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海で人生の7割を生きると平和世界が生まれる

人は海の民であるべき当為性

 海は生命の母だ。
 すべての命は海から出てきたのだから。
 地球に命があるのは海があるからだ。

 地球表面の7割が海だ。
 人間の体の7割も水だ。

 人は生まれ出る前にも海で成長する。
 母の胎中、母のお腹の中には羊水があり、その用水の中でわたしたちは育ち生まれてきた。その羊水はほぼ海水の成分と同じなのだ。
 海水の中でゆらゆらと揺られて育つ。これが脳細胞の発達に最適な環境なのだ。
 だから、人は生まれてからも、海で生きると良い。
 その時初めて、わたしたちの脳が本来するべき成長を遂げる事ができるのだ。
 揺れがない陸で、ボーッとして生きていると、脳の9割が働かない人間が出来上がる。

人生の7割を海で生きるとどうなるか?

 人が海で生きれば、海の性質を帯びるようになる。
 今はほとんどの人間が陸の性質を帯びている。

 人には生まれ持った性質というものもあるが、
 育つ環境にも大きな影響を受ける。

 大阪で育つと、大阪氣質の人間が出来上がるやろ。
 北海道で育つと、北海道氣質の人間ができるっしょ。
 鹿児島で育てば鹿児島どん、
 都会では都会的な、田舎では田舎的な、
 そうやって、育つ環境が人に影響を与える。

陸ではすぐに線を引きたがる

 陸で生きる人間は、陸の性質を帯びる。
 陸は、すぐに線を引きたがる。
 小学生が2人で1つの机を与えられると線を引き、
「ここから俺の机だから入らないでね!」 と言う。
 わたしとあなた、街と街、国と国。線を引くの大好き。

 線の内側で子供が食べられずに死んでいれば大問題にするが、線の向こうだと「しようがないよね」と無関心でも良いことになる。

 陸には山があり、谷がある。その凸凹を埋めようとすると大変な労力がかかる。
 その意味で、陸は動かない。静的な性質。

海には線を引けない。凸凹を瞬時に埋める

 一方海は、線を引けない。水も魚も常に流動していて、どれが誰のものと定めるのは難しい。だから、水も魚も共有の財産だ。みんなで大事に扱う事が当たり前になる。

 海は水だ。水平というくらいで、海は凸凹ができても瞬時に埋める。全体で全力で埋めてしまって、常に平等だ。
 だから、陸は格差を生む社会を助長する。
 人が海にいれば、平準化を学ぶ。食べ物がない地域があればみんなでそこへ食べ物を送る。困っていれば助ける。そういう行動が当たり前の人間が多くなる。

 海のような人間が作る社会、これを平和社会という。 

海と産業革命

 海で船で生活すると常に揺られている。
 揺れる海で生活する事で三半規管が発達する。

 船に乗ると酔う人がいる。三半規管が未発達なので酔うのだ。
 三半規管を鍛える行為は、脳細胞の発達にも刺激をあたえて天才が育つ。
 それで、大英帝国にも産業革命が起きたのだ。

 英国島の英国人が海に出て産業革命を起こしたように、
 例えば、日本列島の日本人が、船を作って海に出る人を増やす事で、
 かつての産業革命のような大革命を、現代にもたらす事ができる。

 日本は、海を忘れてしまった時代でも、結構な技術力を誇っていたわけだから、その日本人が海に出れば、どれだけか爆発的な技術を新開発するかわかったものではない。

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