見出し画像

お風呂場は危険が潜む

ついこの前の土曜日のこと。
お風呂に入る準備をした。
次の日は妹の誕生日だから、お風呂出たらセルフネイルをしようっと♪その前に好きなバスソルトを入れていい香りに包まれよっと♪

バスソルトを両手に持ってお風呂の扉を開く。
その時、足を滑らせてしまう。
何とか体制を整えようとあがいたが、虚しく…。
どすっ!

いってぇーー

すぐ起き上がり(座るような状態)頭を触る。
頭をドアの枠に強打したのがわかったのだ。
名探偵コナンで毛利のおっちゃんが後頭部をぶつけたイラストを思い出していた。ドジやっちゃったよ。

まずいことにはなってなさそう?
一応お風呂の呼び出しボタンを押して母を呼んだ。
「どうしたの?すごい音が聞こえてきたけど?」
滑ってコケて頭打ったみたい…。と説明。
妹も少しだけ覗き、状況がわかると2階へ行った。

母はさっと確認した。
血は出ていないし、外傷はひどくないらしい。
「とりあえず、1度服着て部屋に戻る?」
そうしよう。

しかし、立ち上がろうとしてもうまく立つことができない。頭の中で血がぐるぐると駆け巡る感覚が私を襲った。

私の頭の中でたくさんのことが思い浮かんだ。
え?これって、あとでくも膜下出血になるパターン?
くも膜下出血で元上司が亡くなったことも思い出した。たまたま病院近くで倒れたのにダメだったと聞いている。
くも膜下出血ってめちゃくちゃ頭痛くなるんだよね?頭痛いよ〜痛いよ〜って言いながら死ぬの?

死ぬ恐怖よりも、これから頭が痛くなってきて苦しみ続けるかもしれない恐怖に襲われた。

うわーーーー!わーーー!!

という声を出し、数十秒パニックになってしまった。素っ裸でパニックになる私に、母はビックリしながらも、がしっと支えてくれた。

続く

実は、お風呂場は危険がいっぱい!

温泉大国、日本!
日本人はお風呂に入るのが大好きな方もいらっしゃるのではないかと思う。私もそのひとり。

しかし、お風呂に入る時は素っ裸!丸腰状態なのだ。一人暮らしをしていたり、すぐ誰かを呼べる環境じゃなかったりする。だから何か起きてからでは遅いこともあるのだ。

私が思いつく危険は…。
①今回みたいに滑ってコケる。
→打ちどころが悪いと亡くなることも。
②長風呂しすぎてのぼせる。
→ふらついてコケたり、脱水症状になる。
③酔っ払っている状態で湯船に入る。
→溺れる可能性がある。
④湯船で眠る。(半分気絶している状態らしい)
→お湯が冷めて風邪をひく。知らないうちに溺れる。
⑤寒い冬に熱いお湯に入る。
→温度の変化が激しく、高齢者はヒートショックを起こす方がいらっしゃる。
⑥お風呂掃除で洗剤を混ぜて使う。
→混ぜるな危険を混ぜてしまうと命の危険がある。

思いつくだけでもこんなに危険が潜んでいる。それなのに、毎日のことで当たり前過ぎて、そのことを忘れている。
気をつけないといけないんだと思わされた出来事だった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?