいそしむ。これは離婚するとかしないとかそれのマルバツの問題ではない。どっち(離婚or継続)が子供にとって良いのかはその家庭の家庭環境や子供の性格によるので答えは1つではないし、離婚がひとつの結果ではなく、籍がどうであれ誰がどうやってその子たちに継続して関わって育てていくのかのベストを模索するしかない。実際に、離婚している私の友達で、子供が高校生になり元旦那さんと暮らすと言って出て行ったが、それで今そこの家族は全員うまくいっているので、色々なベストな形があると思う。

今、中学生の息子たちが学校で学んでいる内容を時々知る機会があるけど、昔よりもだいぶ「相手のことを考える力」を養う教育をしているように私には思える。素晴らしいと思っている。それが将来、人類に良い結果をもたらしてくれたら嬉しいと思う。相手の気持ちや立場を考えられない人が、どうして結婚なんてできると思ったんだろう。自分のために配偶者が欲しかったんだろうか。冗談じゃない。あんたらの便利道具じゃない。まだまだ古き時代の「男がやりやすいように妻は立ち振る舞え」的な考えが横行している。戦後の新しい価値観の人間でいたいプライドはあるみたいなので「そんなことは思ってない」と言うけれど、いやいや…根付いてますよオジサン…と言いたい。

私は、私自身は、あと少し、あと少し辛抱すれば…逆転ホームランを打ってやる。

だけどまだまだ子育てに時間がかかる、私の大事な友達、頑張り屋さんの友達…まだまだ長く辛い日々が続く。救ってあげたい。

子育てサポートし合うシェアハウスみたいなの、最近、たまに聞く。そういうの、もっとあちこちで普通に活用できる時代になるかもしれないね。だって子供は社会の宝だもの。

ひとつ言えるのは、まだまだこのままだと、子育てができる社会とは言えないということ。人間は餌を与えて育つ生き物ではないのですよ。心も豊かに育つように子供を育てるって、今の社会環境ではとても難しい。いやはやいつの時代も子育ては難しいのだろう。だけど、知恵のある人類ならこれから改善できる可能性があると思ったから、色々考えてみているんだよなぁ…。

また書きます。お読みいただきありがとうございました。

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