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新卒・勤務経験無しのネガティブ野郎がどこかに就職するのは不可能って思ってたけど、トルコにある日系企業が拾ってくれたって話(1)

私のブログを読み返してたけど、めっちゃ暗いね。でもこのトーンはもう少し続く。

イスタンブールに到着して、知り合いのご夫婦にお世話になった。

その時なぜか私の親友(彼女もニート)もついてきてくれたので、イスタンブールでも2人でまた色々語る日々が続いた。

そして、旅行会社の面接に、、、

すぐに合格。

来週から研修やりましょうって言われた。

仕事を選ぶ立場にはないって思ってたけど、なんか素直に喜べない。

こんな簡単に行くはずはない、この会社、本当に大丈夫だろうか、、、って。

超ネガティブ思考が発生。

大手だけど、トルコの旅行会社の間でもあまり評判が良くないらしい。

日本人を労働許可証なしで違法で働かせてるらしい、超ブラックだけど給料安いから帰るに帰れなくなるらしい、とかとか。

それなら日本に帰った方が何かしら仕事見つかるかしら、って考えたり。

新卒ブランドはない、他に行く手もない、スキルもない、

詰んだわ、、、、


そこに朗報が舞い込む。

「日本企業が現地採用日本人を探しているんだって」

またもやお友達からの電話。よく話を聞くと履歴書は今日までに出さなきゃいけないらしい。でもその丁度その時イスタンブールのBuyuk ada(ブユックアダ)を呑気に観光していたので、全然送れる状態じゃなかった。

とりあえずそこの人事に電話しました。

「すみません、履歴書を送りたいのですが、締め切りを一日遅れてしまいそうです。もしできればお待ちいただけないでしょうか?」

(日本じゃ絶対待ってくれないよね、、、、ダメ元だ、、、、)

でも人事の人は二つ返事で、

「了解です!お待ちしてます!」

って。

聞いた瞬間、心臓がばくばくしてきてなんだか心がざわざわしてた。仕事のチャンスがやってきても自分がそれをモノにできるかどうか悩んでしまうマインド。

典型的な自己肯定感が欠如した性格です。

内定取り消しを受けてからすでにニート生活も4ヶ月目にはいっていたので、心が弱ってたんだと思う。自分なんて社会に必要ない人間の烙印が押されてるって思ってた。(かなり根暗)

いまでも時々こんな感じだけど、だいぶ普通に生活を送れるようになってきました笑

そして翌日履歴書を送ってみたところ、すぐに担当者から連絡があり、

「とりあえず一度面接に来て下さい、いつ来れますか?」

書類面接がすぐに通りました。

早速就活スーツを調達しにいきました(遅いけど笑)

その翌々日にトルコのとある小さな街に面接に行くことになりました。
バスに乗ること2時間半。

どきどきしながらも小さな街に到着。イスタンブールやアンカラとは全く違う田舎町にいささかたじろぐものの、まともな職がもらえるかもしれないっていう期待と緊張。

そしてバスターミナルまで来るまで迎えに来てくれたのは、人事担当者。本当にありがたいことです。

人事担当者の人がターミナルまで迎えにきてくれるって、なかなかないと思う。今思い出しても感謝だな。

「私はあなたに受かってほしいです、だからがんばってください」って。

車中では面接のアドバイスをくれました。

「私はあなたに受かってほしいけど、やはりうちのボスが決定権があるので、確実なことは言えません。そして多分彼は圧迫面接をすると思います。でもあなたはあなたらしく、思う通りに発言してくださいね。」

え?圧迫面接?

こんなに自己肯定感欠如してるのに?

絶体絶命だと思いつつも、どちらにしても自分はもうどうなってもいい身だから全力でやろう、と心に誓ったのでした。

長くなりそうなので、続きは(2)で!








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