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起業初期、「自信がなくて」立ち止まってしまった時に知ってほしいこと

「自信がない」という言葉をよく聞きます。
「〜したいけど、自信がない」「〜できる自信がない」という文脈で使われることが多いです。

これらに対するアドバイスとして、
経験がないから自信がつかないんでしょ?
 だったら、経験を積めばいいじゃん
」という言葉もよく聞きます。

「正論だなぁ」と思います。痛いほどに正しいです。
(グサッ!ドスッ!!という効果音が聞こえてきそうです)

でも、「経験を積めばいいんじゃないの?」と言われて動けるようになる人は、果たしてどれだけいるんだろう?とも思います。

「自信がなくて動けない」ときは、どうするといいんでしょうか。

私は、「(自信を持つことで)そもそも、何をどうしたいの?」と自分に問いかけることが大切だと思います。
場合によっては、「自信があるかどうかは問題ではない」ことも多いからです。

「自信がない」と同じ言葉を発していても、
背景にあるものは一人ひとり違います。

たとえば、私の考えでは、
「自信がない」の原因は三つのパターンに分かれます。

1)経験や実績、スキルがないせいで自信がない
2)矢印を自分に向けて、人の評価を気にしすぎているから自信がない
3)理想が高すぎて自信がない

1)経験や実績、スキルがないせいで自信がない

1つめのパターンは、積み上げてきたものが少ないせいで自信が持てないというものです。
このパターンでは、「自信がなくても取れる、小さな行動」を見つけられれば、前へ進んでいけるようになっていきます。
「最終的に何をどうしたいのか?」から逆算して、小さな成功体験を積み重ねるのです。


2)「評価」を気にしすぎている

まず、「安心して自分の気持ちを言葉にできる場所」や「他人の評価を気にせずに動ける心の土台づくり」が必要かもしれません。
また、商品やサービスを提供することで「自分がどう思われるか」を気にしすぎている可能性もあるので、「相手にとって、何をしたら、どういいか」と相手に焦点を合わせることも意識したいです。


3)理想が高すぎる

比べる相手や理想としているゴールが大きすぎて、自信がなくなってしまっているパターンです。
このケースで必要なのは、「今の自分にできることに気づくこと」だと私は思います。
「今の自分にできることで、役に立てる相手がいる」ことに気づくだけで、自分自身に対する捉え方や、世界の見え方が変わっていきます。

たとえば、「料理を仕事として教えるなら、料理を極めなければならない」と思っている人がいたとします。それは本当でしょうか。

料理を習いたい人の全員が、超一流の調理技術を持つ人から学びたいわけではありません。
「自分よりもちょっと料理上手な、親しみやすい人から学びたい」
「ズボラでもできる料理の工夫を教えてほしい」
「パートナーの胃袋を掴むレシピを学びたい」

など、求めているものはお客様によって違います。

これは、料理教室に限らず、どの世界でも言えることだと思います。
もしかしたら、自分が気にしている「自信がないから〜できない」は、そもそもが的外れの悩みかもしれないのです。

起業初期に必要なのは、自信ではなく勇気である

ここまで書いてきて思うのは、
「起業初期に必要なのは、(今の自分を超えるための)勇気だ」ということです。

私自身、起業してから1年半が経っただけの人間で、まだまだ「起業初期」だと思います。だからこそ、自分が「勇気を出した瞬間」のことを覚えています。

初めての有料セッションを募集するときに出した、小さな勇気。
「こんなことを書いちゃって大丈夫かな?」と自分をさらけ出す勇気。
「もう一歩踏み込んでみよう」と人と深く関わる勇気。

そして、私は今も、自分にとって新しいチャレンジの真っ最中です。
「はじめての売上をつくる 起業初心者のための6ヶ月講座」で、「見える化」を使って(受講生さんが)望む未来を作るサポートをしています。


もこもこの部屋着で身を包んで、息子のアンパンマンのブランケットを膝にかけながら、リビングの片隅で、コツコツとコンテンツ作りを続けています。

窓の外は、もう真っ暗。今年も残すところ、あと4日。


勇気を出して、仕事づくりの第一歩を踏み出したい方へ

なかがみ みほ の「初めての売上をつくる 起業初心者のための6ヶ月講座」は、現在モニターさん向けに0期を開講中です。1期開講は、5月〜6月を予定しています。

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グラフィックレコーダー・講師
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