現在地を明確にする。
こんばんは!
「ブランデーケーキ」と書かれたお菓子を何故かチョコケーキ(ブランデー風)だと思って買ってみたら、チョコ要素の欠片もない、紛れもないブランデー味(濃い目)のケーキでした。当たり前ですね。酔っ払ってるわけじゃありません。中窪です。
今回は、わたしの視点からみた業態変更&改装に至るまでの経緯と、その間に個人的に思っていたことやら気をつけていたことなんかを書いてまいります!
発酵建築、発酵Bar、そして発酵惣菜やさん。
10-11月 「漬け物のための菌を育てる発酵建築をつくる」
12-1月 「若者をターゲットにした、アレンジ発酵惣菜のBarにする」
4月〜 「テイクアウト中心の、発酵惣菜やさんにする」←イマココ
インターンとして働き始めてから半年以上が経ちましたが(怖!)、その間結のはじまりの店舗の使い方構想は、このような変遷を辿っています。
先日女将と振り返ってみて、改めて「あっちこっち行ってんねえ〜!」と大笑いしていましたが、ホントにあっちこっち行ってますね。。
1つ目の発酵建築は助成金申請辞退で、
2つ目の発酵barはコロナの再襲来で、
結果的には完全な形になることはありませんでしたが、最終的に3つ目「テイクアウト中心の発酵惣菜やさん」の改装&業態変更に舵を切ることになりました。
実は、そんなこんなで店舗の行く末が揺れている過程で、少しずつ覚えたわたしの「業」…というか、見えてきた役割があるんです。
「ねえ、今結ってどうなってんの?」
インターンとして働き始めた最初の頃、この質問を行く先々で様々な方に聞かれるたび、「えっと…」と大変戸惑っていました。
"きっと店舗のことを聞いているんだろう、休業中ですって言えば良いんだけど、いやでもかおりさんは他の事業もやっててそっちのことも含めて聞いてるんだろうか、あれ、待ってコレ、勝手に答えて良いんか???"
とりあえず、「すみません、コロナとかもあって今休業中で…」と無難に答えるものの、"間違った余計なこと言ってないないだろうか…"、と帰宅後もちょっと気になってしまう、みたいな事がよくあったんですね。
というのも、今後の店舗をどうしていくのか・どうしていきたいのかについて、女将がめちゃくちゃ葛藤しているのを見ていたので、明日にでも変わるとも分からない途中経過をペラペラと話せないな、と思っていたんです。
それに何よりわたし自身、女将がNow今まさに、店舗についてどう考えているのかが分からない。。でも見た感じ、聞かないでオーラを発している。。。え、これどうしたら良いんだろう。
結局自分の中では完結しきれず、またもや直接聞いてみることにしました。
上手に、「待つ」
ダイアログタイムにて上記のことを伝えてみると、
「考え中のときは、あれこれ聞かずに待っててほしいんだ」
との返答が。聞かないでオーラ、合ってた。
そしてこの言葉を受けて、
<次にするべきことを理解しないと落ち着かない、せっかちな私>
<大きな事に関して、じっくりと考えたい女将>
という構図があること。
そしてわたしは「待つこと」ではなく「いつまで待てば良いのか、考えタイムの終わりはどう気づけばいいのか」がわからないことに落ち着かなかったのだ、ということに気が付きました。目から鱗もエラも落ちた。
なので、これを機に「聞いてほしくなさそうだな」という時は
「考え中の時は、考え中だから待って、ってハッキリ言っていただきたいです。そしたら、完全に決まるまではその話題についてはわたしからは振らないようにします。」
と伝えるようにしたら、だいぶ楽になりました。
それは、それまでボンヤリと心がけていた、「お店の大きな方針等には口出しはしない。ただし相談されたら誠実に答える。そして持っているプロジェクトと仕事は責任を持ってやる。」というインターン生としてのスタンスが明確になった瞬間でもあったのだと思います。(当たり前のことだけど、)
そして、現在地。
「店舗をどうしていくか問題」はその最たる例として、ずっと担当の定期便プロジェクトの方に忙しくなりつつも"待って"いた話で、つい先日、その「最終決定」を女将から聞いてホッとすると同時にワクワクしているところです!
決まればあとは走るだけ、ということで鋭意準備中の改装店舗ですが、その詳細についてはまたあしたに回したいと思います。
本日もここまで読んでくださり、ありがとうございました。おやすみなさい。。。。
【本日のいちまい】
いつぞやの弘前旅の一枚。
この時は浜通りあったかーい!って思ったけれど、さっきまで外にいたら息が白くなったので、やっぱり寒いです。
浜通りの魚をいただきます