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【道徳② 人物を取り上げる 道徳 授業】

これまで、たくさんの
人物を素材にした
道徳の授業を作ってきました。

世界的な偉人では 
ネルソン.マンデラ
カンジー
マララさんの授業も作りました。

日本人では
柔道の阿部一二三選手
篠原選手
イチロー選手 
大谷選手も授業化したことがあります。

ただ授業を作るうえで、
極めて大切なポイントが1つあります。

それは、

伝えたいことを明確に絞る

ということです。

特に最近は

数年前と違い

調べれば情報というのは
あっという間に、
入手することができます。

大谷選手 1人 とってみても  
授業化する素材は
山のようにあります。

努力の継続 
周りへの優しさやコミュニケーション
運を拾うためのゴミ拾い 
計画的な目標設定

等々

道徳の素材が大谷選手の周りには溢れています。
どうしても、あれもこれもと伝えたくなる。
それを1つに絞るのです。

僕は努力の継続で、授業を作りました。
ヒカキン、
炭治郎3人をベースにして、授業を作りました。
ご覧になった方もいるかもしれません。

全て、努力の継続という視点で、
3人をくくって作ったのです。

では、
イチロー選手を授業化する場合 

皆さんは何を伝えたいと思うでしょうか?

僕はイチロー選手を通して

物を大切に扱う

という授業を作りました。

イチロー選手が物を大切に扱う。

その1点に搾り

エピソードを使い 授業を作りました。

いらないものをとことんまで削り、伝えたいメッセージを明確にしました。

基本的に
テレビや様々なメディアというのは

その人物の素晴らしさを
実に多くの視点から伝えています。

その方が多くの人の琴線に触れるからです。

しかし 授業はそれでは、うまく行きません。

子供たちに何を伝えたいのか?

ということを明らかにして

授業を行う必要があります。

授業を作る際に

そのような視点を持っているかどうか?

そして その視点をもとに、
どのように組み立て 
どのように 焦点化していくのか?

そのあたりが 授業づくりでは極めて大切なのです。

先日のせんり道徳特別例会でも 

歴史上の偉人、現在の偉人を扱った事業が4本ありました。

杉原千畝
渋沢栄一
志村けん
植松努

どれも、大変 明確にねらいが示された授業でした。

今後 映像とコンテンツを販売する予定ですのでよろしければ是非 ご購入ください。


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