見出し画像

才能って何だろう?

「才能とは何なのか?」と時々考えることがある。

音楽や小説でとても感銘を受けたときや、周りの人間と自分を比較した時とか。

時々周りにいる人間のほうが、何においても自分より優秀に見えてしまうことがある。

そう感じるときは自己嫌悪に陥って辛くなる。

でも、それって「自分VS他者」みたいな構造になっているだけで、周りの人間が全てどの能力においても秀でているというわけではない。

それでも、自分の才能を疑ってしまうことがある。

才能と言うと何かに優れていること、例えば勉強やスポーツなど、他と比較できるものに注目されがちだが、それらがすべてではないのではないだろうか。

他にも、他人に優しくできることも才能だし、親しい友人がいることなど、他人とは比較しにくいような、個性や性格なんかも、才能の一つなのではないかと思った。


前に大学の友人から、「お前は周りの人から恵まれている」と言われたことがある。

その人もサークル活動をやっていたのだけれど、人間関係がうまくいかなくて辞めてしまった。高校の時も、クラスの人たちとは折が合わなかったらしい。

僕は昔から人見知りだったけれど、親しい人はいるし、部活の同期にも恵まれている。先輩からも親しくしてもらえている。

そう考えると、それは自分にとって一つの才能なのかもしれないと思うようになった。

才能というのは、一概に定義し難いものだ。
だから、自分には何もないだなんて卑屈に思うのはもうやめた。

誰にだって他人から羨ましいと思われるようなものを持っていると僕は信じている。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?