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自分のエネルギーを抑え込んで、小さく縮こまった生き方はもう終わりにしよう!っていう話

「人間ってエネルギーだよね」と思っているんだけど伝わらないですよね?笑
でもエネルギーの使い方、扱いによって生きづらくなっていることもあるんです。


人生応援カウンセラーのmingoです。
今回は『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みに回答します。

ココロノマルシェとは…

根本裕幸カウンセラーの「お弟子卒業生」たちが、みなさんから寄せられたお悩みを受け付けている掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、ぜひご利用ください。

日頃から何となく何かに抑えつけられているような気がするとか、自分で抑え込んでいる自覚がある、など本来の自分を隠して生きているとうまくいかない場合が多いんす。。。

「自分を持て余してしまう」というひよこさんのお悩みですが、実は他にも抑え込んでしまっている人、多いのでは?と思います。

🔸今回のご相談🔸
『自分を持て余しています』

『自分を持て余しています』
相談者:ひよこさん

いつもありがとうございます。
人嫌いなのに人が好き、という矛盾した感情で悩んでいます。
34歳女性で、コミュニケーション能力は低めで相手の話を聞くより自分が話したいことを話す(しかも毒舌気味)という自覚があります。毒舌を抑えるため、普段はほぼ家族とだけしゃべり、上司や同僚とも最低限の会話です。家族(既婚です)にはよく喋ります。家でも歌を歌いまくったりノリノリです。中学生まではノリノリの体育会系部活にいましたが、いじめの輪に加担してしまい(中心ではなかったのですが)、反省して高校生は(中高一貫)文化系の友達の輪に入れてもらいましたが、結局いじめた子の友達などから「なんで同じグループにいるかわからない」とか聞こえるように言われるくらい、自分の振る舞いに無自覚なところがあります。今も客観的に自分を見るのは苦手ですし、高校生以降人と仲良くなるのも苦手で、友達は0人です。結婚相手は結婚相談所で見つけました。家族と仕事のみエネルギーを注げばいいため、かなり尽くしており、今のところ家族仲はいいと思います(多分)。

先日、傾聴研修(オンライン)があったのですが、グループワークでなかなか集中できず、自分の話したくないこと(子供の頃の思い出など)を話さなくてはいけなくなったためか、ずーっと不必要にニコニコしてしまい、相手に「悲しい話もニコニコしててわからない」と変な人扱いされてしまいました。私も自分で自分がよくわかりません。その他にも、頑張ってグループワークをやったのですが、頑張って参加すると頬が赤くなったりしていて、まさか発情してるのか?(グループは男性ばかり)と思ったり、やはり自分がわかりません。研修なのによく思われたいとか思ってしまっていて、終わったらどっと疲れます。変な人扱いされた、ニコニコしなきゃよかった、なんで普通に振る舞えなかったんだろうとモヤモヤしてしまいます。こんなに執着するなんて、人が好きなのか?とも思います。

今まで何年も社会人をやっていますが、雑談が苦手なため上司と仲良くなれず、結果アドバイスなどもあまりもらえず、「なんのために上司は、いるんだろう。ハンコだけ押してくれればいい」と思ってしまいます。あなたがそうだよと指摘されたわけではないのですが、「人をものとして見ている」と言う言葉にドキッとしたことがあります。父親に対しても、高校生くらいのときにお金さえ出してくれればいいと思っていたフシがあります。もっと小中学生の頃から寄り添って将来の進路、社会の仕組みなど一緒に考えてほしかったと思っていますが、よくわからないまま相談もできずにとりあえず勉強していました。書いていると、今も仕組み(仕事では何を評価されるのか、どんな振る舞いが適切なのか)を明確にはわからないまま、ずっと1人で頑張っている感じがします。自分が我慢すればいいと思うフシも小さいころからよくあります。
社会で1人で頑張るという生き方を変えたほうが楽になるのかもしれないと思いつつ、なかなか一歩が踏み出せません。プライドが高いほうかもしれません。根本先生のライフワークグルコンでは、かなりエネルギーが高いほう、とにかく働くことと言われたので、平和利用したいと思っています。
なにかアドバイスをいただければと思います。
よろしくお願いいたします。

🔸回答はこちら🔸
ひよこさん はじめまして!

ご相談ありがとうございます。
人生応援カウンセラーのmingoです。

自分を持て余しているというご相談、楽しく(?)読ませていただきました。
本当はエネルギー高めなのに、抑えつけて生きているのかなとお察しします。

そりゃ大変ですよね、、、

ひよこさんの文章からはとても頭の回転が早くて、明るくノリノリのエネルギッシュさを感じるのですが、普段はそこを隠しているということですよね。

そんな自分を抑えるようになったのは、
高校生のときの

>高校生は(中高一貫)文化系の友達の輪に入れてもらいましたが、結局いじめた子の友達などから「なんで同じグループにいるかわからない」とか聞こえるように言われるくらい、自分の振る舞いに無自覚なところがあります。

という出来事があってからでしょうか。

「高校生以降人と仲良くなるのも苦手」ということなので、やはりこの時期の出来事がトラウマのようになっているのかなと思います。

また、毒舌を禁止したのはいつ頃からでしょうか。
これも高校生の頃ですか。

友人の言葉を受けて、自分の振る舞いに無自覚だと思ってしまっった辺りから、本来の自分を否定して「こんな自分を表に出してはいけない」というマイルールを持つようになったのでしょうか。

>自分が我慢すればいいと思うフシも小さいころからよくあります。

という辺りも関係しているのか、この辺はお話を聞いてみないとわからないのですが、「自分の話したくないこと(子供の頃の思い出など)」とありますので何かヒントがありそうですね。

長年自分を抑えつけていると、自分のことがよくわからなくなります。

ひよこさんは、家族の前では本来の自分を出せているようなので大丈夫かと思いますが、感情も抑えつけているとそのうち感じなくなってしまうので注意してくださいね!

人は成長する過程で「本来の自分では愛されない」と感じると、その自分を隠して「愛されるための仮の自分」を演じて生きてしまいます。

それが慣れっこになっていくので隠していることや仮であることさえ自分でも忘れてしまうのですが、隠し続けていると、何かしら問題が起きたり、悩みが尽きなかったり何か違うと感じたり、、、

と『それは違うよ』というサインのように現れることがあるんですね。

それが今のひよこさんの状態かもしれません。つまり、本来の自分を取り戻しましょうということです。

大きなエネルギーを持っているのに、それを隠そうとしているから持て余してしまう。

鳥に例えると、鷲とか鷹、ダチョウのような
強いエネルギーを持っているのに、それを「ひよこ」に収めようとしているから上手くいかないし、収めきれなくて溢れ出ている状態。

そんなニックネームをつけるひよこさんのセンス、私は大好きです。笑

人嫌いなのに人が好きという矛盾について、これは想像ですが、ひよこさんの脳内会議で過去にこんなやり取りがあったかもしれません。

「毒舌な自分は嫌われるから出してはいけない 、これからは絶対出さないように!」

「無理だよ、自信ないです、、、」

「それなら喋らなければいい」

「えー、喋りたいよ」

「でも喋ると出毒舌が出てしまう恐れがある….。
どうしても喋りたいなら必要最低限にしなさい」

「そんなことできるかな、、、
そうだ!いっそのこと人嫌いになろう」


というわけで「私は人嫌いである」という思い込みを作り上げた。(仮定)

この脳内会議の結果、人を嫌いになるために「人をものとして見る」という技を使うようになったのかもしれません。

仮定ではありますが、あながち間違っていないのでは?と思いますがどうでしょうか。

きっと本当は人が好きなんです。
コミュニケーションも取りたいし仲良くしたい。

でも毒舌が出てしまうし、無自覚な振る舞いをしてしまうかもしれない。

そうすると嫌われるし相手を傷つけるかもしれないので、人を好きでいることを禁止してしまった。

毒舌を禁止しているということは、ひよこさんは人を傷つけたくないという想いも強く持っているのではないでしょうか。大きな愛の持ち主なんですね。

でも、そろそろ本来の自分で愛される生き方をする時期かもしれません。

マツコ・デラックスさんのように、毒舌でもたくさんの人に愛されている人もいます。毒舌なひよこさんに魅力を感じる人もいますよ。

万人受けはしないかもしれないけど、そこが個性であり魅力だと思います。

実は私も毒舌気味なところがあり、以前会社で「お前は一言多い」と嫌がられたことがあります。

でもその反面、「その一言がいいんだよね」
と仲良くなった人もいて、その友人とはもう20年以上の付き合いです。

毒舌のおかげで、信頼できる一人の大切な友人ができたんです。

そんなわけで、私からの提案は、
『本来の自分を出して生きる許可を自分に出すこと』です。

ひよこさんも毒舌な自分も、時にはおかしな振る舞いをしてしまう自分も許して受け入れていきましょう。そうして表に出すことも許可しましょうね。

それから、いじめに加担してしまった過去の自分を許せているか?についても自分に問いかけてみてください。
もし許せていないと感じたら、今からでも許してあげてください。

これは「いじめを許容する」という意味ではありませんので誤解しないでくださいね。
一般的にはいじめは良くないことで、しないほうがもちろんいいのですが、心理学的には、当時はその選択をした理由があるはずで、そうするしかなかったのかもしれません。

でも、ひよこさんはもう十分反省したと思いますので、自分を罰し続けるのはやめて、これからはその経験を前向きに活かしてみてはどうでしょうか。

そうして自分に許可を出していくと、人が嫌いでいる必要もなくなり、「私は人嫌いである」という思い込みも使わなくて済むので矛盾もなくなると思いますよ。

研修中に不必要にニコニコしてしまったり、急に発情したりするところもかわいいじゃないですか。(あ、発情はしてない?笑)

それも自分を抑えているから出てしまったのだと思います。
普通に振る舞ったら相手の気を悪くしてしまうかもという恐れもあったのかもしれません。

そんなひよこさんは、相手を気遣う思いやりのある魅力的な方だなと思います。本当の自分で生きたら、きっとその魅力がもっと外に溢れ出て「それが好き」という人と自然と上手くコミュニケーションできるようになると思いますよ。

応援していますね!
毒舌の許可が出せたら、ぜひ『毒舌相談文』をお送りください。
楽しみにしています。笑

mingo

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