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11月2日(月)第30回東京国際映画祭レポート。夫の愛人にお手伝いさん扱いされる正妻『After Love』推します!『家なき子』『鈴木さん』

本日から第30回東京国際映画祭に参加しております。
出来る限り毎日レポートを書くつもりです。

うれしいことに、一本目から大好きな映画に出会いました!

『アフター・ラヴ』イギリス映画 アリーム・カーン監督作


主人公のメアリーはイギリス人ですが、パキスタン人の夫と結婚するときにイスラム教に改宗してるんです。

その夫が急死してしまい、寂しさが募るメアリー。
夫の残した留守電を何度も聴いて、寂しさを噛みしめています。

ところが、夫の財布の中身を見ていたら、見知らぬ女性のIDカードが!

夫の死後に浮気相手の存在を知る

なんて、やなパターンです。

相手の女性のところに乗りこんで行って、「私が妻ですけど!!!!」

とマウント取ってやろうと思ったら、なかなか言えない優しいメアリー。、

浮気相手から「掃除のお手伝いさんでしょ?」

とかいわれ、
なぜか掃除させられる正妻メアリー。
途中までお手伝いさん扱いされて、家族に入り込んでいて
いつバラすのかなと意外とドキドキしました。
展開が面白かったです。

そして、メアリー役ジョアンナ・スカンランの普通の人っぽさがたまらなく愛しい♡

想像します。

夫の浮気相手を見に行くとして、美人すぎてもひくし、
ブサイクすぎてもなんかイヤだけど、
一番イヤなのは、「え?こんな人?」という意外な相手ですね。私の場合。

とか思いながら見てました。

夫の死後にメアリーの元にやって来た新しい関係性。

愛のあと、もしくは、愛の先ってあるんですね。
アフター・ラヴ(愛のあと)と言うタイトルがピッタリの映画でした。

11月2日(月)に鑑賞した映画

『家なき子 希望の歌声』アントワーヌ・ブロシエ
ダニエル・オートゥユ、マロム・パキン

子どもたちにすすめたい。
純粋な心のまま大人になることはできないのかな。
ああ、子どもの歌声って心にしみる。

『鈴木さん』佐々木想監督
いとうあさこ主演
45才を過ぎて結婚していないと、市民権がはく奪される世界のはなし。
兵役につけばはく奪されません。
鑑賞前の想像とまったくちがうストーリーでした!発想がスゴイ。
だけど、45歳以上の未婚女性が兵役に行かされる
という方のストリーを見たかった気もします。




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