伝説的ゲームMother2の作中音楽サンプリング元ネタまとめ #微ネタバレ
こんにちは。音楽をつくって配信しているMinimal Orderです。
はじめに
先日、スーパーファミコンのゲームMother2の音楽を記事にしたのですが、
今回はそのサンプリング元ネタを掘っていきたいと思います。
記事執筆のキッカケは、サンプリング元を一覧化してくれているYouTube動画を見つけたから。末尾にその再生用リンクも埋め込んでおきます。
では、早速スタート。
*どうしても作中の街、イベント、アイテムに言及してしまうので、微ネタバレ注意です*
Mother2の音楽のサンプリング元ネタ集
1) John Philip Sousa - "The Liberty Bell" (Monty Python's Flying Circus)@キャラ設定画面
1つ目は、アメリカの行進曲"The Liberty Bell"。特に、イギリスのコメディグループ モンティ・パイソンの番組イントロに用いられているバージョンのようです。こちらは、キャラクターの設定画面で使われています
キャラクターの設定画面はこちら
2) Plastic Ono Band - "GIVE PEACE A CHANCE." @音の石
2つ目は、オノ・ヨーコとジョン・レノンの楽曲"GIVE PEACE A CHANCE"。
こちらはゲーム内で大事な意味を持つアイテム音の石を起動した際に背景でループ音として使われています。
音の石はこちら。背後で足音の用にズサズサなっているビートが上記楽曲のサンプル(おそらく低倍速再生)です。
3) Leroy Shield - "Good Old Days (Little Rascals Theme)" @フォーサイドのBAR
3つ目はアメリカの映画音楽家Leroy Bernard Shieldによる楽曲"Good Old Days"。中でも特に、TVショー"Our Gang"のオープニングに用いられているバージョン。こちらは、ゲーム内の都市フォーサイドのBARで流れている音楽の元ネタです。
4) Ric Ocasek - "Keep On Laughin'" @ムーンサイド
続いて、カーズのボーカルとしても有名なリック・オケイセックのソロ曲"Keep On Laughin'"。こちらのイントロは、Mother2の微トラウマイベントとしても有名なムーンサイドで流れている曲の元ネタです。
カッコイイですね。。。
ゲーム作中のムーンサイドはこちら動画の中盤で確認できます。
5) The Beatles - "Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)" @砂漠
ビートルズもガッツリ登場しています。
作中では、とあるキャラクターと砂漠で歩くシーンで登場します。
これは事前情報なくても気づけそうなくらい特徴的ですね。
6) The Beatles - "All You Need is Love" @最低国
またまたビートルズ!特にイントロ部分なので、フランスの国家ラ・マルセイエーズのイントロと同一です。
「ビートルズが拝借したラ・マルセイエーズのイントロフレーズ、を更にサンプリングしたMother2」という孫引きみたいなことが起きています。
作中では、こんな場所で使われています(ネタバレ度が強そうなので、ここからはリンクのみにします)。
7) The Beach Boys - "Deirdre" @かなり最後の局面
最後はビーチボーイズ。読み方はデアドラまたはディードリ。アルバム"Sunflower"に収録されています。アイルランドの神話に登場するキャラクターだそうです。
イントロを聞いただけで、Mother2全クリ経験者はきっと「あそこだ!」と声を出してしまうことでしょう。
Mother2ではこんな曲に仕上がっており、こんな場所で使われています。
最後に
Mother2ネタは毎回楽しく筆が進むので、きっと今後も執筆するこでしょう。最後に出典リンクなど貼っておきます!
出典
参考
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