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近代西洋500年が逆回転しだし,世界の地軸が動いた

<初めに>
現在,我々は人類史の大きな分岐点に立っている。
2024年という年号は,1776年(アメリカ独立宣言),1789年(フランス革命),1917年(ロシア革命),1991年(ソ連崩壊),コレらの歴史と並ぶ年号として後世に刻まれる
自分,峯岸の読者は理解あるとおり,この事を2018年に予言した。
人類史を振り返れば分かるとおり,人は歴史的大動乱の渦中では,往々にして自身の立ち位置に気づかない。
ましてや日本人は世界で最も孤立し,メディア(テレビ,新聞,雑誌,ラジオ)という悪辣な既得権益機関に依存しきっているため,脳が壊死した。
だから日本人は目と耳が正常に機能しない,情報を遮断された哀れな羊の群れとなっている。
日本人が崇め奉るアメリカ帝国は瓦解する。
来年2025年は第2次世界大戦の終戦から80年である。
自分,峯岸の読者は理解あるとおり,人類史は80年の周期で回っている。
この上に100年〜120年の周期で回る世界覇権の移転がある。
人類は今この2つが重なった地点に立っている。
アメリカの世界覇権は2008年のリーマン・ショックと2020年のコロナ・ショックで大打撃を受けながらも粉飾で誤魔化しながら平常を装ってきた。
だが,この誤魔化しが,いよいよ限界に達した。
その矛先が大統領選で争うドナルド・トランプに向けられた。
これからG7(日本も入ってる)という,未だに先進国ぶっている終わった衰退国家群が財政破綻という形で大きく崩れていく。
コレが火元となり世界は恐慌へ突入する。
FRB(連邦準備制度理事会)とECB(欧州中央銀行)と日銀(日本銀行)という,今の世界経済をボロボロにした元凶,世界の害悪3組織が,通貨を無制限にジャブジャブと刷り散らしてきた事,そして同じく財務省がジャブジャブと国債を発行しまくってきた事,この2つが原因で債券市場が暴落する。
リーマン・ショックとコロナ・ショックは株式市場の暴落である。
だが迫り来る世界恐慌は債券市場の暴落だ。
債券市場は株式市場の100倍規模の取引量がある。
だから諸刃の剣で,暴落すれば与える破壊力は株式暴落の100倍となる。

れいわ新選組の代表の山本太郎が「自国通貨建ての国債を発行できる国家は財政破綻しない」と,支持者(信者)へ向かって堂々と言い放っている。
そして彼の仲間の藤井 聡(京都大学大学院教授)という,財務省の敵のフリをして国民の味方のフリをしているバカ御用学者が連携し,MMT(現代貨幣理論)という詐欺理論を展開してバカな国民を欺している。
では,なぜ自国通貨建ての国債を発行しているアメリカがデット・シーリング(米国債発行上限)を何度も突破して政府機関が止まる事態になるのだ?
財政破綻したから決算を粉飾(お手盛りで帳簿を改ざん)してるではないか。
何が財政出動(積極財政)だバカどもが。
毎年毎年アメリカ様へ貢いで,今はウクライナにも貢いで,そんなカネが国内の何処にあるんだバカどもが。
財務省が発行する国債を日銀が引き受けて収支の穴埋めをしているのに,どうやって景気対策の資金を出すのだ。
アメリカやウクライナや世界各国に貢ぐカネがあるなら,とっとと能登へ復興資金を出せ。
今のG7は売り上げ(利益)が無いから子会社に負債を移して健康体を装っている借金だらけの企業経営者と同じである。
だから化けの皮が剥がれる。
もう答えは出ているが,頭の悪いバカな国民にも分かるように,これからコイツらMMT論者の詐欺師どもと自分,峯岸が,どちらが正しかったかハッキリする。

これからUnited NationsやIMF(国際通貨基金)や世界銀行など,世界の国際機関がニューヨークとワシントンから中央アジアに移転する。
世界の中心がユーラシア(ユーロシア)大陸へ移る。
アメリカと欧州が中心の世界体制は終わるのだ。
だから全身ズッポリと欧米に浸かって抜け出せない,現実を直視して受け入れる事が出来ない日本人(日本人の99%)は,もうユニヴァースな世界で生きていく事は出来ない。
死ぬまで大好きメタヴァースな世界に閉じ籠もるといい。
このように自分,峯岸から冷酷に,ハッキリと人生の引導を渡しておく。
沈みかけた船の中でも座席争いをヤメられない,所属集団でのポジション取りしか出来ない今の劣化した日本人のままでいたくなければ,自身の身の振り方を真剣に考えなさい。
その手助けとして自分,峯岸のnoteがある。




◆近代西洋500年が逆回転しだし,世界の地軸が動いた◆

【ハザール人の末裔,chabad lubavitch】

今,欧米グローバリストたちがパレスチナで自作自演テロを展開している。
目的の1つは,ウクライナでの代理戦争と同様に支援を募り,世界中から莫大な資金を巻き上げる事だ。
そしてイスラエルに戒厳令を敷き,軍事政権の樹立を正当化する事。
軍事政権が発足すれば首相のベンヤミン・ネタニヤフを含む欧米グローバリストの犯罪が揉み消され,イスラエル国内では法の裁きから逃れられるからだ。
そうして,その先の最終目的はハザール王国の復活である。
ウクライナでの代理戦争とイスラエルのガザ侵攻は深く繋がる,欧米グローバリスト(ハザール人の末裔)の1200年に及ぶ深慮遠謀である。
自分,峯岸は,昨年(2023年)11月に投稿した『日本人が知らない5000年の人類史』で,このハザール王国についても解説した。
ココに書いた事はメディア(テレビ,新聞,雑誌,ラジオ)に出ている見識の欠片も無いバカ御用学者どもでは誰も理解できない。
そして一流と呼ばれる大学を出て一流と呼ばれる企業へ入社してエリートと呼ばれるビジネスマン程度の知能でも理解できない。
だが有能な日本国民1%(100万人)に入る自分,峯岸の優れた読者は理解できる。
6世紀に今のウクライナの地でハザール王国が建国された。
このハザール王国を創ったのはヒクソス(ヒッタイト)という古代アッシリアに居たトルコ系の遊牧民族である。
中央アジアからエジプトに攻め入り,エジプト中王朝を滅ぼした。
彼らはモレク神(バール神,セト神)という異形の神を信じていた。
そして周囲の国がイスラム教に改宗する中,ユダヤ教を取り入れてユダヤ国家となった。
9世紀後半,ハザール王国はロシアの最初の国家であるキエフ公国と,その周辺国によって滅ぼされた。
ソレ以降ハザール王国はロシアに深い恨みを抱き,西欧はじめ各地に離散した。
彼らはユダヤ人を名乗り,中世の迫害やホロコーストの苦難を潜り抜け,第2次世界大戦後の1948年にイスラエルを建国する。
このハザール王国の血を引くのが17世紀に生まれたchabad(チャバド。正式名chabad lubavitch=チャバド・ルバヴィッチ)というユダヤ教を信奉するカルト組織である。
世界大戦を勃発させ,人類の9割を殺して残った人間を奴隷化させるという狂信的思想を持つ,子供を殺して生け贄にする儀式を行う集団だ。
ドナルド・トランプの娘婿であるジャレッド・クシュナーがココに属する。
日本人には信じられないだろうが実在する組織だ。
自分,峯岸は,中華圏で発信している有料ブログと動画で,証拠を含めて配信した。
昨年(2023年)12月10日,ニューヨークで大きな騒動が起きた。
チャバド本部にニューヨーク警察が乗り込み,違法建築の地下施設をコンクリートで封鎖しようとしたところ,教団の信者たちが抵抗して乱闘を始めた。
この異常な騒動の動画が世界へ拡散されて大きな話題となった。
地下施設の内部に血で染まった子供用の椅子やマットレスなどの衝撃的光景が映し出されたからだ。
生け贄を殺した後,自身を浄化する風呂が見つかった。
この地下施設で多くの子供たちが拷問され,生け贄にされていた。
中華圏で発信している有料ブログで公開したが,自分,峯岸(MNSI峯岸国家戦略研究所)にアメリカ政府高官の内部告発者から恐ろしい資料が寄せられた。
その資料に施設で拷問されていた児童の詳細な記録が記載されていた。
施設に収容された子供たちは幼児期から思春期までの間,継続的に拷問を受けている。
FBI(連邦捜査局)の統計によると,アメリカでは年間4万人の子供が行方不明となり見つかっていない。
バイデン政権下では南米から来た85000人の子供が行方不明になっている。
またウクライナでは6万人の子供が不可解な消え方をしている。
この子供たちは儀式で犠牲になっている。
この昨年末の騒動は,チャバドを摘発する為に本物のユダヤ人勢力が仕掛けた工作の一環である。
昨年(2023年)12月10日にアルゼンチンの大統領に就いたハビエル・ミレイが,当選直後にチャバドの本部で儀式に参加して子供を拷問に掛け性的快感に達していたという情報もある。
因みにアルゼンチンは年末30日に急遽BRICSに加盟しない方針を決めている。
昨年8月の南アフリカはヨハネスブルクでのBRICS会議で前政権がBRICS加盟を表明していたが撤回したという事だ。
この事からもハビエル・ミレイがG7側へ寝返り,儀式に参加した信憑性の高さが見て取れる。
chabad lubavitch(チャバド・ルバヴィッチ)は元々サバタイ・ツヴィ(1626年〜1676年)と,彼の生まれ代わりと主張するヤコブ・フランク(1726年〜1791年)が創った一派で,ユダヤ教ではサバタイ派(sabbatian=サバティアン),フランキスト(sabbatian frankist)とも呼ばれる。
サバタイ・ツヴィは17世紀のトルコで自ら「messiah=メシア(救世主)」と名乗り,100万人ぐらいの信者を集めた。
チャバドは神の手でなく,自らの手で世紀末預言を実現しようとする。
旧約聖書の『エゼキエル書』と新約聖書の『ヨハネの黙示録』に出てくる2大大国,ゴグとマゴグの戦いが起き,人類の9割が殺し合って死に,生き残った者たちを自称ユダヤ人の奴隷にするというカルト思想を持っている。
チャバドの視点で見ると,世紀末はゴグとマゴグの戦いである。
ウクライナでロシアとNATO,中東アラブ世界でイスラエルと中東諸国連合を戦わせ,第3次世界大戦を引き起こす計画を実行している。
もちろん普通のユダヤ人は自らの手で世紀末預言を実現する事も,人間を奴隷にするなどという思想は持ち合わせていない。
昨年末(2023年末)のイスラエル調査で,ユダヤ人たちが「チャバドを批判する事は反ユダヤ主義には当たらない」と言った。
チャバドはユダヤ教徒ではないからだ。
一般の良心的なユダヤ人にしたらチャバドと一緒にされたら大迷惑なのだ。
YouTubeやXやFacebookなどで世界情勢を発信している者たちが,よく「ユダヤ金融」「ユダヤ・マフィア」という言葉を使っている。
だが自分,峯岸は,こういう誤解を招く言葉は絶対に使わない。
ソレは前述したとおりカルト思想を持つユダヤ人と普通のユダヤ人は全く違うからだ。
差別の批判があってはダメだからだ。
日本人は世界の宗教や各種の思想を理解できていないので,この感覚が分からない。
だから人類史を学ぶ事が重要なのだ。
チャバドの源流はハザール王国(6〜10世紀)に行きつく。
ユダヤ人は今のパレスチナに居たスファラディ系と,ハザール王国から東方,スラブ地方へ流れたアシュケナージ系がいる。

読者に理解してほしいのは,このチャバドを含むカルト思想集団は一般のユダヤ人(ユダヤ教徒)とは違う事だ。
ココを区別しなくてはいけない。
このハザール人の末裔でユダヤ教徒のフリをしている者たちは本当(本物)のユダヤ教の信者ではない。
彼らハザール人の末裔=欧米グローバリストたちは,世界の国際機関(United Nations,IMF=国際通貨基金,BIS=国際決済銀行,WHO=世界保健機関など)や多国籍企業(GAMAが筆頭)だけでなく,W杯(FIFA)と五輪(IOC)の利権も持ち,世界の金融,経済,政治を最高度から動かしている。
この上層部をoctagon group(オクタゴン・グループ)と言い,本部はスイスにあり欧米の王族や貴族や財閥で構成されている。
本部のあるスイスのレマン湖周辺には,約40の
国際機関,180の各国外交常設使節団,400を超えるNGO(非政府組織)が点在している。
このオクタゴン・グループは欧米グローバリストの政治局や幹部会と言える上級機関で,世界経済フォーラム(ダボス会議)を主宰していたクラウス・シュワブ(2024年5月に会長職を辞任)もメンバーの一人である。
彼らは歴史的にエジプトのファラオに繋がると自称している者たちで,自身らがファラオの正式な後継者で神だという発想を持つ。
彼らは宗教担当(ヴァチカン),金融担当(ロンドン・シティ),戦争担当(ワシントン)の,大きく3つに分かれている。
欧州の王族の血筋は旧約聖書に出てくるダビデ王に繋がるユダヤ王家,共和政ローマのカエサルが祖のローマ王族に遡る。
総じてダビデとカエサルの子孫の混血だ。
その中から19世紀にイギリス王室と繋がるユダヤ系のロスチャイルド家が台頭し,金融の力で権力を振るってきた。
一方アメリカのグローバリストは同じくユダヤ系のロックフェラー家だ。
19世紀はロスチャイルド家の時代だったが,1931年にスターリング・ポンド体制が瓦解してイギリスが世界覇権国から陥落し,20世紀はロックフェラー家(アメリカ)へ世界覇権が移った。
前回,トランプを支えているのが米軍の改革派と解説したが,彼らはユニテリアン(キリスト教プロテスタントの一派)の系譜である。
彼ら中世欧州における世界最高峰の知識人集団であるユニテリアン=フリーメーソンがアメリカ独立革命,その後のフランス革命,そしてロシア革命を主導した事も解説してきた。
彼らは能力主義を信奉し,まさに今の日本の政治体制のような世襲制を強く反対している。
だからガリレオやパスカルやデカルトやニュートンやライプニッツやジョン・ロックらが結集していたのだ。
そしてヴァチカン=ローマ・カトリック教会の上部組織であるP2ロッジ(イエズス会)から派生したP3も世襲制を反対している。
彼らが改革派で,ココに今は米軍の正規軍とイーロン・マスクが入っている。
前述したとおり,ハザール人(ハザール王国)の起源はエジプトに攻め入り滅ぼしたヒクソス(ヒッタイト)というアッシリアに居た遊牧民族である。
インドや欧州語を話す部族だ。
このヒッタイト人たちが崇拝していたのが,山羊の顔をして二股の尻尾を持った異形の神だ。
この神を前述したモレク神,バール神,セト神と呼んでいる。
自分,峯岸は,このヒクソスたちが他の民族を奴隷化して管理するという帝王学を持っていたと見ている。
この思想がハザール人の末裔である今の欧米グローバリストの世界管理,人口削減計画に繋がっている。
トーラ(モーセ五書)に次ぐユダヤ人の精神的遺産であるタルムードでは,少女は3歳と1日を経れば結婚できた。
幼児性交が認められ「ユダヤ人でなければ欺しても殺しても構わない」とも書かれた律法だ。
新約聖書に「サタンのシナゴーグ(集い,会堂)」という言葉が出てくる。
ヨハネの黙示録3-9に「見よ,サタンの集いに属して自身をユダヤ人であると言う者たちには,こうしよう。実は彼らはユダヤ人ではなく偽っているのだ」と記されている。
ユダヤ人のフリをしたサタン(悪魔)という事だ。
彼らは神など信じていない。
一神教(ユダヤ教,キリスト教,イスラム教)の信奉者ではない。
彼らが戦争や革命を起こし,歴史的な大きな自作自演の事件を捏造してきた。
ホロコースト(1930年〜1940年代)も彼らの末裔である欧米グローバリストが起こした計略だ。
ナチス・ドイツを使い欧州の600万人のユダヤ人を虐殺して追い払い,シオニストによるイスラエル建国(1948年)を成功させた。
ホロコーストは彼ら狂信的思想を持つ欧米グローバリストへの生け贄である。
だからナチス・ドイツもシオニストも,この思想を持つハザール人の末裔の手先である。
この者たちがウクライナでの代理戦争もパレスチナでの自作自演テロも司令塔となり裏から動かしている。

スタンリー・キューブリック(1999年3月 死去)の遺作となった『Eyes Wide Shut』(1999年 作)という映画がある。
この当時は実生活でも夫婦であったトム・クルーズとニコール・キッドマン主演のヒット作で,日本にも2人のファンが多数いるので観た方も多いだろう。
タイトルの「Eyes Wide Shut」はeyes wide open(目を大きく見開いて)もモジっており,キューブリックは,この作品に「目を見開いて見る」と「目を閉じる」の2つの意味を含ませている。
では,何を見て何を見ない(目を閉じる)方がいいのか。
この作品で,あるシーンが検閲でカットされた。
トム・クルーズが演じる内科医のウィリアムが招待状なくパーティに参加した事がバレ,全員の前で裸になる事を命じられる。
その時,身代わりになる女性が現れ,彼女の顔の皮膚が剥がされるシーンが撮影されていたという。
このシーンは実話で,キューブリックは意図的に盛り込んだのだ。
彼は完成直後,試写会の6日後に公開を待たずして不審な死を遂げた。
メディア発表では恒例の心臓発作だった。
この「Eyes Wide Shut」で,まさに前述した生け贄の儀式のシーンが出てくる。
コレが現実に行われているのだ。


【世界の権力構造】

以下に自分,峯岸が選出した表舞台に立つ権力者上位10選を御覧いただきたい。

この10人を見て意外に思う方がいるだろう。
このランクは個人の力ではなく,背後に居る勢力の大きさである。
2024年8月現在,粛清されたのは4位のチャールズ3世,5位のフランシスコ,10位のダヴィド・ド・ロチルドである。
3人とも欧米グローバリスト,つまりハザール陣営だ。
このハザール陣営と対峙しているのが世界体制を刷新しだしている改革派勢力である。
ハザール陣営はアメリカと欧州の2つに分かれる,だから欧米グローバリストなのだ。
アメリカは20世紀の世界皇帝デヴィッド・ロックフェラーの後を継いだジュニアが現在のロックフェラー家の当主で,このロックフェラー家が運営するジョー・バイデン政権,マグニフィセント・セブンのビル・ゲイツ(Microsoft創業者)などがメンバーで,G7(日本が入っている)とNATOもココだ。
マイダン革命の首謀者でウクライナでの代理戦争の火付け役である国務省No3(欧州ユーラシア担当)だったヴィクトリア・ヌーランドは粛清された。
欧州はP2ロッジ(イエズス会),ジェイコブ・ロスチャイルド(ロスチャイルド家 第4代当主),ダヴィド・ド・ロチルド(ロスチャイルド家パリ分家 当主),クラウス・シュワブ(ダボス会議の主宰者),フランシスコ(ローマ法王)などだ。
対抗する改革派も米軍派とSCO(上海協力機構)派の2つに分かれる。
各国軍人が協力する米軍派には,レイモンド宇宙軍作戦部長,前大統領のドナルド・トランプ,spaceX,Teslaのイーロン・マスクなどがいる。
脱・欧米,反NATOで団結するSCOグループは,紅い絶対皇帝の習 近平,ロシア正教をバックに政権を掌握する大統領のウラジーミル・プーチン,外相のセルゲイ・ラブロフ,インドの首相モディ,トルコの首相エルドアン,そして中東アラブ世界の雄,サウジアラビアのMBS(ムハンマド・ビン・サルマン王太子)らが属している。
この2グループの周囲にBRICSとの関係を深めている他の中東諸国,アフリカ54ヶ国,中南米,ASEAN(東南アジア諸国連合)の非G7がいる。
現在,改革派勢力による欧米グローバリストの粛清が絶賛進行中である。
現時点でもエリザベス2世,ノルウェーのハーラル5世,デンマークのマルグレーテ2世,ロスチャイルド家のドンで4代当主のジェイコブ・ロスチャイルド,イギリス王室ではチャールズ3世,カミラ王妃,ウィリアム皇太子,キャサリン皇太子妃,ヴァチカンは法王フランシスコ,アメリカは実質のウクライナの大統領だったヴィクトリア・ヌーランド,このように欧米グローバリスト,Moonieの大幹部らが次々と消えている。
アメリカは大統領のバイデンと民主党ネオコン派(軍需産業界)とビル・ゲイツらマグニフィセント・セブンのグローバリストが,米軍やトランプやイーロン・マスクらの改革派と激しい攻防を展開している。
ヌーランドの失脚を見て分かるとおりウクライナでの代理戦争はロシアが勝利し,ネタニヤフたちによるパレスチナでの自作自演テロは未だ第3次世界大戦へ進展しない。
ハマスを嗾けてイスラエルが反撃し,トルコとエジプトも含む中東アラブ世界が団結してハマスを援護射撃したところに中国とロシアが加勢する展開で第3次世界大戦を描いたが,戦火が広がらない。
欧米グローバリスト側の策略を見抜いているからだ。
だから大統領を暗殺されてアレだけ挑発されながらもイランは最小限の反撃で留めて手を出さない。
中国,ロシア,中東アラブ世界は大きく連帯している。
コレが自分,峯岸が,2018年〜2024年の視察,W杯で,王族,貴族,政府系ファンド筋らと接触して見えた世界の権力構造である。


【ハマスの先制攻撃はイスラエルとアメリカの自作自演】

昨年(2023年)10月7日,イスラエルはハマス(パレスチナを実効支配するイスラム組織)から奇襲攻撃を受けた。
このハマスの軍事部門であるアル・カッサム旅団は,イスラエルのモサドとアメリカのCIAが育てた武装組織である。
そのハマスがイスラエルを攻撃した。
このようにイスラエル建国時から紛争の火種は撒かれている。
だからイスラエルとハマスの対立は自作自演である。
そうして中東アラブ世界を煽動して世論を動かしている。
この事は世界の軍事研究機関では周知の事実だ。
日本(防衛省)は自分,峯岸の文献をコソコソ読んでいる者以外は誰も知らない。
付属機関の防衛研究所の無能なバカ研究員どもなど論外だ。

ロスチャイルド家が所有するイギリスの週刊紙The Economist(エコノミスト。表向きは新聞ではなく雑誌形態になっている)の2012年12月22日号の表紙を以下に転載するので御覧いただきたい。

このとおり紛争が10年以上前から計画されていた事は間違いない。
決定的は一週間前からエジプトのカメル情報大臣がネタニヤフに電話で「ガザで大きな事が計画されている」と,再三に亘って警戒を呼びかけていた事をエジプト当局がAP通信に明かしている。
だがネタニヤフは一切,動かなかった。
その大きな事を自身らが計画していたからだ。
欧米グローバリストの最終目標は,イスラエルvs中東アラブ世界を勃発させる事である。
その為にハマスを噛ませ犬で利用してパレスチナ人を虐殺し,イスラム教徒=中東アラブ世界を挑発してエジプトやトルコも巻き込み,ロシアと中国を誘き出して大きな戦争へ展開させたい。
まさに旧約聖書のエゼキエル書(38,39章)のとおりのエゼキエル戦争だ。
ハザール人の末裔である狂信的思想を持つ欧米グローバリストらが,この旧約聖書の預言(「予言」とは違う)を実行させたい。
コレを自身らに都合よく正当化して「神による民衆の救済」という思想を人々へ刷り込んでいる。
だからスピリチュアルやヒーリングや占いなどに傾倒して縋って生きている者たち,自分,峯岸の言葉で言う自身の頭で考えて行動できない,自身を信用できない者たちが「祈り」や「瞑想」などという言葉を使い,自身が洗脳されている事さえ気づかないまま欺されている。
この者たちは自身が前述したチャバドの思想に憑依されている自覚が無い。
こういう者たちにMoonie(統一教会)が巧みに入り込んで懐柔している。
れいわ新選組と参政党の支持者に多数いて,殆どが女だ。
スピリチュアルは宗教ではない。
だが,れいわ新選組や参政党の支持者を見て分かるとおり,この女たちは宗教の信者になっている。
自分,峯岸の元へ,こういうスピリチュアル詐欺に遭った被害者から連絡が来る。
本来は自身と自身の霊魂との真剣な対話だけを通して自身の生き方をシッカリ持たなくてはいけないのに,このスピリチュアルに心酔してる者はローマ・カトリック教会が歪曲した聖書を教科書にしている。
この神懸かりの占いやら呪いやらヒーリングやらのスピリチュアル女たちは,そもそもスピリチュアルの起源が分かっていない。
スピリチュアル思想を1830年代に打ち立てたのは,ユニテリアン教会の牧師もしたが一切の儀式を否定し,宗教家の説教も否定し,アメリカで初の思想家として欧州全土まで名を広めたラルフ・ワルド・エマーソン(1803年〜1882年)である。
環境保護運動からヒッピー活動のニューソートから被差別民救済から各種政治運動の思想を実践したのがエマーソンだ。
彼もユニテリアンで,エマーソン思想の元は同じユニテリアンのデカルトで,更に根源はアリストテレスまで行き着く。
このエマーソン思想がマルクスやニーチェやガンジーの思想に影響を与え,ヴィーガンや環境主義もエマーソン思想の派生である。
日本では報道されないが,もう欧米では教会や聖職者を必要としなくなっている。
信者の寄進で食べている聖職者という階級は,もう無用である。
だからインド北部に亡命政権を樹立して逃れたチベット仏教の指導者であるダライ・ラマ14世も同じだ。
彼らも信者に集って食い潰している。
いつの時代も人は病気やカネの心配,煩悩から逃れて幸せに生きる事を願ってきた。
そして宗教(神)を頼りにしたが,宗教は人類の苦悩に答えられなかった。
むしろ難解な教義で人々を煙に巻き,寄付を集めて聖職者の居る寺院,教会,教団を肥やしてきた。
だから憲法20条で信仰の自由が与えられているが,その宗教に縋り付いてはいけない。
宗教は縋り付くモノではない。
大事な事は自身を信じて生きる事,自身の頭で考えて行動する事だ。
コレを殆どの日本人が出来ない。
すぐ神(宗教)に縋り付く。
自身に能力がある訳でもないくせに,女の特有の連帯感でスピリチュアルやヒーリングや占いに縋る。
それほど毎日毎日,神を拝んで信仰しているのに,貴方の生活に余裕は無いんじゃないですか?
ずっと奴隷のように稼ぎの半分以上を国家へ貢ぎ続けてますよね?
好きで税金を納めているなら問題ないが,もし税金を払う事で生活が締めつけられているのなら,どうして神は貴方を助けないのですか?
どうして神は,こんな世界を放ったらかしにしてるんですか?
無神論者(atheist)である自分,峯岸の方が,死ぬまでカネの心配をする事なく生きている。
老後の事を考えて保険に入ったりNISAを始めてる者を「自ら進んで養分になってバカだなコイツらは」と見ている。

ウクライナとパレスチナで起きている事は,ハザール王国を復興させる為である。
今のウクライナこそ,古代ハザール王国が興隆していた地であり,ハザール人の故郷だ。
だからハザール人の末裔である欧米グローバリストらは第3次世界大戦を勃発させ,イスラエルに居るユダヤ人を今のウクライナに移動(移住)させたい。
だが,この計画が上手く進んでいない。
イスラエルとアメリカによる自作自演を中東アラブ世界のイスラム圏が見抜いているからだ。
ロシアもイランも大人な態度で最小限の反撃で留めている。
世界中がイスラエル版9.11(自作自演テロ)だと分かっている。
分からないのは日本(日本人)だけだ。
イスラエルの首相であるベンヤミン・ネタニヤフは欧米グローバリストの上級幹部である。
イスラエルという国家の首相として堂々と表舞台に立ち,今は2020年末からの第6次ネタニヤフ政権だ。
だから,この場面でも「ディープ・ステート」(影の政府,闇の権力)というバカ言葉を使う者が砕け散る。
ネタニヤフは狂信的思想を持つため,エジプト中王朝に攻め入り滅ぼしたヒクソス(後のヒッタイト)の神であるモレク神(バアル神)へ,子供を生け贄にする儀式に参加してきた。
フェニキア人が創ったカルタゴも,この宗教だ。
このモレク神を信奉する者はユダヤ人の敵とされ激しく争った。
問題はイスラエルのユダヤ人ではなく,この狂信的思想を持つ者たちである。
昨年末(2023年末)のイスラエル調査で分かったが,イスラエルは,かつてのgetto(ゲットー。ユダヤ人が強制的に住まわされた居住区)のように,良心的に神を信奉するユダヤ人と,ユダヤ人を装う狂信的思想を持ったカルト集団が同じ地区に居住している。
だから今イスラエルのユダヤ社会は内戦状況にある。
従順にユダヤ教を信仰するユダヤ人vs狂信的思想を持つカルト崇拝の偽ユダヤ人,このようにハッキリ色分けされている。
パレスチナのガザは第1次世界大戦以降,オスマン帝国を退けたイギリスが国際連盟の承認の下,委任統治領として占領した。
オスマン帝国は1517年からの約400年間,ナポレオン・ボナパルトの一時的な占領を除き,かの地を支配下に置いた。
オスマン帝国のユダヤ州だった。
パレスチナ人は太古よりjudaea(ジュディア。「ユダヤ」のギリシア語よみ。エルサレムを中心としたユダ王国の地)に居住していたため,ユダヤ人と言われても齟齬がなかった。
だが7世紀以降,イスラム帝国がパレスチナを
占領すると,その地の人々はイスラム教に改宗していった。
イスラム教は改宗を強制しないが,改宗しないと税金が高い。
だから皆,改宗した。
この時,古代パレスチナの民族であるペリシテ人(彼らが今のパレスチナ人の先祖)に由来するパレスチナ人と名乗るようになった。
パレスチナ人はイスラエルと同じセム語族なため,イスラエルのユダヤ人はヘブライ語を話し,パレスチナ人はアラビア語を話すが,互いに口語で通じ合う。


【ナワリヌイはMI6に殺された】

ウクライナでの代理戦争は開戦から2ヶ月(2022年4月)でロシアの勝利は確定した。
自分,峯岸は,この事を中華圏で発信している有料ブログにてリアルタイムで報告していたため,読者は理解している。
この事が今年(2024年)2月のタッカー・カールソンによるプーチンへのインタビューで明らかになった。
開戦から2ヶ月の2022年4月にウクライナとロシアは和平合意の寸前にあった。
だが当時のイギリスの首相ボリス・ジョンソンがキエフ(キーウ)を訪問して「停戦するな,戦い続けろ」とウクライナ(ウォロディミル・ゼレンスキー)を説得し,この合意案を引き裂いた。
2023年の時点でドニエプル川を境に東側をロシア領にするという条件で,戦後の領土境界はロシアとEU(欧州連合)上層部の間で合意が成立している。
あとはドニエプル川の西側を,どうするかで,ココをウクライナ領とするのか,またはドイツやポーランドにも一部,割譲するのか,ココを詰めれば懸案事項はクリアする。
この事を欧米グローバリストの傀儡である日本の売国メディアどもが一切,報道しない。
毎日のようにメディアに出演していた防衛研究所の兵頭慎治や高橋杉雄が,国民共有の財産である公共の電波を使い嘘ばかり流していた。
今年2月に獄死したロシアの反体制指導者だったアレクセイ・ナワリヌイの死亡について,日本の全メディアは横並びでプーチンを犯人に仕立て上げた。
だから日本人は本気でプーチン陣営が殺したと思っている。
アメリカ(バイデン政権)はココぞとばかりに「責任はプーチンにあり」と煽り立てた。
そして今年2月26日にウクライナ当局が「死因は血栓」と正式に発表した。
だが自分,峯岸(MNSI峯岸国家戦略研究所)に入った情報は全く違う。
ナワリヌイを殺したのはロシアではなくMI6(イギリスの諜報機関)である。
ナワリヌイはドイツとの二重スパイ(ダブル・エージェント)で,ロシアとの取引で欧州側の事を暴露しようとしていたため,口封じでイギリスが殺したのだ。
普通に考えて,なぜプーチン(ロシア)がナワリヌイを殺さなくてはいけないのだ?
大統領選の1ヶ月前という時期に,なぜ再選に影響を及ぼすような事をするのだ?
メディアにヤラれた,そのバカな頭で考えなさい。


【着火に失敗した第3次世界大戦】

欧米グローバリストの狙いは,パレスチナに対するイスラエルの行動を非難するイスラム教圏(中東アラブ世界)を誘き出し,まずはイスラエルvs中東で戦争を勃発させる事である。
ココにエジプトやトルコ,そしてロシアと中国を引き込み第3次世界大戦を勃発させる事だ。
だが,このイスラエルの謀略は見抜かれているため挑発には乗らない。
United Nations(連合諸国)はじめ世界の主流は,パレスチナ人とイスラエル人を共存させる2国家共存である。
もう1つは,パレスチナ人にイスラエル人と同じ権利(自治権)を与え,イスラエルに統合する事だ。
パレスチナ人をイスラエル国民として迎え入れ,和平交渉を行おうとしているグループがいる。
サウジアラビアやイランが,そういう考えを持っている。
この案を,どうしても受け入れたくないのがネタニヤフたちだ。
アラブ人がイスラエルに入るとユダヤ人が過半数を割ってしまう。
ガザに居る400万人のパレスチナ人が最低でも半分まで減らなければユダヤ人が過半数を維持できない。
だからガザでパレスチナ人を虐殺しているのだ。
アメリカでもイスラエルによるガザでの軍事行動に対する批判が強まっている。
3月にアメリカ民主党の上院トップであるチャック・シューマーが「こんな事をしたらイスラエルの存在自体が危うい,自滅するぞ」と,ネタニヤフを厳しく非難した。
シューマーはイスラエル・ロビーで長年イスラエルを支持してきた。
トランプも「ネタニヤフは本気で平和条約を結ぶつもりはない」と,何度も発言している。
トランプはイスラエルがサウジアラビアとイランと正式に国交を正常化し,平和条約を締結するのが最終的なパレスチナ問題の解決法だと考えている。
イスラエルの一般の良心的なユダヤ人は,自身らを過激な思想のネタニヤフと一緒にしてほしくない。
ネタニヤフ政権を支持していない。
ユダヤ教圏に亀裂が入り分裂しだしている。
だから欧米グローバリストらは統制が利かなくなり,満足に紛争どころか軍事衝突も起こさせる事が出来ない。


【NATOに注ぎ込まれている日本国民の血税】

yellow peril(イエロー・ペリル=黄禍論)という言葉がある。
19世紀末に欧米で用いられた黄色人種警戒論で,日本や中国の台頭を警戒し,アジアを押さえつけようという思想である。
ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世(1888年〜1918年)は,オスマン帝国やモンゴル帝国の欧州侵攻を念頭に「ロシアは地理的に黄禍を阻止する前衛の役割を果たすべきであり,ドイツはロシアを支援する」と主張した。
だからロシアは極東の防波堤として,大英帝国(イギリス)によって日露戦争(1904年〜1905年)が仕組まれたのだ。
アジアを恐れロシアを頼ったヴィルヘルム2世と同じように,欧州の防衛はロシアが担当するのが妥当である。
安全保障面において,隣国の大国でBRICS同盟で世界の2トップ(G2)である中国ともスムーズに連携,対処できる
この事を自分,峯岸は,15年前から「ユーロシア同盟」と解説してきたが,日本人には理解できなかった。
地政学観点でユーラシア大陸はアメリカとイギリスの出る幕は無い。
前回も解説したとおり,NATO(北大西洋条約機構)はソ連に対抗する為に設立された欧米の集団防衛体制である。
だからNATOはソ連が崩壊した1991年末で存在意義は失くなった。
2年前のロシアのウクライナ侵攻の背景の一つに,ウクライナがNATOに加盟してNATOが東方拡大する事がある。
この事をプーチンは2月のタッカー・カールソンによるインタビューで言及した。
プーチンは,1990年代の初めにNATOが1インチも拡大しないとロシアに約束した事を挙げ,それなのに1997年以降,次々とNATOを拡大し続けてきたため糾弾している。
このNATOの東方不拡大の根拠となる「NATOは1インチも拡大しない」という発言は,1990年2月,当時のアメリカの国務長官のジェームズ・ベイカーがソ連の大統領ミハイル・ゴルバチョフに約束したとされる。
かつてジョージHブッシュ(パパ・ブッシュ)は,ロシアに「アメリカと共同でミサイル防衛システムを作ろう」と提案した。
するとコレは必然的に標的は中国を意味する。
本来は欧州がロシアに「私たちを黄色人種から守って下さい」と頼む事である。
今「NATOはロシアと戦うべきだ」と公言しているのは,フランスのエマニュエル・マクロンだけだ。
イギリスの前・首相リシ・スナクとアメリカの国防長官ロイド・オースティンも主張していたが,この2人は失脚した。
ドイツの首相オラフ・ショルツとNATOの事務総長イェンス・ストルテンベルグは「NATOはロシアと戦わない」と明言している。
またショルツは2022年のウクライナのクリミア大橋の爆破にドイツ軍が関与した事を認めた。
ドイツ軍の幹部たちがドイツ製のミサイルでク
リミア大橋を爆破し,どうやって責任逃れするかを話し合っている映像を公開した。
今年(2024年)3月に「ドイツ空軍のオンライン会議がロシアによって盗聴された」と,G7メディアが報道した。
このようにG7(日本も入ってる)という今や世界の粗大ゴミと化している者たちは,真実を歪曲して公共の電波(国民共有の財産)を私物化している。
このように真実がメディアでは歪んだ形で出されているのに,国民の知能が低すぎるため理解できない。
だから自分,峯岸は,日本人を「洗脳民族」と呼んでいるのだ。
日本人の99%(9900万人)は,この脳を深く侵食された洗脳民である。
この9900万人の脳が正常化する事は二度とない。
ナチス・ドイツ時代を見て分かるとおり,それだけ洗脳とは根深いのだ。
もうドイツは公にウクライナを支援しない。
ウクライナ絡みでロシアと戦わない。
アメリカとイギリスはドイツとの参謀協力を解除している。
コレはドイツが同じ敗戦国の日本に先駆けて独立宣言したと言っていい。
だからドイツのNATO離脱も実質的に起きている。
いくら欧米の傀儡指導者たちがNATO vs ロシアを煽り交戦的な発言を繰り返しても,NATOはロシアと戦う気はサラサラない。
前述したとおりトップのストルテンベルグが明言している。
そもそもNATOではロシアに勝てない。
このように,もうNATOは機能していない。
その機能不全なNATOに振り回され,カネだけ毟り奪られているのが日本である。
7月9日〜11日に,ワシントンでNATO創設75thを記念して首脳会議が開かれ,またしても岸田文雄が参戦した。

〜転載貼り付け始め〜

〜転載貼り付け終わり〜

日本の初参加だった2022年から3年連続でのNATO会議への参戦である。
日本人の99%は脳をヤラれているため「加盟国でもないのに,なぜ日本がNATO会議に出席するのだ?」という疑問すら持てない。
岸田文雄は4月に国賓待遇で訪米した際にアメリカ議会で演説し,気持ち悪いぐらいの歓待を受けた。
目の前で岸田の話しを聴かされた議員たちが嫌々ながら総立ちで拍手を贈った。
この後に議会で審議が止まっていたウクライナ支援の追加予算案が通過した。
予算規模は610億ドル(9.4兆円)である。
つまり米国債買い(10兆円分の米国債買い)という形で追加予算を日本から取り付けたという事だ。
この事を前々回の投稿で解説した。
そして今回は400億ユーロ(7兆円)の軍事支援を継続する事を発表した。
NATO加盟国に400億ユーロも出せる国が何処にあるんだバカどもが。
岸田文雄がアメリカに行くタイミングで日経平均が3日連続で史上最高値を更新して42000円台に乗せた。
コレは日銀ETFと言って,日銀がETF(上場投資信託)買いをして,ココに機関投資家(金融機関のファンド・マネージャー)たちが横並びでいて,そうして新NISA組を呼び込み,この者たちがロング(買い持ち)でポジションを建てているからだ。
こうして株価を人工的に吊り上げている。
だから株式市場経由でアメリカに資金が流れている。
ETFに入っている銘柄(企業)の株主はアメリカの資産運用機関(BlackRock,Vanguard,State Street Corporationなど)だからだ。
こうして日本(日本人)が受け皿にされ,外国人投資家(ヘッジファンド)が空売りを仕込んでショート(売り)を仕掛け暴落させて売り抜ける。
コレが世界権力者たちの手口(錬金術)だ。
だから今の官製相場によりNISAで浮かれ騒いでる者たちは大きく梯子を外される。
会社員が福利厚生で加入している企業型DC含むiDeCo(確定拠出年金)とNISAをヤッている者は,自身が養分にされているという自覚が無いバカだ。
都合よく非課税枠内で利益を出したり,不確定な未来に受け取る年金が確定する事など絶対にない。
だから,この甘い考えをしたバカどもは国家に欺されている事も気づかぬまま貧乏人を続けているのだ。
日本では誰も触れないので自分,峯岸が,このようにハッキリ指摘しておく。


【内部分裂している欧米】

永らく世界を支配してきた欧米グローバリストの2大派閥であるテロ好戦派と気候変動派は,両者が共に失脚している。
ロスチャイルド財閥の傀儡であるフランスのエマニュエル・マクロンはテロ好戦派である。
今年(2024年)2月,マクロンはパリに欧米30ヶ国ほどの首脳を招き,ウクライナ支援について話し合う国際会議を開いた。
ココでマクロンはウクライナにNATO軍を派遣し,ロシアと戦う好戦的な姿勢を示したが,アメリカだけでなくドイツのオラフ・ショルツとNATOの事務総長イェンス・ストルテンベルグも同調しなかった。
現在アメリカと同じようにイギリスも,欧米グローバリスト派と改革勢力派に大分裂して反目にある。
MI6(イギリスの諜報機関)は改革派である。
では気候変動派は,どうなっているのか。
昨年(2023年)12月,地球温室効果ガスの排出削減目標や気候変動への対策について議論するCOP28(国連気候変動枠組条約締約国会議)がドバイで開催された。
嘘の地球温暖化を利用しCOPを演出してきたのは,前述したスイスを拠点とするoctagon groupという欧米の王族,貴族,財閥たちの組織である。
このCOP28は,イギリスのチャールズ3世はじめ欧米の要人らが気候変動対策の為として,世界各国に兆ドル単位の資金を拠出するよう要請したが殆ど集まっていない。
気候変動派閥も資金力と求心力を失い衰退している。


【21世紀の世界首都アルマティ】

SCO(上海協力機構)加盟国で中央アジア5ヶ国の一つであるカザフスタンという国がある。
カザフスタンは2002年までAFC(アジア・フットボール連盟)に加盟していたため,W杯のアジア予選で日本と対戦していたが,2002年6月からUEFA(欧州フットボール連盟)へ移籍したため,今の日本人は殆ど知らないだろう。
カザフスタンの北部に位置する首都アスタナは,建築家だった黒川紀章(2007年 死去。政治団体を設立して都知事選や参院選にも出馬した)がデザインした近未来的な建物が並んでいる。
今このアスタナを欧米グローバリストがエルサレムに次ぐ新しい都として開発している。
だが,この魔界のような景観のアスタナを使って
の最後の足掻きを試みても,思いどおりには進まない。
なぜならアメリカ帝国は国家分裂して世界覇権を失うからだ。
このカザフスタンは次の世界の中心となる国である。
United NationsやIMF(国際通貨基金)やBIS(国際決済銀行)などの国際機関は,体制が刷新されて中央アジアに移転する。
これから人民元が基軸通貨となり,アフリカ,南米,東南アジアとの取引において使用されていき,そうして中国とロシアを中心としたユーラシア大陸(中央アジア)の時代が出現する。
中国は日本,韓国,台湾がある太平洋側は見ていない。
だが日本の技術力の凄さと強さは分かっているため,とりわけ汚れた水と空気を綺麗にする為の技術は圧倒的に日本の企業に頼るしかない。
中国が最も力を入れているのは,東の太平洋へ出ていく事ではなく,広大なタクラマカン砂漠がある新疆ウイグル自治区の西側のユーロ・アジアの中心部へ向かっていく事である。
そこで何処を新しい世界の国際機関の中心とするかだ。
世界の2トップであるG2として,ユーラシアの大国ロシアと中国の駆け引きがある。
だからロシアと中国の,どちらの国にも国際機関を呼び込む事は出来ないし,多極的世界体制を標榜するBRICSの理念に反するため他国も快諾しない。
ソレではアメリカ一極集中の旧体制と変わらない。
そうなると,その中間にある中央アジアに世界の送金決済,貿易決済の機能を移す事が均衡を保つ為に最適となる。
中央アジア5ヶ国は温和なイスラム教国家であるため,中東アラブ世界や東南アジアやアフリカも賛同する。
そしてBRICSのインド,同じくBRICSのブラジルが主導する南米も賛同し,欧州とアジアを繋ぐトルコ(エルドアンにとってプーチンな命の恩人)も連帯する。
こうしてユーラシア大陸に“ユーロシア”という巨大な経済圏が誕生する。
この中心地,新しい世界首都がカザフスタンである。
首都アスタナではなく,南部にアルマティというカザフスタン最大の都市がある。
古都アルマティはシルク・ロードが栄えた都市で,ココからキルギスやタジキスタンを越えてアフガニスタンのマザリシャリフを越え,イランの首都テヘランまで鉄道と道路が繋がっている。
そしてイラクを越えシリアやトルコに入り欧州とも繋がる。
カスピ海という豊富なエネルギー資源を背景とする力は大きい。
カザフスタンは,アメリカの言う事もロシアの言う事も中国の言う事も家来(属国)となって聞く必要はない,非常に重要な中央アジアの大国である。
1991年12月,ソ連の崩壊後に300万人のロシア人が軍人も含め自主的にカザフスタンからロシアに帰っていった。
この後カザフ人は何も無いところから自身らの国を建国していった。
初代大統領のヌルスルタン・ナザルバエフ(2022年1月,政界を引退)はソ連時代からロシアの中央政界で若手の幹部指導者の一人として育てられた。
彼はロシアと摩擦を起こしたり対立感情を煽ったりする事なく,帝国の必然な歴史的撤退に時を合わせ黙々と新国家の建国を進めていった。
この点が他の中央アジア4ヶ国の指導者と異なる点である。
カザフスタンは政治的にも安定しており,東部のセミパラチンスクはソ連時代に500回も核実験が行われた場所で,多くの遊牧民が放射能被害で亡くなった。
この後ナザルバエフはセミパラチンスクを完全に非核化し,日本を含めた各国の援助金と技術提供を受けながらソ連時代の核施設を全て撤去して平和国家宣言をした。
カザフスタンは遊牧民が激減してソ連時代から定住化が進み,かつ非宗教化も進んでいる温和なイスラム教の国である。
政治弾圧や大きな政党間抗争も無く,国民の大半はナザルバエフの指導者としての優れた能力を評価して安定した国民生活が維持されてきた。
他の中央アジア4ヶ国は国家指導者たちが政争に明け暮れ,強権を行使する独裁者になる事によって,あるいは個人崇拝を国民に強いる事によってしか,自身の権力を維持できないような政治的に不安定な状態だった。
カザフスタンはロシアと中国とも仲良くし,アメリカには従属しない,非常に外交上手な国である。
国家としての収入源の多くはカスピ海沿岸から豊富に産出する原油と天然ガスをロシア経由でウクライナを経て東欧のルーマニア,ポーランド,ハンガリー,ベラルーシ,その他の欧州諸国へ売る事で得ている。
そして非鉄金属も豊富で,クロムは世界1位,ウランは世界2位,亜鉛と鉛は世界4位で,エネルギーと鉱物の両資源に恵まれている。
自分,峯岸は,産業貿易大臣の「日本は広島と長崎の2回ですが,我々は500回の核爆発を経験した。そして300万人のロシア人が帰っていった。本当に何も無いところからカザフ人だけで建国していった」という言葉が胸に刺さった。

カザフスタンは知識人階級も普通の人も学校教育を受けた人は通常ロシア語を話す。
公務員は公用語であるカザフ語を話す義務はあるが,基本はロシア語である。
この事情はモンゴルも同じで,民族語では高等な技術用語や抽象,観念の言語が足りないからだ。
カザフスタンはユーラシア大陸のド真ん中に位置し,ひし形の地形をしている。
ユーラシア大陸も,ひし形で,隣りのモンゴルも,ひし形をしている。
このカザフスタンの,ひし形の両翼の東側に,前述したソ連時代に核実験を500回やったセミパラチンスクがある。
ナザルバエフが非核化して国際社会で高く評価されている。
このセミパラチンスクの反対の西側にカスピ海があり,その沿岸で原油や天然ガスが豊富に出る。
この豊富なエネルギーと鉱物の資源が資金源となり,カザフスタンは豊かな国になっている。
この油田地帯,天然ガス地帯の少し先がロシアとの国境で,ロシア側にアストラハンという商業都市がある。
このアストラハンと対極の東側が,中国の新疆ウイグル自治区のコルガスで,ココは中国と交易する為の自由貿易特区(経済特区=租税回避地)になっている。
このコルガスとアストラハンの国境間が鉄道で繋がっているため,今は中国とロシアがシベリア鉄道を使わずに短縮できる。
1991年にソ連でクーデターがあり,年末の12月に正式にソ連共産主義体制は崩壊した。
ロシア人が中心のソ連が崩壊したため周辺国は仕方なく,且つ意欲的に独立していった。
ロシア人はソ連時代,支配者国民として技術者や駐留軍人らは良い思いをしていた。
今のカザフスタンの2割はロシア人で,人口の減少が続き今も縮みつつあり,その分,身軽になっている。
カザフスタンや他の中央アジアに居たロシア人はソ連崩壊後,いったんモスクワやサンクトペテルブルクに戻っていった。
だが戻ってみたものの辺境の地で育った者として差別され,良い仕事やチャンスに恵まれず再び中央アジアに戻る者が多かった。
その時には,もうロシア人としての強烈な民族優越感情は失くなっている。
現在United Nationsの安保理(安全保障理事会)の常任理事国5ヶ国(中国,ロシア,フランス,イギリス,アメリカ)は,中国とロシア以外G7だ。
だから今の世界の大局を正しく映していない。
だから今,新しい枠組が創られている。
アフリカ,中東,極東,欧州,南米,北米,中国とロシアと中央アジアによるユーロシア,この7地域だ。
そして,例えば北米でアメリカが拒否権を行使したとしても,ソレは自身の北米地域だけに限定される。
アメリカがガソリンの使用を禁止したとしても,中東が反対すれば中東全域でガソリンが使用できる。
これまでの安保理に代わり,各地域に責任と役割を果たしてもらうという事だ。
こうして,これまでのニューヨークとワシントンを中心とした世界体制が終わり,世界の中心が中央アジアに移っていく。


【次の超大国は中国だどロックフェラー家が決めた】

日本人の99%は脳をヤラれているため,欧米支配の時代が確実かつ決定的に終わった現実が理解できない。
「アメリカ様は世界最強,アメリカ様の言うとおりに従っていれば日本人は安泰だ」と,9900万人の日本人は本気で思い込んでいる。
だからBRICSとSCO(上海協力機構)という新しい世界体制の出現が全く見えない。
そして今ドイツがBRICSに加盟しようと動いている事も分からない。
英語圏で「If you can't beat them,join them」(負かす事が出来ないなら参加したほうがいい)という言葉がある。
ドイツは,その方向(BRICS+SCO)へ向かっている。
2020年1月,イギリスはEUを離脱して中国に付いた。
中国の世界戦略である一帯一路は,大きくは中国とイギリスの共同計画である”。
イギリスはアメリカに抜け駆けし,延命する為に中国へ擦り寄り新しい枠組を創ろうと動いている。
フランスはマクロンがネタニヤフのように四面楚歌となっており,権力の座から追われる日が近づいている。
五輪後に大きな展開へと発展していく。
今後の世界体制では欧州もロシアが管理する事が既定となっている。
アメリカのジョー・バイデンとイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフもマクロンと同じように落城待ちだ。
イエメンのフーシ派がアメリカとイスラエルを標的とした商船への攻撃を活発化させ,スエズ運河(紅海)を封鎖している。
同時にイランのIRGC(イスラム革命防衛隊)がアメリカ海軍に対してペルシャ湾からの強制退去を命じた。
注目は,イランに対しアメリカが素直に撤退した事である。
アメリカは中東最強の軍事力を誇るイランとイエメンの2トップに真正面から武力攻撃できないのだ。
万が一アメリカが反撃に出れば,イランとイエメンの後ろで構えるロシアが出てくる。
今年(2024年)4月,イスラエルによるシリアのイラン大使館への攻撃を受け,イランのUN(United Nations)副大使ザフラ・エルシャディが安保理に対し「イスラエルに断固たる措置を要求する」と呼びかけた。
このイランの動きにロシア,中国,トルコ,エジプトが,イランの背後で陣営を固めている。
現在ロシアはシリアで大部隊を編成しており,イスラエル侵攻の準備を進めている”。
このロシアの動きに中東アラブ世界が全面支持に出ている。
こうした世界の動きから,これからG7(日本も入ってる)各国で既存体制の瓦解が始まる。
問題は欧米グローバリストが,まだ足掻く余力を残しているため,暫くは世界中で危険な状況が続く事だ。

欧米グローバリストらによる第3次世界大戦の計画は,トランプが大統領に就いた2016年までは順調だった。
だが翌年(2017年)3月に20世紀の世界皇帝だったロックフェラー家 第3代当主のデヴィッド・ロックフェラーが死去した事で,アメリカは求心力を失い風向きが一気に変わった。
ココで中国とアメリカによる頂上決戦が更に接近し,アメリカ国内での中国排除が加速した。
2018年12月1日,スタンフォード大学の教授で千人計画(留学生を介した先端技術の中国移転)の責任者だった中国人の物理学者,張 首晟(zhang shou sheng)が飛び降り自殺をしたという報道が出た。
そして同日に華為技術(huawei)の副会長である孟 晩舟(meng wan zhou。創業者の任 正非の娘)が,アメリカの指令を受けたカナダ当局にバンクーバーで拘束,逮捕された。
コレが貿易戦争と呼ばれた中米通商交渉の沸点である。
そして,この10ヶ月後の2019年10月に中国の武漢で第7回 世界軍人運動会が開催され,ココで米軍特殊部隊(Special Forces)がコロナ・ウイルスをバラ撒いた。
だからコロナ・パンデミックは,貿易戦争で完敗して後が無くなったアメリカの,世界覇権の延命を賭けた中国封じ込めである。
2つの超大国(中国とアメリカ)の均衡を保つ為に中国の繁栄に力を貸したのが,当時のアメリカ大統領のリチャード・ニクソンと,この時の国務長官だったヘンリー・キッシンジャー(2023年11月 死去)である。
キッシンジャーが陣頭指揮を執り中国を後押しした。
つまりロックフェラー家が「次の超大国(世界覇権国)は中国にする」と決めたのだ。

アメリカは1980年から中国へ出資して赤字の国営企業群の解体を促進させ,1株1元のような企業を創らせて資金を注ぎ込んだ。
この資本主義化のモデルをロックフェラー家が率いるアメリカの大手民間資本たちが推進した。
この過程の中で汚れた公務員や売春婦が大量に出現し,欲望の渦の中で凄まじい金銭強欲が中国人の魂を揺さぶった。
2000年以降の中国の成長ぶりは目覚ましい。
この30年で数十兆円,数百兆円の資産家たちが続々と出現した。
そして中国は2014年に購買力平価GDPにおいて,アメリカを抜き世界一の経済大国となった。
世界覇権国アメリカの2トップを務めてきたデヴィッド・ロックフェラーとヘンリー・キッシンジャーが1988年に北京を訪問し,DF-21Dという大型の対艦ミサイルを与えた。
コレは10万トンのアメリカの航空母艦も1発で撃沈させる事が出来る。
この事をトランプ政権でpentagon(国防総省)の国防政策委員会・委員長を務めたマイケル・ピルズベリー(現在はハドソン研究所・上席研究員)が「アメリカは中国を甘く見た。ココまで大成長するとは思わなかった。アメリカの大失敗だ」と,正直に吐露した。
だから中国がココまで大きく成長してアメリカを脅かす存在となった事に,キッシンジャーに対する責任追及が議会で起きた。
前回,解説したとおり,ハザール人の末裔である欧米グローバリストが今のウクライナの地にハザール王国の復活を目論み,第3次世界大戦を仕掛けたが頓挫した。
そこで今,もう1つの計画に沿って世界は動いている。
今年(2024年)1月1日,BRICSが10ヶ国に拡大した。
新たにサウジアラビア,イラン,UAE(アラブ首長国連邦),エジプト,エチオピアが加盟した。
BRICSのGDPはG7のGDP30%を超えている。
今年のBRICS会議は10月にロシアのカザンで開催され,ココで新たに34ヶ国の加盟が発表される予定となっている。
BRICS,そしてSCO(中国,ロシア,インド,パキスタン,ウズベキスタン,カザフスタン,キルギス,タジキスタン,イラン)で,世界のGDPと人口の85%を占めている。
昨年(2023年)年10月,北京で開かれた一帯一路サミットに,41の国際機関と151ヶ国が集まった。
つまり世界の8割の国が欧米主導のUnited Nations(連合諸国)の国際枠組から離れ,BRICSとSCOが主導する新しい世界体制へ舵を切ったという事である。
中国が掲げた世界戦略の一帯一路により,150兆円が途上国でのインフラ整備に使われた。
この政策で世界の4000万人が貧困から脱した。
そして世界中から1兆ドルの投資を呼び込み,3000以上の事業計画と42万人の雇用を産み出した。
これから世界各国が雪崩を打つようにBRICSに加盟していく。
G7の日本は,この動きと真逆の方向へ進んでいる。
岸田文雄という日本の経営者がアメリカ様に忠誠を誓い,クソが付いてるアメリカ様のケツでも舐め続け,国民を捨て,売り飛ばしているのだから,国民が自ら動き,このG7という枠から脱出しなければいけない。
40歳以上の老人たちは,このまま生かさず殺さずで吸い奪られ続け最底辺で細々と生きていくだけだが,将来がある若者を,こんな境遇に置いてはいけない。
だから本当は今からでは遅いのだが,10代20代の若者は日本を出る事を早急に決断しなくてはいけないのだ。
子供を日本で大学に行かせるカネがあるなら,そんな無駄で意味の無い事に使わず,その資金で欧米以外の外国へ行かせてあげなさい。
スマートフォン1機あれば子供たちは先進的な思考で自身の道を切り拓いていく。
言語も2年ほどで習得する。


【社会にマジガチで適応するクズでクソでツマラナイ人間にならないよう,峯岸祐一郎から読者へ愛を込めて贈ります】

10年ほど前に自分,峯岸のドイツ人のフットボール仲間の父(プロテスタント)の葬儀に出た時の話しで,この葬式礼で牧師が「皆さんが思うのと違って,生前に,どんなに良い事をしても救われるとは限りません。良い事をして救われるのであれば,人は自身が救われたくて良い事をするようになります。神はソレを望みません」と言った。
この事を最初に言ったのが社会学者のマックス・ヴェーバーである。
「良い事をしたので救って下さい」「なぜ良い事をしたのに救ってくれないのですか?」という思考を,ヴェーバーは「神強制」と言った。
「神は人間を救う事など約束しない」というのが神強制の概念である。
同じプロテスタントだがマルティン・ルターと対立した長老派(カルヴァン派)は「良い事をしたからといって救われる事はありません。なぜなら神は天地創造した時に誰を救い誰を救わないのリストを確定して弄りません」と説いた。
コレがカルヴァンの二重予定説で,もちろんコレをカトリックは否定する。
カトリックは免罪符の世界で「免罪符を沢山 買えば,より天国へ行ける可能性が高まります」といった,今で言う情報商材詐欺集団である。
こうして「私は神が持つリストの,どっち側にいるんだ?」と,信者は不安になる。
そしてココで,ある風説が広がった。
資本主義的な経済活動をして事業が上手くいけばいく程,ソレが救いの証,救いのリストの側に入っているという事を,おぼろげながら示してくれる,コレが『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』である。
今の日本の大学生に「資本主義の定義って何?」と訊くと,殆どの学生が答えられない。
資本とはキャピタル,元手で,この元手を運用して利益が上がる,その利益を元手の増殖の為に使うのが資本主義である。
カール・マルクスもマックス・ヴェーバーも「資本の増殖というゲーム(制度)に参加しないと資本家も落ちぶれて労働者に逆戻りし延命できない」と説いた。
そうなった時に,資本家も労働者も区別なく押しなべて,資本の自己増殖制度のツールになってるという発想で「その元手を資本の増殖の為に注ぎ込むのは,なぜ?」となる。
普通に考えたら儲かれば楽しい事にカネを使って散財する。
だが,ある時から禁欲をする。
カネ儲けしてるのに一方で禁欲して事業拡大する為に資金を注ぎ込む。
コレを支えたのが前述したヴェーバー自身が説いた神強制の概念である「神は人間を救う事など約束しない」である。
「神は取り引きしない」という事だ。
プロテスタンティズムと同じ機能を果たしたのは何か,という事を日本で論じたのが大塚久雄や山本七平や小室直樹で,なぜキリスト教は特殊なのか,市民社会も資本主義も特殊が生じたのか,この事を理解するには宗教は絶対に必要な教養である。
だが日本では宗教教育が義務教育過程では皆無,ゼロだ。
高校や大学でも正しく教えられる教師(教授)がいない。

自分,峯岸が頻繁に使う「バカ」「クズ」「クソ」という言葉がある。
自分はコレらの言葉を口語でも文章でも意図的に,意識的に使っている。
相手を不快にさせる為である。
不快になると相手は「テメエこの野郎」と反論すると同時に,殆どの人は納得する。
「知らなかったわ」「コイツが言ってる事が本当だな」「確かに俺はクズで,クソ社会に適応するだけのショボい存在だったな」「内から湧き上がる力を失ってたな」と思う。
ココで自分,峯岸は処方箋を出す。
法(法律)の外の,掟で結び付く性愛・友愛関係を築く事。
何かあったら全力で助けてくれる仲間を作る。
貴方が,いざという危機の時に本当に助けてくれる事を知る事が大切なのだ。
日本人は安全・便利・快適の枠の中で生きてるため,この枠から外れてはいけないと思っている。
だがココから外れなければ,相手が,どうでもいい人なのか,かけがえのない人なのかが分からない。
自分,峯岸が今の日本を指して使う「クソ社会」という言葉は,ヴェーバーが言った「鉄の檻」の言い換えである。
鉄の檻とは力が失われた状態の事を言っている。
クソ社会の中にはクズが溢れていて,このクズはヴェーバーが言う「没主体」「没主体化」の言い換えである。
ではヴェーバーは何を,どう考えたのか。
近代化とは合理化で,合理化とは計算可能化である。
計算可能化すると予測可能性が上がり複雑な社会を営める。
すると多方面に資本を流し込めて経済が発展する。
だから政治界隈の役所だけでなく経済界隈の会社にも教育界隈の学校にも広い意味での行政官僚制が拡がる。
だがヴェーバーは副作用を考えていた。
計算可能性の中でのみ振る舞う没主体=クズ, 言葉の自動機械,法の奴隷,損得マシーンのような存在が拡がると2つの困難が生じる。
第1に,クズの中から民衆の為に働く政治家たりうる人材が産まれるのか。
第2に,そうした人材が出てきた時,人々が民主的に政治家として選べるのか。
この2つについてヴェーバーは深く絶望した。
コレは社会の鉄の檻(クソ社会)化の必然的帰結である。
言葉の自動機械,法の奴隷,損得マシーンであるのをヤメると,路頭に迷う状態が鉄の檻だ。
だから人はクズになる他なく,クズが営むクソ社会には永久に出口がなく,クズとクソ社会が互いに支え合う循環が永遠に続く。
だからヴェーバーは絶望した。
計算可能性と,その具体的な制度としての官僚制は,19世紀から20世紀前半の進歩と生産性の向上を推進した最大の原動力である。
ソレを計算可能性と官僚制にあるという事を喝破し,ソレでいくと危ないとハッキリ指摘したのは天才的である。
この古代ギリシャまで遡れる根深さを持つ,困難すぎる問題の処方箋をヴェーバーは模索した。
社会が条件プログラムに覆われた事と,この問題の答えを出したのが,ヴェーバーと同時代を生きた思想家のフリードリヒ・ニーチェである。
ヴェーバーは19世紀半ばからニーチェの影響を大きく受け,自分,峯岸的に言うと“力の流れの思想家”になった。
古代ギリシャ人は紀元前6世紀のセム族の思考(絶対神信仰)を嘲笑した。
セム族は「悪い事が起こるのは神の言葉に逆らったから」「神の言葉に従えば良い事が起こる」とする。
まさに条件プログラムである。
主知主義の出発点はヤハウェ信仰で,コレを古代ギリシャ人は徹底的に軽蔑した。
「そもそも世界はデタラメで,神に這いつくばったところで何も生じない。コレは弱者を奴隷にする思想だ」と,古代ギリシャの人々は考えた。
ソレを19世紀末に反復して世界へ知らせたのがニーチェである。
だからニーチェと30年後に出てくる古代ギリシャ文献学者のハイデガーの思考(思想)は,紀元前5世紀ギリシャに由来する。
もちろん後先を考えて「リスクやコストを下げて期待利得を最大化しよう」とする発想がない限り,文明=大規模定住社会は回らない。
つまり複雑な社会は回らない。
そんな事は古代ギリシャ人もニーチェもヴェーバーも百も承知である。
だが人間が条件プログラムに閉ざされてしまったら,もはや人間の名に値しない。
だからヴェーバーが「没人格」(クズ)と名指した。
ソコにアンチノミー(二律背反)がある。
要するに神に従うだけというのは主体性が無く,没人格(クズ)というのは神の代わりに利得になったという事だ。
日本人の99%が,このセム族的思考で生きている。

社会で合理化が進むと制度依存が進む。
そうなると人は弱者を助けようとする意欲が失くなる。
また弱者も助けてもらおうとしなくなる。
制度側である行政に頼ろうとするからだ。
すると人が道具として制度を使っていたのが,制度が人を使う方へ相転移する。
意識過剰(意識高い系)なバカでない限り,人は自身が主役ではないと感じでいる。
前回ブーバー(マルティン・ブーバー)について触れた時に解説したとおり,人は自身が誰かに置き換え(入れ替え)可能と感じると,不安になる。
だから資格を取ったり保険に入ったり投資したり,何かで埋め合わせようと無意味な反復行為に出る。
コレは不安を埋め合わせたがる神経症である。
コレと同じ事をフロイト(ジークムント・フロイト)が指摘している。
人は資本主義という制度の中で生きていると,その枠から外れて(会社など組織をクビになって)メシが食えなくなってしまうかもしれない恐怖心ゆえに,自ら進んで制度の奴隷と化していく。
そうして既得権益側の養分となっていく。
まさに今の日本国民がコレで,この事の自覚が全く無い。
この事をヴェーバーが指摘した。
制度依存が過ぎると,人はバラバラになって人倫の世界(価値観をベースにした人間関係の界隈)が終わる。
この不安ベースの損得奴隷へと閉ざされてしまう。
コレが日本を包み込む閉塞感の正体である。

18〜19世紀への境目が産業革命の転機で,ロンドンが大都市になった頃,イギリスは工場労働が主体になりフランス革命後は多くの場所で工場労働がメインとなった。
それまで働くのは自営業者と地主と農民だったのが,工場労働者がいて資本家がいるという初めての形態が出現した。
ソコにはジョン・ロックやヘーゲルの,内的本質の外化としての労働など無い。
「あるのは搾取だ」と言ったのがマルクスとエンゲルスである。
だからマルクスとヴェーバーとハイデガーを串刺しにして3者を見ると, 内から湧き上がる力(内発性)を奪われ,言葉と法と損得に繋がれた歴史が19世紀初頭から2024年の今に至る220年の歴史である,という事が分かる。
だから人間は合理性の内側だけで生きる事に不安を抱くのだ。
自身より合理的な存在がいるに決まってるし,最終結論は「AIで置き換える(入れ替える)のが最も合理的じゃん」となるからだ。

保守主義とネオ・リベ(ネオ・リベラル。国境は不要というグローバリズム思想。日本では竹中平蔵が唱導)は,どう違うか。
保守主義は記憶の思想である“。
記憶の中にある良きモノを保とうとする。
自分,峯岸は,この記憶の思想を,ネオ・リベのような経済保守や反共のような政治保守や中絶反対のような宗教保守を含めた,インチキ保守,ナンチャッテ保守と区別して「社会保守」と呼んでいる。
ネオ・リベのような市場原理主義を言い換えると「記憶喪失」となる。
だからネオ・リベは思想というより,良きモノの共通記憶から見放された人々の自然な立ち場となる。
この記憶喪失の象徴的な事例を示す。
自分,峯岸は昨年(2023年)夏に帰国した際にZ世代の若者たちと話した。
この若者たちに「どうすればリアルな友だちを作れますか?」と質問された。
一瞬,絶句したのだが (笑)「金銭問題以外で困ってる者を助ければいいのよ。そうすれば自然と友だちになるじゃん」と返した。
すると「誰が困ってるのか分かりません」と言った者がいた。
それなら自分自身が困ればいいのだ。
この時に,助けてくれる者がいるかいないかが分かる。
この時に助けてくれる者と友だちになればいいのだ。
周りと鍔迫り合いして自身を粉飾して盛るのではなく,自身が困っている事を隠さずに発信して反応を見るのだ。
そうしなければ,いざという時に助け合える人間関係は築けない。
なぜ今の日本人がクズ化,クソ化したのか,ソレは制度(テック)を頼るようになったからである。
テックが悪いのではなく,テックを頼るようになると「人間関係いらねえよ,だってAmazonあるし」となる者が必ず出てくる。
人間がリアル世界のユニヴァースで繋がり,その繋がりの喜びを回復させる為のテックが本来のテックの在り方で,テックを使う者に身体性,感情の能力があれば,ソレを失わせるテックなのか,支えるテックなのかが分かる。
だが今の日本人はリアルな現実空間であるユニヴァースな繋がりを捨て,メタヴァースな仮想空間での繋がりを求めている。
コレを国家と大企業が横並びで推進している。
だから本名も経歴も顔も何も知らない素性不明な者とインターネット空間だけで「いいね」を授受し合い,そういう者を友だちと認定して依存している事に,何の違和感も覚えない。
自分,峯岸にはメチャクチャ気持ち悪い世界である。
では貴方に質問するが,XやInstagramやFacebookやYouTubeなどで「いいね」や高評価をポチってくれる人は,貴方が本当に困った時に助けてくれますか?
そういう事だ。
自分,峯岸は,ずっと言い続けている事だが,SNSやYouTubeなどのプラットフォームは,クズやクソな奴を炙り出す装置である。
「いいね」や高評価をポチってくれる事で寂しさや孤独を紛らわせるようになったら重症である。
とてつもなく感情が劣化しているという事だ。

実は学問は,自明性の外へ人を連れ出して傷つける機能がある。
学問と芸術は共通していて,自明性(当たり前さ)を破る事により,受け取った人を傷付ける働きがある。
したがって学問と芸術を真摯に志す者は,当たり前の事を破る事によって人を傷付ける事を厭わないという構えが必要となる。
更に自身が自明性の中に埋没する事により,欺されていないかと,絶えず自己観察する必要がある。
例えば明治維新政府が江戸時代の身分制を否定し,福沢諭吉が門閥制度を毛嫌いしたが,実は明治維新政府が自身らの政治的統治の正当性を国民へ知らしめる為の粉飾で,実際には江戸時代の統治体制を引き継いだ。
引き継いだ上で廃藩置県や明治5年以降の学生改革で,ある種の調整を図った。
だが実は,この学校制度の改革より天皇制の樹立が目的だった。
天皇制を樹立する為に「お父さま」という概念を作らなくてはいけなく,それまで武家も含め一般の農家や商家は家父長制的ではなかった。
そこで「偉いのは,お父さま,子供や女は,お父さまの所有物」という概念を組み込む為に戸籍制度を作ったのだ。
このように統治権力の都合で家父長制が作られた。
日本人は歴史(人類史=世界史)を学ぶ事が苦手な人種で,東大法学部を出て官庁へ入った偏差値番長の官僚どもも国会議員どもも,こういう歴史の背景を誰も知らない。
だからコイツら為政者どもは「今までヤッてきた事だからヤッた方がイイんじゃね?と国民も思うだろ」といった構造で動き,合理的でない体制が温存される。
この構造を全体として見て,どうですか?
「ぇ? 欺されてたのか?」となる。
人は自明性(当たり前の事)の中に埋没してしまうと欺されている事に気づけなくなってしまう。
こういうショック(傷つき,欺し)が嫌だから,自身にフィルターを掛けて欺される事を選択している者が,行政官僚制度の中に,アカデミズムに,企業に,組織に,腐るほど溢れている。
つまり貴方の周りに多数いるという事だ。
大きな悲劇を経験した者は,自身が当たり前にしてきた事の当たり前さを疑える。
彼らは19世紀の市民革命から産業革命への流れの中にて,自明性を疑う事で自身らで新しいプラットフォームを創った。
だが日本では神戸や福島で大震災という大きな悲劇があったにも,この公共性から成るプラットフォームが無い。
創れない。
つまり共同体が無い。
だから日本人は,自身が所属する組織(会社,職場)から外へ弾き出されないよう,この所属集団の中での座席争いに必死になる。
タイタニック号のように,この組織が確実に沈んでいてもポジション取りをヤメられない。
この状況は常勝ムードで皆が打って一丸となっている時は良い。
だが人間は戦況が陰りダウン・トレンドに入ると,途端に蜂の巣を突くように責任転嫁(他責化)する。
自身が所属する組織の温存と,その組織の中でのポジション争いに突如として焦点が変わるのだ。
コレを丸山眞男(戦後日本を代表する政治学者,思想家。「岩波・朝日文化」と呼ばれる左翼リベラル派勢力の頂点。小室直樹の先生でもある)が「sectionalism=セクショナリズム」と言った。
マックス・ヴェーバーは,この沈みかけた船の座席争いと所属集団の外へ出られない問題について「内部規範と外部規範が無いから」と解説している。
所属集団の内部に居る時は勝手知ったるで,どういうシキタリ,慣習に従えばいいのか明確だが,所属集団の外に出たら方向性が定められないため不安になる。
「不安なら外へ出ろよ」と言われても「いや,俺は大丈夫だよ」と,踏み出せなくなるという事だ。
2度の原爆投下から悲劇を味わった戦後の日本は高度成長の中で共同体が生きていた。
人々が支え合って生きていた。
だが1990年代に入り共同体を支える地域が失くなり,家族もバラバラ,2000年代からのネット化,2010年代からのスマートフォン化で,個人も連帯できなくなった。
だからココから修復の過程を仲間と一緒に推し進めてほしい。
「いざって時に俺たち助け合えんのかな?」と,仲間で交わしてほしい。
この方向へ乗り出す為の反面教師として,SNSやYouTubeに蔓延しているクズでクソな奴らの目標混乱があるという事である。
コレが今の若者も含む日本人の9割で,彼らは保守主義を名乗ろうにも保守するべき共有財を知らない。
すると「勝ち組になりたい」とか「負け組は嫌だ」とか,浅ましく,さもしい根性で未来にだけ開かれて生きるようになる。
未来へと閉ざされる“。
自身の頭で考えたり話したり出来ず,現実が見えなくなる。
だから宗教やスピリチュアルに縋り付くようになるのだ。
こういう者たちは不安ゆえに縋るため吟味が出来ない。
良い宗教なのか悪い宗教なのかを集合知の中で判断できない。
共同体のコミュニケーションから見放された不安な個人が何かに縋るという図式である。
こういう不安を抱える者はババを引く。
だから投資やFX(外国為替証拠金取引)や暗号資産(仮想通貨)などの情報商材詐欺やロマンス詐欺などに遭うのだ。

ネオ・リベは良きモノを記憶できなくなった汎システム化の帰結に過ぎない。
汎システム化が原因でネオ・リベのような非思想的な構えが増殖し,今の不健全な格差社会(事業の利益活動によって出来た健全な格差ではなく,国家が国民から強奪する事で起きる総格差社会)を産み出した。
若者だけでなく現役世代は全て含まれ,誰もがシェアできず「苦しい」と声を上げる事が出来ない。
実はコレが本質で,イギリスの社会学者のジョック・ヤング(2013年 死去)が「blimia society」と言って,日本では「過剰包摂社会」と訳されているのだが,このように現代社会の特徴を指した。
自分,峯岸が訳すなら「疑似包摂社会」とするのだが,格差や貧困があってもソレを個人が感じないで済む社会の事である。
例えばマクドナルドで,年収2億円の者と年収200万円の者が同じコーヒーを飲み,同じUNIQLOやGAPの服を着て,同じiPhoneを持っている。
つまりパッと見では階層や所属が分からない。
日本は1980年代まで,地方出身者もブルーカラーも見ただけで分かった。
田舎者がハッキリと見た目で分かった。
だから地方の者は劣等感を持って「俺も都会へ行って都会人になる!」と夢を持った。
だがジョック・ヤングはソコには罠があるとして「誰が弱者なのか誰が差別される者か分かる事,または抑圧が目に見える事が連帯を支えてくれる」と指摘した。
blimia=過剰(疑似)包摂とは,誰もが田舎者でもブルーカラーでも低所得でも差別される存在でないように見える事で,連帯が出来なくなる。
だから今の日本は見た目はスーツを着て通勤する立派そうなサラリーマンやOLだが,本当は貧しくて家賃と光熱費と税金を払ったら殆ど手元に残らないという者が多数いる。
だが彼らが貧しく見えないため他者が気づかず助ける事が出来ない。
前述した「誰が困ってるか分かりません」と言ったZ世代の若者の発言に繋がる。
連帯できないため苦しいのに「助けて!」の声が出せない。
このように今の若者たちだけでなく現役世代すべて,日本人は連帯が出来ない。
だから今の日本には共同体が無く,その土台すら無い。
この差別解消の疑似包摂社会が社会の沈降をアシストする事になっている。
足元をすくわれないよう,貧しく見られないよう,田舎者に見られないよう,周りの目を気にして見た目を平均(都会基準)に見えるようアベレージ化すると「俺(私)も枠からハミ出さないように」と,テンプレをナゾってキャラを演じるようになる。
だから腹を割った人付き合いが出来ない。
本音を見せられないからだ。
自身をディスる者(敵)と仲間になる者(味方)がハッキリと目に見えた方が遥かに有益なのに,疑似包摂社会ではソレが見えないため周りに合わせて自身を隠してしまう。
自身を粉飾して盛ってキャラを演じる。
今の日本人は「神の言う事を聞けば救われます。聞かなければ救われません」と,救われる為の手段,ポジション(立ち場)取りの為の,自身を保つ為に日々,行動している。
コレはセム族的,キリスト教的な思想である。
カネ持ちになりたい,女にモテたいなど,自身のポジション(立ち場)の為に神の言う事を聞く,何かに役立つのなら神に従いソレを選択するなど,自身の目的を手段化する,コレがセム族的思想である。
対して古代ギリシャ的思想は「何かに役立つ為? ポジション取り? 何だソレ,くだらねえな。ヤリたいからヤルんだよ。ヤリたい事をヤル,言いたい事を言う,そうしないと力が湧かねえだろ,人間じゃねえだろ」という,コレが古代ギリシャ的思想である。
バズる為にヤルとか,ディスられないよう,炎上しないよう,当たり障りの無い事を言うとか,こういう,くだらない事に反吐が出る。
自分,峯岸は,この古代ギリシャ思想である。
だからメディア(テレビ,新聞,雑誌,ラジオ)に出て株主やスポンサーの傀儡となってヘコヘコしてる,白でも黒と言う,自身の意思(思想)を全く持たず書かれた台本どおりに従って動く者を激しく侮蔑してるのだ。
今の日本人は,自身が日常生活で過剰だと思われないよう,平均の枠の中に入り周りから空気を読めない者だと思われる事を恐れ,テンプレをナゾってキャラを演じている。
コレが保育園,幼稚園の頃から日本人の作法となって染み込んでしまっている。
だから恋人や友だちに見えてもテンプレをナゾってキャラを演じてるだけなので,デート自体を本当にヤリたいからヤッているのではなく,インスタ映えの為にしている。
自身が面白いと思われたいからヤルとか,社会のルールを守る常識人と思われる為にヤルとかだ。

なぜツマラナイ者しかいないのか。
ソレは社会にマジガチで適応してるからだ
”。
社会は言葉で語られた法,または社規でも,決まりを守らないと罰を受けるので従う。
言葉で語られた法に損得勘定で従う,その界隈が社会だが,その社会にマジガチで適応して「社会人なんだから決まりを守りなさい!」「ルールはルールです!」と主張する者が,現実世界にもYouTubeやXやFacebookなどのSNSやプラットフォームにも溢れている。
今の日本人の殆どがコレに該当する。
繰り返す,“社会にマジガチで適応しているからツマラナイ奴しかいないのだ”。
「私は他人に感染させない為にマスクをします。どうして貴方は他者を思いやれないんですか」と,法律で定められている訳でもないのに,自身の愚かな自己解釈を他人に押し付けて社会適応者だと自負するバカが日本に溢れている。
日本人の99%がコレに該当する。
こういう圧倒的,絶望的に知能の低いクズでクソなバカとは,自分,峯岸は絶対に交流しない。
だから近寄ってきたらハッキリ拒絶している。
社会の外というのは言葉の外,法の外,損得の外で,なぜソコで力が湧くのか。
その場所で人が連帯するからだ。
だからヤクザは法よりも掟の社会なのだ”。
だから堅気よりヤクザの方が人間らしい。
法に従って損得勘定で生きる者には連帯が不要で,法に従ってAmazonでポチれば宅配してくれ,コンビニに行けば会話せずに24時間いつでも買い物でき,コレが安全・便利・快適と人間を支配している普遍的方向だが,自分,峯岸は,コレを大概にせず当たり前だとして,言葉,法,損得の界隈にマジガチで適応している者を「人の姿をした非人間」と呼んでいる。
簡単に言えばクズでクソな奴だ。
「人間である事」と「人間的である事」は似て非なるモノで全く違う。
この事をユルゲン・ハーバーマス(95歳)が『人間の将来とバイオエシックス』という著作で示している。
ハーバーマスは「遺伝子を改造した哺乳類や,AIで電脳化した人間の方が,遥かに人間的に感じられるだろう」と言った。
「人間ではない人間的存在と,人間だけど社会にマジガチで適応している者,どちらと仲間になりたいか?」と,ハーバーマスは問うた。
「中国人は敵だ!」「朝鮮人は敵だ!」と吠える,反共思想を持った知能が圧倒的に,絶望的に低いバカどもが日本には溢れているが,こういうバカどもに自分,峯岸は「オマエ中国人と朝鮮人の友だちいるのか?オマエ自身の体験を通じて確かめた事あんのか?」と問う。
コレがカテゴリーの当てハメで,自分,峯岸が小学生の時はクラスや同学年に色んな奴がいて,地主の子,質屋の子,経営者の子,町医者の子,ヤクザの子,在日の子など,皆で広場へ行って泥警(泥棒と警察の役になって逃げる者と捕まえる者に分かれ,追いかけて逃げる遊び)したり,立ち入り禁止区域に入って探検ごっこしたり,荒川に飛び込んだり,こうして一緒に遊んでる中で言葉(言語)とか関係なく,普段は風呂敷広げて大きな事を言ってる奴が実は口だけだったとか,逆に普段は寡黙なのにモメ事になった時は先頭で突っ込んで「オマエすげぇな」となったり,こういう事で繋がっていき,ソコに中国人とか朝鮮人とか関係ない。
在日だから中国語もペラペラな奴がいて,ソイツを見て自分,峯岸は「かっけえなぁ」と憧れていた。
「俺は日本産まれの日本人だ!」と威張るクズでクソな日本人が,こういうカテゴリーを壊し,在日だろうが立派な人もいて,クズでクソもいる。
だから日本人とか中国人とか朝鮮人とか,そんな事は関係ない。
こういうバカな日本人が己の腐ったカテゴリーにハメている。
こういうバカども(殆どが反共)は他者が日本のダメな点を指摘すると「オマエ在日だろ!」と言い出す (笑)
こういう反共のクズでクソな日本人より,立派な中国人,朝鮮人,東南アジア人,アメリカ人,欧州人,南米人,中東人,アフリカ人の方が,仲間,同士とするに値する。
この反共のバカどもは「俺たち同じ日本人で団結しよう!」と言うが,何が同じ日本人だクズどもが。
よく言う右か左ではなく,正しくはマトモかクズである。
右でも左でも自称他称するクズやクソが多数いて,自身と価値観やイデオロギーが同じでも「クズでクソだなコイツ」となれば仲間にはなれない。
だが敵陣営に立派な奴がいて,自陣営には流行りに流されたクズやクソな奴らしかいないとなれば,自身と思想で敵対するがマトモな価値観を持った者と連帯した方が良い。
コレは日本初の民間右翼団体の玄洋社(1881年に結成された大アジア主義を抱く政治団体。明治から敗戦までの間,政財界に多大な影響力を持った)の頭山 満(とうやま みつる)という親分の一貫した考えである。
だから中国人であれ孫 文(sun wen)を匿った。
彼はアジア主義的大陸浪人右翼だったが,社会主義者であれ自由主義者であれ国粋主義者であれ「コイツは立派な奴だ。一緒にいると力が湧いてくる」と判定できたら,助けて食客(見込んだ者に住居を与えてメシを食わせて世話する)にした。

自身のポジション取りや保身の為に社会に適応しなきゃと,マジガチな奴は目が死んでいる。
貴方の職場や友人知人にも多数いる。
コイツらは自身の理念や思想を持っていないため,出世の為ならクソが付いてる上司のケツでも舐めまくる。
今の日本という国家で例えるなら岸田文雄で,国内では血の通わない人造人間のように無表情だが,アメリカや欧州へ行けば日本では絶対に見せないニコニコした表情で,血税をジャブジャブとバラ撒いて各国元首のケツを舐めまくっている。
日本は,こんな者どうしで職場恋愛したり結婚したり不倫したりしているから,性愛からの退却が加速したのだ。
ココには「おカネより愛が大切」と,心に微塵も無いキレイゴトを吐くバカ女どもも入る。
このバカ女どもは「おカネより愛が大切」と言っておきながら男を品定めしている。
学歴,年収,資産,身長,顔,家柄など,自身のスペックを棚に上げ,まるで物件を判定するかのように優劣を付ける。
昨年(2023年)の夏に帰国した際に毎日のように都内の繁華街に出ていたのだが,俗に言うオシャレ系カフェやレストランに行くと,普通のカップルよりパパ活カップルの方が多い。
このパパ活カップルは特徴があるため一発で分かる。
女が20代で男が4〜60代,不自然な笑顔,女の食いすぎな頷き (笑) ,堀江貴文が言ってる事から得たであろうオッサンの自慢げなITウンチク (笑)
そして徒歩圏内にラヴホテルがある。
こういう女どもが「お食事なら3万円,泊まりなら5万円」などと言い,表では「おカネじゃなくて愛が欲しい」と目を潤ませている。
まさに三島由紀夫が言った「空っぽの日本」そのものだ。

古代ギリシャにmimesis(ミメーシス)という言葉がある。
ミメーシスとは人に感染する事で,感染的模倣とも言い,マックス・ヴェーバーは「近代以前の社会は『カリスマ的な正統性による支配』と『伝統的な正統性による支配』を交替し続けてきた」と言う。
カリスマとはヴェーバー曰くカネに還元できない非日常的資質。
例えば「ホリエモンすげぇ!」で,内容は全く分からないけど,あのホリエモンが言ってるんだから凄い事なんだろうと従うのがカリスマ的な正統性による支配である。
カリスマに触れた時,人は絶対的な享楽に浸れる。
つまり力に触れて力が湧く。
力が伝染する。
コレは自分,峯岸の言葉で言う「感染動機」と同類である。
よく分からないけど,この人が言うようにヤッてみたくなっちゃうという衝動だ。
ヴェーバーは,そうした力の感染を生じさせる力こそが社会の出発点だと言う
だがカリスマも人間だから,いつかは死ぬ。
最初は血縁的継承者が代替わりとなるが,代を重ねると先代の影に沈み,昔から伝わる事だから取り敢えず従っているという,伝統的な正統性に頽落する。
こうしてカリスマが日常化する。
だが時代が変われば伝統だけでは通用しないため,ソコで再び「◯◯◯◯すげぇ!」という者が現れて入れ替わる。
正当性(rightness)と正統性(legitimacy)は違う。
正当性は1+1=2のような内容の正しさ。
正統性は内容とは無関連な自発的服従契機。
正当性だけでは服従動機の調達機会が少なすぎて社会は営めない。
大規模定住=文明以降の社会を営むには,正当性とは区別された正統性が必須となる。
内容によって従うのではなく形式によって従うという事だ。
もちろん近代社会にも正統性がある。
でもカリスマ的ないし伝統的な正統性ではない。ココに出て来るのは「合法的な正統性」である。
我々は合法手続きから生まれた決定に内容とは無関連に従う。
例えばテレビを設置したらNHKと放送受信契約を締結しなくてはいけないという法律(放送法)だ。
この合法手続きも合法手続きによって決定された。
だから市民革命や,その機能的等価物に遡らないと端点は見つからない。
こうして合法性の循環と呼ばれる鉄の檻に閉ざされる。
コレがヴェーバーの絶望で,何処からも力が湧かないからだ。
力が湧いて社会を樹立し,その後は力の残り火で伝統を継ぐが,力が減衰してくると,再び力が湧いて,というサイクルが途絶する。
だからヴェーバーが言った「鉄の檻」(クソ社会)にマジガチで適応する没人格,つまり,いつでもAIに置き換え(入れ替え)可能なbotみたいなクズが社会の全域に蔓延する。
コレが今の日本(日本人)である。
つまりミメーシス(感染的模倣)の衰滅。
だから人に本気で感染する事が大切なのだ。

例えば自分,峯岸は今,中国の広東省は深圳で,大学生とZ世代の中国人と日本人に動機付けの伝達をしている。
学問的な知識付けも必要だが,ソレ以上に動機付けが重要なのだ。
動機には一般的に競争動機と理解動機がある。
競争動機とは,学校の試験で一番の点数を取りたいとか,誰よりも高い偏差値の学校へ入学したいとか,相手に勝つ喜びを得たいという動機で,親や先生に褒められたいという欲求も同じである。
もう一つの理解動機は,自力で問題が解けたとか,自身の考えを上手く伝える事が出来たという,分かる喜びである。
だが自分,峯岸は,自らの経験から,もう一つ加える。
ソレは「感染動機」だ。
感染動機とは「俺もアイツみたいになりたい!」と思う強い衝動である。
相手に惹かれると,その人の一挙一動をマネてしまう。
芸能人にハマる事も同じだ。
この感染動機が競争動機と理解動機より大切なのだ。
競争動機は競争に勝った時の喜びの瞬間,理解動機は理解できた時の喜びの瞬間,この,それぞれの瞬間を求めて人間はヤル気を出す。
だが感染動機は好きな人に感染し,その人の事が頭の中にありながら何かをしている時が,全て喜びの瞬間ではなく「時間」になるのだ。
だから感染動機が最も強い内発性を与える。
内発性とは前述したマックス・ヴェーバーの鉄の檻,自分,峯岸の言葉で言うクソ社会にマジガチで適応しているが故に今の日本人が失った,内から湧き上がる力だ。
損得勘定(損得マシーン)で何かする時,その何か自体が喜びな訳ではない。
コレは自発性である。
喜びの瞬間を目指して何かする時も同じだ。
だから競争動機と理解動機は自発性に基づく。
だが感染動機は好きな人に感染した事により,何か自体が喜びとなり,ヤル事すべてが喜びになる。
自発性は環境に依存しているが,内発性は環境から自立している。
日本人が政治を見れないのも,この動機付けが無いからである。
日本は義務教育の9年で競争動機と理解動機ばかり植え付け,この時期に最も大切な感染動機を教師も親も教えない。
動機付けには友人や仲間たちと自国の政治を語る事で産まれる価値観が必要だが,日本人は自尊心が低く自身に価値がないと思っているため公的関心(政治的関心)が無い。
だから,この価値観が産まれない。
だから「あの人みたいになりたい!」「コレをヤリたいからヤル!」という,強い内発性の感染を引き起こす事が大切なのだ。
人間は進化生物学的に言うと,利己性より利他性の動機の方が強い。
利己の動機は自身が「もういいや」と思って諦めたらソコで終わりだが,利他の動機は自身に関係なく,自身の大切な人や待ってくれている人(友人や恋人や家族)が困っている事実は消えない。
ネットワーク内の自身の大切な人を思うと力が湧く,コレが利他の動機である。
コレが血縁社会の中国人とユダヤ人がグローバリゼーション(グローバル化)に強い理由だ。
だが血縁社会ではない地縁社会の日本は共同体が失くなり,地域も失くなり家族もバラバラ,SNSやプラットフォームで本名も経歴も顔も知らないリアルで会った事のない者どうしで「いいね」や高評価を授受し合ってソコに依存し,男女でテンプレをナゾってキャラを演じる者だらけになり,ジョック・ヤングが指摘した過剰(疑似)包摂社会となって連帯できなくなったため,この利他の動機が作動しない。
だからミメーシス(感染的模倣)が大切なのだ。
人に感染すると,その人の側に居るだけで力が湧いてくる。
良かれと思いながら自身が行う事の大きな間違いを気づかせてくれるのが学問であり,または芸術(音楽,絵画美術,彫刻,演劇,舞踊,映画,オペラなど)である。
日常の外へ人を連れ出す事で,新しい気づき,新しい構えで,日常を送る事が出来るようにさせるという事である。
だが巷に溢れるのはスキルアップの為に,他者をマウンティングする為に知識を晒す者で,こういう奴は,ただのクズ,クソである。
ただ女にカッコイイところを見せたいバカどもだ。
コイツらが崇拝しているのは堀江貴文や,ひろゆきなので,学問の「が」の字も知らない。
だから身に付けているのは知識どころか,ただの知恵である。
実は学問は,知識がある者から習っても身に付かない。
例えば一流と呼ばれる大学を出て一流と呼ばれる企業へ入社してエリートと呼ばれるサラリーマンから本物の学問は学べない。
なぜなら,こういう小利口な坊ちゃんは親のカネで高校や大学へ通っているため,苛烈な人生経験が無い。
泥水を啜りながら戦火の中を潜り抜けた,難民として命からがら脱出した,極貧家庭に産まれたためギリギリの中で何とか周囲の援助で生き延びた,こういった経験の中からでしか本物の学問は産まれないのだ。
「この人は不幸な人生を歩んできたけど,飛び抜けて卓越した価値観(世界観)を持っている」と感じた人に付くと「この人の考えを死んでも身に付けたい」という心が産まれるのだ。
ソレは知的好奇心なんて薄っぺらいモノではない。
価値に基づく力に突き動かされる事で,コレはイデオロギーでも思想でもない。
こういう気づきも学問と芸術を学ぶと分かるようになる。
なぜモーツァルトとミケランジェロとニーチェ(3人ともユニテリアン)が大天才なのかが分かるようになる。
だから学問と芸術は大切なのだ。
話しを聞いたり本やブログを読んだりして「この人,凄い事を言ってるな(書いてるな)」「この人,何者なんだろ」と気に掛かり,その人を追うようになったら,もうソレが感染なのだ。

ローザ・ルクセンブルク(スパルタクス団=ドイツ共産党の創設者,指導者。1871年〜1919年)が「都市の矛盾を最大化させる為に資本主義を加速させろ」と言った。
この加速主義思想の影響を受けたのが極左の重鎮,廣松 渉(ex東大名誉教授。1994年 死去)である。
廣松はブント(共産主義者同盟)の東大委員長だった。
カール・マルクスの「矛盾の極点で革命が起こる」の一部を取り出し「だったら矛盾を加速しろ」というメッセージを加えた。
分かりやすく言えば「徹底的にダメになっちまえ!」という思想だ。
自分,峯岸は,コレに大きく同意している。
この思想はアメリカで「accelerationism=アクセラレーショニズム」(加速主義)と呼ばれ「新反動主義」と呼ばれる思想の一部だが,実は戦間(第1次世界大戦)期のローザ・ルクセンブルクの焼き直しである。
自分,峯岸は,アメリカの属国である日本を憂いながら,同時に「日本がダメになる事は確定してるんだから,それなら加速的に決定的にダメになって崩壊しちまえ!」と考えている。
だから安倍晋三独裁Moonie政権が永遠に続いて日本の更なる弱体,衰退を望んでいた。
今なら岸田文雄に,このまま日本国民の資産をアメリカ様へ貢ぎ続けて日本を徹底的に破壊してもらいたいと切に願っている。
そうでもしない限り,脳をヤラれたバカな9900万人の日本国民が理解できないからだ。
日本国民が再起不能で立ち上がる事が出来なくなる寸前まで徹底的に追い込み「もう,こんな国は嫌だ!」と,日本中で暴動が起きるまで追い込まないと,日本国民は自国の現状を理解できない。
消費税も所得税も50%になり,コンビニで水が買えないぐらいまで貧しくならなければ,日本国民は自身が国家に欺されている事に気づけない。
では,この加速が進むと,どんな社会になるのか。
自分,峯岸は,ここ数年,条件付き加速主義を提唱してきた。
理由はテック(IT)革命に2つの方向があるからだ。
人間が作った法律や制度で社会は良くならない。
この事は戦後史を見れば分かる。
だから頭の良い人(日本国民の1%=100万人しかいない)は制度(国家体制)による社会変革など信じない。
コレは北 一輝や石原莞爾や宮沢賢治ら主意主義者の思考に通じる。
彼らも制度だけでは人は幸せにならないと考えた。
ところが,この人は主意主義者なのかと思いきや,ソコに突然,主知主義的(非主意主義的)なテック(インターネット)が出てきた。
制度による社会変革は無効でも,技術による社会変革によって埋められるとする。
例えば合法ドラッグとサイバー・ゲーム。
無害なケミカルと仮想現実や拡張現実のような,ゲームの要素をゲーム以外の分野に取り込めば,脳内物質のコントロールで人は幸せになれる。
再配分で豊かになって蓄財や散財の享楽を味わうにせよ,所詮は脳内物質の問題だから再配分やソレを促す政治が無くてもドラッグとサイバーがあれば大丈夫でしょ,となる。
だが幸せならばイイじゃないか,とはいかない。
確かに多幸感という意味での幸福は脳内物質の問題である。
だがソコから先に考えるべき問題がある。
30年ほど前にオウム真理教が日本を騒がせたが, 長い苦行で法悦(仏の教えを聞き,ソレを信じる事によって心に湧く喜び)に達するのもイイが,所詮は脳内物質の問題なので,電極とLSD(幻覚剤)で手軽に法悦に達すればイイじゃないか,というのがオウムだった。
では苦行とLSDは同じなのか?
違う。
長い苦行には記憶が付き物で,記憶に裏打ちされた実感が伴う。
だが脳内物質のコントロールに記憶は関係ない。
だからココで,記憶と無関係に幸せになってイイのか問題が浮上する。
コレは人倫上の大問題である。
だから自分,峯岸は,幸せは幸せでも「多幸感」と「幸福」を区別している。
ケミカルとサイバーによる脳内物質の操縦が与える「多幸感」と,記憶と向き合いながら初めて体験できる「幸福」は全く違う。
実はコレは子供の教育にも大きく関係している重要問題で,親は誰もが子供の安全を考えて育てている。
「ココは車両も障害物も無くて子供が安全に遊べるんです」と,親は言う。
だが,こういう安心・安全・快適・人畜無害な環境で育てられた子供は,遊んだ事の記憶が脳に残らない。
到達する過程,喜び,達成感が味わえない。
「高い障害物から飛び降りればケガする可能性があるぞ」「あの山の頂上へ登りきった時の壮快感は格別だぞ」「流れるプールに入れば小さなオマエは流されちゃうんだぞ」など,危険や体験を肌で感じさせなければ記憶として脳に蓄積されないため,得られるのはメタヴァースなどの拡張空間と同じで「多幸感」になる。
ソレなら,わざわざ外出する必要はない。
最初から安心・安全と確定しているモノの先には享楽も発見も無い。
こうなると前述した制度の奴隷に続き,テックの奴隷という新たな鉄の檻(クソ社会)における没人格(クズ)になってしまう。
知らないところで自動的にDNA鑑定とかもされるようになる。
現に日本は,そうなっている。
2024年8月現在の世界が直面している最大の問題は,人肌的なテックによる置き換え(入れ換え)速度と,記憶なき人間の増殖速度との鬩ぎ合いである。
マックス・ヴェーバーの合理化論の延長線上で「もう人間なんて消えた方が良いんじゃね?」という方向にテックを使うのか,または「されど人間だろ」という具合に人間的要素を強調する方向へ持っていくのか。
「人間味を消す方向のテック」なのか「人間味を際立たせる方向のテック」なのかの,分岐である。
日本人が向かっている方向は前者で,自分,峯岸は後者だ。

少し難しい箇所もあったかもしれませんが,学問的に解説すると,このようになります。
自分,峯岸が30歳の時なので約20年前ですが,小室直樹先生が「価値のある記述だと思ったところは印を付け,分からないところは何回でも分かるまで読みなさい」と,おっしゃいました。
その教えどおりヤリつつ,自己流も混ぜて今の私があります。
まぁコレが良いのか悪いのかは分かりませんが (笑)


【神の予定調和=市場=疎外=構造】

ジャン・カルヴァンの「神の予定調和」と「市場」と「疎外」は同じである。
ココに「構造」という言葉を追加してもよい。
欧州近代政治思想の基本骨格と土台を為しているコレらが全て同じであり通底している事を,小室直樹先生から教えられた時の驚きは今でも忘れられない。
なぜ市場を特定の人間が支配してはならないのか。
いや,どうせ支配する事は出来ないのか。
市場を支配しようとする者たちは必ず市場から復讐,逆襲される。
「市場」という言葉を経済思想の中心に押し上げたのはアダム・スミスである。
アダム・スミスは「Invisible hand of god」(神の見えざる手)という中核となる言葉で,生産物は市場で商品となる事を証明した。
市場を通す事で初めて生産物は商品となる。
公正な価格を付けるには,生産物は一度は必ず市場を通らなければならない。
この事はアダム・スミスの『An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations』に書かれている。
日本語の翻訳版は『諸国民の富』『国富論』として,1959年〜2000年に岩波文庫から出された。
アダム・スミスはスコットランドのカルヴァン派である長老派プロテスタントの神学者である。
ジャン・カルヴァンが「Predestination」(神の予定調和)と言うキリスト教の本性を解明した宗教指導者である。
この「神の予定調和」という思想は,ある人間が救済されるか否かは予め神によって決定されているという思想である。
「オマエが救済されるか否かは予め神である私が決める。全ては私が決める。神を条件づけるな。神に命令するな。神を試すな」と,旧約聖書のヨブ記に記されている。
前述したマックス・ヴェーバーの神強制の理念だ。
プロテスタント運動がローマ・カトリック教会と500年間,闘い続けて負けなかったのは,カルヴァンがキリスト教の本性である神の予定調和の思想を『Institutio Christianae Religionis』で書いて以来,堅持したからである。
そして,この「神の予定調和」とは,そのままアダム・スミスの説いた「神の見えざる手」である「市場」の事である。
「市場」とは,個々の人間の主観や願望などによっては絶対に動かす事の出来ないルール,掟,法則が有り,ソレは人間の外側に,そびえ立つモノの事である。
たとえ世界皇帝や国王や独裁者によっても変える事の出来ない,人類社会を貫く鉄の法則である。
米や小麦の価格は国王が「下げろ」と命じても下がらない。
今なら大統領や首相が「米が高いから安くしなさい」と言っても安くならない。
だから国民はインフレ(今の世界ならスタグフレーション)で苦悩する。
カール・マルクスは,このアダム・スミスの「市場」と同じモノをヘーゲル学派から習い「Entfremdung」(疎外)と呼んだ。
「疎外」とは,個々の人間の主観や意思などによっては動かし得ないモノという意味である。
そして人間社会には社会を貫く冷酷な法則性があるという事である。
だから「神の予定調和」=「市場」=「疎外」なのだ。
ところがカール・マルクスの初期(26歳の時)の著作である『経済学・哲学草稿』(1844年)を偏重して持ち上げる者たちが後に出て,その一部である日本の左翼知識人たちは「主体性マルクス主義」という後進国特有の理論を作った。
そして,このマルクスの「Entfremdung」=「疎外」を高度産業社会と資本主義の発達に伴う人間の非人間化と考え,よそよそしく人間の外側に立つモノとした。
そしてココからの本来の人間の主体的な回復などと考えた。
コレを「主体性マルクス主義」と言う。
それでは,この「疎外」からの回復を説く主体性マルクス主義は,北朝鮮の金日成の主体思想と,どれほど違うのかと問うと,何も変わらない。
人間の解放を唱える極東(東アジア)型の劣等政治思想である。
マルクスの考えた「疎外」は,そのようなモノではない。
更に1980年代の日本の知識思想界までも席巻したのがフランスの「構造主義」という現代思想である。
ユマニスト(人文学者)のミシェル・フーコーが代表した。
この構造主義の「構造」(structure)というのも実は「神の予定調和」と同じモノである。
各国それぞれの婚姻や家族の規範のように,構造は人間たちの意思で変える事の出来ない冷酷に社会を貫く法則性の事である。
変える事は出来ないし,且つ変わらない。
この構造ー機能分析という,当時の世界最先端の学問(アメリカ社会学)を,ポール・サミュエルソン(第2回ノーベル経済学賞 受賞)に師事した小室直樹がサミュエルソンの薦めでタルコット・パーソンズから習い日本に持ち帰った。
この構造ー機能分析というアメリカ社会学は, social science=社会科学(政治学,経済学,社会学,サイコロジー)の巨大な統一理論を導き出す筈だった。
第2次世界大戦後のアメリカで花開いた,この新しい学問体系は,日本では素っ気なく「行動科学」と訳されて今でも呼ばれている。
このbehavioral science(ビヘイビアラル・サイエンス=行動科学)で新興国アメリカの学者たちが「俺たちは近代西洋500年の荘厳な学問を乗り越えたぞ!」と意気盛んだ。
だが結局このアメリカ行動科学は使い物にならなかった。
本国アメリカでもリベラル派学問が80年代に衰退し始め,代わって保守派のシンクタンクが伸び始めたからだ。
「祈り」や「まじめな生活」といった保守思想が復権した。
だから小室先生が残念そうに言った。
「あのね,経済学だけは80%学問として自立できたんだ。他は全部ダメ,科学になりきれなかったんだよ」と,先生は真実を教えてくれた。
先生は「この4つの学問を束ねる社会科学の下にmethodology(メソドロジー)がある」と言っていた。
だが日本では,このmethodologyを「方法論」という訳の分からない訳し方をしている。
methodologyは社会科学の他,あらゆる諸学問の土台を成している。
だから正しくは「学問土台学」と訳す。
小室直樹先生は自身を「メソドロジスト」と称していた。
だから小室直樹は80年代と90年代の20年間,ずっとマックス・ヴェーバーの理論だけを使い続けた。
ヴェーバーだけで社会学という学問は成り立っている。
この構造を権力者どもが改悪したのが「既得権益」である。
だから竹中・小泉政権で標榜された「構造改革」は奇っ怪な言葉である。
自身らで作った既得権益を解体できないくせに解体すると表面上で謳うからだ。
かつて「構造改革派」と呼ばれた,1930年代のイタリア共産党(反ソ連派)発祥の日本の改革派の思想である。
だから既得権益がある限り,構造を改革できると考え,市場を自身らの意思で支配できると考えるのは愚かな事である。
つまり世界権力者どもは自ら首を絞めているのだ。
だから今,絶賛歴史的衰退中のアメリカ帝国と,500年間,繁栄したが,人類史の趨勢に抗えずアメリカと共に衰退した近代欧州が,属国の日本に厳しく命令し,神の予定調和=市場=疎外への違反である金融市場の統制を掛けても,最後は崩れるのだ。
コレが,これから貴方が見る事となる,自分,峯岸が予言した,もうすぐ世界が直面する世界覇権の移転劇である。


【日本の知の巨人たちもハマってしまったマックス・ヴェーバーの巨大な間違い】

「20世紀の最高の学者を挙げよ」と問われたら,マックス・ヴェーバーの名を出す者が多いだろう。
マックス・ヴェーバーはsociology(ソシオロジー=社会学)の大家だが,この社会学という学問は何なのか,よく知られていない。
日本の社会学者たちも何をしている学者なのか分からない。
小室直樹先生が「社会学者は大天才か凡庸か,どちらかしかいない」と,よく言っていた。
それでも社会学はsocial science=社会科学(経済学,政治学,社会学,サイコロジーの4つ)の土台の一つである。
日本ではpsychology(サイコロジー)を「心理学」と訳しているが間違いだ。
サイコロジーは心の問題の事ではなく,世界の枠組に関する人間集団の態度の在り方の研究である。
ヴェーバーは社会学者でありながら歴史経済学という「数式を使わず歴史で経済学を考える」の学者でもある。
歴史経済学はフリードリヒ・リスト(1789年〜1846年)という学者が始めた。
マックス・ヴェーバーは「資本主義の精神を作ったのはプロテスタンティズム(キリスト教)の倫理だ」と言い切った。
コレは,とんでもない間違いだ。
この事でヴェーバーと大ゲンカした同僚学者のヴェルナー・ゾンバルト(1863年〜1941年)が「資本主義はユダヤ人が創った」と言った。
kapitalismus=capitalism=資本主義は,ユダヤ人の思想である。
ユダヤ教はユダヤ思想とも訳せる。
ヴェーバーは「資本主義はプロテスタントたち,とりわけカルヴァン派の勤勉の思想から産まれた」とした。
週に一度の日曜日という神が定めた休みの日以外は,朝から晩まで一所懸命,働く。
このキリスト教プロテスタント派(カルヴァン派)の生活倫理である勤勉の精神から資本主義は産まれた,という嘘八百の思想をヴェーバーが作った。
それなら自分,峯岸は問うが,人は懸命に働けば豊かになれるというなら,少なくとも労働者たちは誰もが豊かな富裕階級層になる。
だが現実は,どうですか?
世界中の社会学者はヴェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を聖典(大教典)にして神棚に飾っている。
自身の最大の教科書であり,導きの書であり,まさしく聖書だ。
だが自分,峯岸は,大きく異論を唱える。
ヴェーバーの言う事が真実なら,サラリーマンという労働者たちの間で格差が産まれる事などない。
現実は既得権益強者の大手と既得権益弱者の中小零細で大きな差がある。
ヴェーバーはカール・マルクスの悪い点を引き継いでいる。
だからマルクスもヴェーバーも嘘つきなのだ。
現実の世界は,そんな甘いキレイゴトだけのママゴト世界ではない。
資本主義を創ったのはユダヤ人である。
資本主義はユダヤ人の生活倫理と生き方から産まれたのだ。
保険を産み出したのもユダヤ人である。
ユダヤ人は人の死まで追いかけてカネを産み出す。
だから,この真実を正直にハッキリと主張した
ヴェルナー・ゾンバルトが正しい。
ゾンバルトはヴェーバーと共同研究していたが,やがて大激論し,ヴェーバーを徹底的に叩いた。
親の遺産を引き継いだ無能なバカ息子を除き,カネ持ち,資本家になれるのは,ごく一部の商才に長けた才覚ある者だけである。
ソレ以外の者は労働者か農民として貧しいまま人生の幕を閉じる。
このように本当の事を正直に言わなければいけないのに,ヴェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を聖書のような教典にしてしまっている。
利益活動(とりわけ金融業)など正面からは認めないのがプロテスタンティズムである。
この宗派の創始者のジャン・カルヴァンはユダヤ人だ。
対して生粋のドイツ人のマルティン・ルターはドイツ農民魂を持っていた。
神学者であり僧侶だったのに尼さんを愛人にし,何人もの愛人たちにも子どもを産ませた,松下電器(現パナソニック)創業者の松下幸之助のような豪快な男だった。
カルヴァン派とルター派は同じプロテスタントなのに戦って戦争までしている。
宗派(セクト)が違うと対立して争いになる。
この事は今の4つに分裂した統一教会を見れば分かる事だ。
自分,峯岸は,フットボール仲間にユダヤ人が数人いるため,なぜユダヤ人はカネ儲けが得意なのかを見て訊いているため,よく分かる。
彼らユダヤ人は合理性を大事にしてカネ儲けを肯定している。
rationality(合理性),rational(合理的),reason(理性),reasonable(理性的),コレらの言葉には「自身が損せずに得するように行動する事」という意味が含まれている。
そしてratio(レイシオ)という,分け前,取り分,割合,比率,という意味の言葉も重要となる。
自身の利益,取り分を,冷酷に計算できる事が理性的となる。
冷静沈着に利益を計算して行動し,一時の感情や義理人情では動かない,コレがユダヤ思想である。
人間は殆どの者がカネ持ちになりたい。
だが,このカネ持ちになりたい者たちは,ユダヤ教,ユダヤ思想を理解していない。
だからカネ持ちになれない。
世界の全ての宗教で,ユダヤ教だけがカネ儲け(利益活動)を罪悪視せずに認めていた。
キリスト教もイスラム教も仏教も儒教も道教(この日本版が神道)も,カネ儲けを嫌い否定している。
ユダヤ教だけが資本主義を肯定している宗教,思想である。
だから近代資本主義の精神を作ったのはプロテスタンティズムではなくユダヤ教なのだ。
ユダヤ商人たちのユダヤ思想である。
実はルターもカルヴァンも,それとなくカネ儲け(営利活動)を認めている。
キレイゴトだけでは市民社会が成立しないからだ。
ルターが北ドイツのヴィッテンベルクの教会の扉に打ちつけた95か条のテーゼ(質問状)の中に,それとなくローマ・カトリックの総本山のローマ法王に向かって「カネ儲けを許せ」と書いた。
「利益活動を許せ」「個人の欲望を許せ」「僧侶(坊主)が女と寝る事も許せ」と。
「都市市民である商人の商業活動であるカネ儲けをローマ教会は認めよ。いつまでもカネ儲けは汚らしい行動だと言うな」と。
昨年のnoteに記したとおり,自分,峯岸は2022年に,このヴィッテンベルクの教会へ行った。
ただ単にルターが「ローマ法王が免罪符(贖宥状)という宝くじみたいなモノを大量に販売したのは教会の腐敗だから許せない」と,抗議したという話しではないのだ。
マックス・ヴェーバーはルターが嫌いでカルヴァン派である。
ヴェーバーは近代資本主義の精神はプロテスタンティズムの生活倫理(生き方の気風)から産まれた事の説明をしていない。
この大きな学問的スキャンダルを指摘し,公然と暴き立ててヴェーバーを批判したのが,青森県立保健大学教授の羽入辰郎氏である。
彼が『マックス・ヴェーバーの犯罪』という著作をリリースして満天下に暴いた。
マックス・ヴェーバーを「学問犯罪」とまで言って公然と指摘した。
この指摘は素晴らしい。
羽入辰郎氏は20年以上前に,この事を糾弾している。
なんと,このマックス・ヴェーバーのプロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神に, 大塚久雄(欧州経済史の大家。1907年〜1996年)と小室直樹までがハマってしまった。
自分,峯岸の先生である小室直樹は,練馬区の石神井に住んでいた。
石神井公園の池の反対に東大を退官した後の大塚久雄の家があった。
小室直樹は大塚久雄の家に,ずっと出入りして寝泊まりし,住み込んで2人でヴェーバーのドイツ語の原典を読み合って研究していた。
大塚久雄が病気で倒れ入院した時も病室へ行き,二人でワーワーと口角泡を飛ばしながら議論していたそうだ (笑)
自分,峯岸は何を議論していたかは小室先生に訊かなかったが,なんとなく分かる。
アメリカの開拓時代の東部13州の都市の,とても営利活動など大っぴらには認めないピューリタン(カルヴァン派)の生活規範と文化の中から,どうしてカネ儲けや利益活動を認める近代資本主義の思想が産まれたのだろうかと。
だから「二宮尊徳や鈴木正三が日本の近代資本主義を準備した」という,大塚久雄と山本七平と小室直樹の学説は大きな間違いだ。
日本の学問世界(政治学,経済学,社会学)は,この事を見て見ぬフリをしている。
羽入辰郎氏と自分,峯岸以外は誰も指摘しない。
懸命に働く事でカネ持ちになれるなら,過労死するほど世界で最も真面目に働く日本人は誰もが富裕階級層になっている。
だからマルティン・ルターとジャン・カルヴァンが唱えた職業召命観,そして「神の声に従い己の天職を全うせよ」が,カトリック思想を打ち破ったというのも違う。
資本主義はユダヤ人の精神で彩られており,何処の国でもユダヤ人的な人格を産まれながらに備え持った人によって荷負われてきたのである。
だから企業経営で成功している人は,ユダヤ人の思想を身に付けているのだ。
この事は『ユダヤの商法』を書いた,日本マクドナルドの創業者である藤田 田(2004年 死去)が我々に教えていた事だ。
だから収入を増やしたいのであれば,プロテスタンティズムではなくユダヤ人の生き方を学ばなければならない。
ユダヤ人のratio(合理)とreason(理性)こそ,日本人が学んで受け入れ,世界の何処へ行っても経済活動=利益活動=仕事が出来る体制を構築しないといけないのだ。
そうしなければ,この日本という極東の島国に閉じ込められ,悪辣な政府(政権)により死ぬまで自身の稼ぎから理不尽に税金として奪われ続ける事になる。
この税金が日本の為,日本人の為に使われるのであれば,仕方ないと納得できるが,庶民である我々の為には使われない。
現実はアメリカ様を筆頭とする欧米各国へ貢いでいる。
自分,峯岸は,日本政府(国税庁)に稼ぎを奪われるなら死んだ方がマシである。
自国民から奪った税金(血税)を外国へ貢ぎ,自国民を売り飛ばす,世界で最も政治が腐敗している国に,1円たりとも税金として奪われたくない。
MNSI峯岸国家戦略研究所は,何処の国,政党,公共団体,組織にも属さない,在野の研究機関である。
不偏不党の立ち場で,日本国民の利益に資する事だけを原動力とし,研鑽を重ねている。
将来ある若者を早く日本から脱出させる事に主眼を置いている。

「近代資本主義の精神がプロテスタンティズムの生活倫理から産まれた」は嘘だ。
それでもマックス・ヴェーバーの学問の名は高い。
今でも欧米の学問の世界では権威となっている。
マックス・ヴェーバーは天才的能力を持った学者だったが,この事だけは大きな間違いである。


【近代西洋500年が逆回転しだし,世界の地軸が動いた】

2020年のアメリカ大統領選における歴史的な不正選挙の中で大きく浮かび上がったのがジェフリー・エプスタイン問題である。
この男が幼児の誘拐組織や人身売買組織を動かしていた。
自身が所有するカリブ海のエプスタイン島に政財界人を招いて儀式を行っていた。
この儀式は元々ペドフィリア(小児性愛)の病質を持つ者が集まり,ココで堅い結束を交わしていた。
このエプスタイン島の周海を捜索したFBIの捜査官たちが海底から子供の骨を大量に発見した。
猟奇犯罪の証拠である。
現在この凶悪犯罪の裁判は非公開の秘密裏で行われている。
あまりにも残虐なため公開できないのだ。
このエプスタイン島での儀式にクリントン夫妻もバラク・オバマもジョー・バイデンも参加している。
2020年のトランプとバイデンのテレビ討論会の司会者だったCNN(FOXから移籍した)のクリス・ウォーレスも参加している。
だから,この時はトランプ寄りだったFOXなのにクリス・ウォーレスはトランプの肩を全く持たなかったのだ。
エプスタインはニューヨーク大学を中退して金融の世界へ入った。
そしてベア・スターンズ(リーマン・ショックの半年前に破綻)に入社し,ヘッジファンドの投資技法を学んだ。
そして独立した1980年代のバブル期に自身のヘッジファンドで大儲けした。
2006年に常習の児童買春で捕まり2008年に有罪判決を受けた。
禁錮18ヶ月の実刑だったが,司法取引で昼は普通に働き夜に刑務所へ帰る生活をしていた。
そして再び組織売春で逮捕されたのが2019年7月13日で,翌8月の10日にニューヨークの拘置所で死亡した。
口封じで殺されたのだ。
エプスタインはニューヨークやフロリダの自身の豪邸やカリブ海のヴァージン諸島で,政財界人や芸能人を招いて乱行パーティを繰り返していた。
少女や少年たちが性的搾取されていた。
そして,この島がFBIに捜索されて海底に多くの子供の人骨が発見された。

MIT(マサチューセッツ工科大学)のメディア・ラボで所長を務めていた伊藤穰一(千葉工業大学 学長)という認知科学の学者がいて,この男がエプスタインから研究所の資金として3億ドル(300億円)ぐらい出してもらっていた。
エプスタインはハーバードやMITの学者たちのパトロンだった。
AIの父マーヴィン・ミンスキーや『銃・病原菌・鉄』のジャレド・ダイアモンドや『利己的遺伝子』のリチャード・ドーキンス,ゲノム解析の権威であるジョージ・チャーチ,遺伝子編集ツールCRISPR(クリスパー。コロナ・ウイルスの製造にも使われた遺伝子の貼り替え技術)の権威のマーティン・ノワク,量子コンピュータのセス・ロイドたちだ。
彼らトランス・ヒューマニズムの欧米の学者たちがエプスタインのプロジェクトに参加していた。
エリザベス2世の次男アンドリュー王子も入っていた。
2019年9月に伊藤穰一が辞任してMITのメディア・ラボは閉鎖した。
このカリブ海でグローバリストたちによって開かれた恐ろしい儀式とパーティの実態が露見して騒がれた。
この場面でも人類史の近代西洋500年の欧米白人文明が逆回転し始めた事を意味する。
もっと大きく見れば西ローマ帝国が滅んだ490年ぐらいからの1500年間に,ローマ・カトリック教会の中で連綿と続けられてきた子供の生け贄の儀式が露見した。
歴代ローマ法王たちの嗜好である小児性愛(ペドフィリア)だけでなく,子供たちの人身売買と儀式用の生け贄という殺人だ。
今のローマ法王フランシスコと前任のベネディクト16世はイエズス会士である。
ベネディクト16世はヴァチカンの財政問題を理由に退任した事になっているが,本当はペドフィリアの罪で粛清された。
神父の「貞潔の誓い」(独身主義)が根本的な問題である。
「私たちは神と結婚した身です」などという教義が,そもそもの問題だ。
2021年1月6日,ローマ教皇庁の犯罪を吐露した者が新聞に出た。
イタリアの防衛関連請け負い業者であるレオナルド・スパ社の技術部門の責任者だ。
この人物が全てを提供した。
アメリカ大使館とローマ教皇庁の諜報部が,軍事衛星を介してドミニオン社の選挙票集計機の違法操作(票の改ざん)をヤッていた事が裁判で証明された。
コレでアメリカ大統領選史に刻まれた歴史的な巨大不正の司令塔がローマ・カトリック教会だった事が満天下になった。
前回2020年のアメリカ大統領選でジョージア州の上院決選投票を,トランプ側のサイバー部隊(陸軍305情報部隊)がハッキング追跡する為に意図的に放置して監視していた。
この陸軍の第305情報部隊はハッキング専門部隊である。
エズラ・ワトニックが率いたNSC(国家安全保障会議)とDHS(国土安全保障省)とFEMA(連邦緊急事態管理庁)までを統括する,まさしく米軍の中枢である。
この情報ハッキングの精鋭部隊を宇宙軍(サイバー通信部隊。NSCに直属する)として,トランプが大統領に就任してからの4年間,特別に育ててきた。
トランプ政権末期の2020年11月17日,国家テロ対策センター所長だったクリストファー・ミラーがトランプによって国防長官に任命された。
このミラーの下にいるワトニックたちがハッキング追跡を実行した。
ワトニックはマイケル・フリンが長官を務めたDIA(国防情報局)の副官だった。
CIA長官だったジーナ・ハスペルをドイツのフランクフルトまで追跡し,銃撃戦の末に拘束したのもワトニックである。
そしてCIA初の女性長官となったジーナ・ハスペルは粛清された。

自分,峯岸は,2020年末に「これからヴァチカンで死者(粛清)が相次ぐ」と発信した。
そして世界中のカトリック教会で大司教と枢機卿を含めて多数の死者が出た。
ヴァチカンだけで9人の司教が亡くなったという報道が出た。
もちろん死因は全てコロナにされた。
日本の国会議員に相当するのがローマ教皇庁に居る枢機卿である。
この枢機卿の下に大司教がいる。
大司教はイギリスのカンタベリー大司教やエジプトのコプト教徒の大司教も含む。
カトリック教徒の多い国に一人いる。
だがカトリック教徒が10万人も居ない日本には大司教が2人いる。
この大司教が皇族(天皇家)と文部科学省を監視,指導している。
コイツらが戦後の日本を洗脳教育してきた司令塔である。
だから日本の教科書には歴史の真実は載らないのだ。
ローマ・カトリック教会の恐ろしいペドフィリア(小児性愛による性行為と虐待),そして生け贄の儀式が,2002年にアメリカのBoston Globe(ボストン・グローブ)紙で騒がれた。
ボストンの司教が幼児に,いかがわしい行為をしていた事で,明るみになっただけで3000人の被害が出た。
神父たちが調べられ,関与者600人が報告された。
この後,欧米各国で次々と小児性愛の大規模犯罪が露見した。
各国の紙面で騒がれ世界中へ報道された。
欧米のキリスト教圏,アメリカの各州と欧州で騒がれた。
フランシスコ法王の片腕でヴァチカンのNo2と言われたジョージ・ペル枢機卿(2023年1月 死去)が何度も容疑を掛けられた。
有罪判決を受け自宅軟禁となり,オーストラリアでは大騒動となった。
欧州(ドイツやフランスやスペインやスイスなど)や日本でも表に出た。
2020年6月の朝日新聞電子版に記事が出て,現職の日本人の神父が「少年時代に司教に性行為を強要された」と訴え出た。
そしてローマ教皇庁の駐米大使を務めたカルロ・マリア・ヴィガノ大司教が立ち上がった。
あまりにも腐敗したヴァチカンを一掃しなければいけないと,トランプに内部告発の書簡を送った。
だから大司教と枢機卿たちも次々と逮捕されて粛清されるようになった。
証拠があるので逃げられない。
自分,峯岸が,これまで20年の思想研究の果てに辿り着いたのが,人類の諸悪の根源はローマ・カトリック教会という事である。
ソレと,このローマ教会から1534年に分裂,派生した,アングリカン・チャーチ(イギリス国教会)だ。
アメリカの大統領が犯罪者として逮捕されるより,ローマ法王が逮捕される事の方が大きな意味を持つ。
世界中に大きな影響が出る。
日本人に分かりやすく説明するなら,ローマ法王は日本で言う天皇陛下である。
欧米白人世界でローマ法王の悪口を公然と言えない事は,日本で天皇陛下の悪口を公然と言えない事より遥かに憚られる。
500年の植民地支配でキリスト教が布教され,国家体制までもがキリスト教化した国が世界中にある。
ソレら植民地国家でもローマ法王の批判は強く忌避される。
だからローマ法王が逮捕,拘束されるという事は,人類史にとって天地が逆転するのと同じ事なのだ。
このように近代西洋500年,ローマ・カトリック教会が出来て1500年,ギリシャ・ローマ文明から2500年,そして人類の文明の始まりから5000年,我々は今コレらから脈々と続く人類史の大きな起点に立ち会っている。

動物を屠る,神の祭壇に捧げるという,遊牧民の伝統がある。
だが真実は動物ではなく自身の子供を供犠として祭壇に捧げる。
第一子の首の血を抜いてヤハウェの神殿に捧げるという事をヤッてきた。
ヤハウェはイサクに「子供を殺さなくていい」と言い,山羊に代替したと言われるが,本当は第一子を神の捧げモノとしてきた。
この伝統が最初に触れたモレク神である。
モレク神は人間の子供を生け贄にするセム族の神だ。
コレに今の欧米グローバリストたちは倣っている。
ソレがGrid Iron Club(グリッド・アイアン・クラブ)とBohemian Grove(ボヘミアン・グローブ)の秘密結社だ。
この秘密結社で行われる儀式のシーンが同じく冒頭で触れたスタンリー・キューブリック作の『Eyes Wide Shut』で描かれている。
Bohemian Groveの本部はサンフランシスコ郊外にある。
現在Bohemian Groveは閉鎖,解体された。
周囲の人工の湖ごと埋め立て証拠隠滅を図るつもりだ。
だが毎年この生け贄の儀式に参加していた政財界人と芸能人の証拠リストを司法省と米軍の改革派が把握している。
もう一つ,ワシントンD.C.の郊外に歴代大統領が行く超高級ゴルフ・クラブがある。
ココも恐ろしい秘密結社でBurning Tree(バーニング・ツリー)と言う。
日本の首相もココに連れて行かれる。
岸 信介がアイゼンハワー大統領に連れて行かれた。
だから安倍晋三も麻生太郎も菅 直人も森 喜朗も福田康夫も行っている。
エプスタイン島へ行った政財界人は2000人ほどいる。
阿里巴巴集団(アリババ)創業者の馬雲(ジャック・マー)とソフトバンクの孫 正義も行っている。
この2人の現在の親分はブラックストーン・グループ会長のスティーブン・シュワルツマンだが,その前の親分はニューズ・コーポレーション創業者のルパート・マードック(93歳。まだ生きてる)である。
マードックのライバルで同じメディア王のロバート・マクスウェルの娘のギレーヌ・マクスウェルは,ジェフリー・エプスタインの事業パートナーだった。
馬雲(ジャック・マー)はエプスタイン島へ行った事が2020年10月に国家公安部(中国の諜報機関)に証拠付きでバレてしまった。
だから支付宝(Alipay。コレがデジタル人民元になる)を運営する子会社のアント・フィナンシャルが上海市場への上場に失敗して3.5兆円の損失を出したという,そんな単純な話しではない。
日本人は竹中平蔵,南部靖之(パソナ・グループ代表),宮内義彦(オリエント・リース=現オリックスの前身の創設メンバー。2022年に引退),新波剛史(サントリー社長),三木谷浩史(楽天の創業者)ら,錚々たるワルの経済ヤクザたちが行っている。
彼らはハーバード大学の人脈から組織されるCrimson Club(クリムゾン・クラブ)のメンバーだ。
コイツらも全て欧米グローバリストの手先たちだから裁かれる。

経済産業省に「ニューヨーク事務所長」という役職があり,この役職に就く者は代々Grid Iron Club(グリッド・アイアン・クラブ)へ行っている。
岸 信介の娘という噂があった緒方貞子(2019年10月死去)の旦那の緒方四十郎らだ。
当然,外務省の駐米大使たちもだ。
デヴィッド・ロックフェラーの子飼いだった大企業の経営者は全て連れて行かれる。
政財界人たちが連れて行かれるのはBohemian GroveやGrid Iron Clubの方で,エプスタイン島は伊藤穰一ら学者たちである。
ココで日本のエスタブリッシュメント(支配階級層)たちは,もう後には引けない一線を越えてしまった。
自治体(都道府県)の首長たちもワルだらけだ。
東京(小池百合子)と大阪(吉村洋文)を筆頭に,徳島(後藤田正純),神奈川(黒岩祐治),愛知(大村秀章),岐阜(古田 肇),福島(内堀雅雄),北海道(鈴木直道),富山(新田八朗),福井(杉本達治),石川(馳 浩),栃木(福田富一),秋田(佐竹敬久),埼玉(大野元裕),熊本(木村 敬。16年務めた蒲島郁夫体制の副知事として服従した正統な後継者)など,挙げればキリが無いほど奇っ怪な宗教勢力(Moonie=統一教会)が蠢いている。
民主党時代の前原誠司が国土交通相だった時,自賠責保険の掛け金1兆円を財政が火の車だったカリフォルニア州へ投入した。
つまり1兆円分のカリフォルニア州債を買った。
この時のカリフォルニア州知事が,あの大ワルのアーノルド・シュワルツェネッガーで,日本からカネを奪う為に来日した。
だから自分,峯岸は,あの時「ターミネーターが日本を襲いに来た」と言ったのだ。
名目はカリフォルニア州に通勤新線として日本の新幹線を導入する事だったが頓挫した。
これまた大ワルのJR東海の葛西敬之(2022年5月 死去)と組んで,わざとらしくアメリカに新幹線を敷くというパフォーマンスを見せた。
勿論この1兆円(日本国民の保険の掛け金)は戻らない。
最初からアメリカと前原誠司が仕組んだ臭い芝居だ。
毎回こうやって日本国民のカネがアメリカに奪われていく。
「シュワちゃんが来た~! シュワちゃんカッコイイ!」と,自身のカネを奪った相手を歓迎している,コレが脳をヤラれている属国のバカ日本国民どもだ。
もちろんシュワルツェネッガーもエプスタイン島やBohemian Groveへ行っている常連組である。
だから,あれだけ反トランプ発言を繰り返していた。
Bohemian GroveとGrid Iron Clubへ行き,目隠しをされ,布のようなモノを被せられ,跪き,生け贄の儀式に参加したら,もう死ぬまで逃げられなくなる。
ハーバード大学にFraternity(フラターニティ)という男子学生の社交クラブ,友愛会がある。
起源は1776年にアメリカのウィリアム・アンド・メリー大学で結成された「Phi Beta Kappa」(ファイ,ベータ,カッパ)である。
コレのイェール大学版がskull & Bones(スカル・アンド・ボーンズ)だ。
男の同性愛の秘密結社である。
男と男の世界で,関係を結んで口外できない秘密を握られる。
だから裏切ったらバラされて社会的地位を失う。
このように関係が出来て強請られたら,もう従うしかなくなる。
この中に日本の政財界人とメディア人も多数いる。
地位と莫大な大金を得る事が出来るが,二度と抜け出せない。
だから東大法学部を出て,裁判官や官僚となり出世できる者は,この秘密結社へ入った者だけである。
ソレ以外の者は外される。
省庁や企業へ入って,どんなに頑張っても上層へは行けない。
小室直樹と同学年で一流の文学者,評論家だった,江藤 淳はアメリカに大切にされた。
ハーバード大学とウドロー・ウィルソン研究所に留学した。
彼は1999年7月21日,鎌倉の自宅の浴室で手首を切って自殺したと発表された。
とても不可解な死だった。
彼は敗戦後のアメリカによる日本支配の実態を研究していた。
コレがグローバリストからは裏切り行為だと判定された。
今の60代以上の人たちに江藤 淳の死は衝撃を与えた。
この2年前の1997年8月にイギリスのダイアナ妃が事故死に見せかけ殺された。
彼女の死もイギリス王室の裏の見てはいけないモノを見てしまい,告発しようとしていたからだ。
だからローマ・カトリック教会が人類の諸悪の根源である。
近代西洋500年の白人文明に取り憑き,まとわり付き,支配してきたローマ・カトリック教会が,どういう組織であったかの大きな謎が解けた。
今や彼らは害悪でしかない。
これまで世界中の人々を苦しめてきた。
彼らが消滅しても誰も困らない。
彼らが消える事が人類の仕合わせである。
このローマ教会とアメリカのCIAが極東における反共の防波堤として,Moonie(国際勝共連合=統一教会)という奇っ怪なカルト宗教団体を創ったのだ。
彼らはコロナ・パンデミックで堂々と世界を攻撃して敵に回した。
グローバリスト(地球支配主義者)の本性を見せた。
そして中国に罪を被せた。
この民衆洗脳に愚劣な反共主義者だけでなく世界中の人々がハマってしまった。
だから貴方の周りを見てみなさい,誰もが中国とロシアを敵視している。
この中国とロシアを敵視している反共産主義者たちはローマ教会の手先である。
「中共は世界のガンだ!」「世界中に被害を与えたC国は滅びろ!」などと,見るからに低脳なバカどもが2020年からYouTubeやXやFacebookに次々と出現した。
分かりやすく言えば及川幸久に心酔しているバカどもだ。
日本人は「中国は独裁体制で人権を奪ってる!」と主張する。
じゃあオマエらG7(アメリカと欧州と日本)は,どうなんだ?
元祖デモクラシー国家のアメリカは,どうなんだ?
2020年に元祖デモクラシー国家アメリカの大統領選で,人類史に残る巨大な不正が起きた。
コレの何処がデモクラシー(代議制民主政治体制)なんだ?
こういうバカどもがデモクラシーを「民主主義」と言う。
「ニッポンは民主主義国家だ!」と,見るからに頭の悪そうなバカ面で主張している。
デモクラシーはism=主義ではない。
こんな初歩的な学問知識も無い無能なバカだから,コイツら反共はクズでクソなのだ。
西洋近代500年,ローマ・カトリック教会が出来て1500年,このヴァチカン(イエズス会)の支配は何なのだ?
日本の何処が三権分立してるのだ?
2024年の今でもコロナ・ウイルスにブルブル震え,マスクと消毒と手袋とフェイス・シールドをしている,そのヤラれた脳で考えて答えてみろバカどもが。
G7にあるのは表面(上っ面)だけのデモクラシーだ。
この巨大な真実を見て見ぬフリで覆い隠し,何が「C国は世界に謝罪しろ!」「日本は中共に侵略される!」「台湾有事は日本有事!」だバカどもが。
その程度の知能しかないバカだから,政府に欺されてる事に気づかず,月給3〜40万円の貧乏労働者を続けているのだ。
この40数年で日本は幾らアメリカに貢いできたのか答えてみろバカどもが。
オマエらの親分の安倍晋三や岸田文雄が幾らアメリカ様へ貢いだのか答えてみろ低脳どもが。
オマエら知能の低い,顔に色が付いた極東の土人どもこそ,日本人のフリをした偽日本人だ。
一党独裁政治が公然と表に出ている中国の方が正直で汚れていない。
米欧日(アメリカ,欧州,日本)の裏に隠された汚さが,どれだけ欲に塗れてドロドロしているかを,オマエらの親分の麻生太郎と安倍晋三と同じで,漢字も読めない偏差値30前後の頭で考えて絶望して自滅しろ。
オマエらバカどもに相応しい最期だ。

20年前(2004年)のアメリカ大統領選のシカゴでの民主党大会に,無名の1期生の黒人が突如として現れ演説した。
本選ではない,この党大会での演説を観た自分,峯岸は,いつもの頭脳の働きで直ぐにピンと察知した。
「なるほど,次は,この男にするんだな」と分かった。
アメリカの最高支配層たちが,この黒人を次の大統領にすると決めて動いている事が分かった。
この時の若い黒人がバラク・オバマである。
だがオバマをアメリカの大統領にするという動きは,もっと前から始まっている。
世界戦略家のズビグニュー・ブレジンスキー(2017年5月 死去)がコロンビア大学で教授をしていた時,ココで20歳のオバマを見つけて「コイツを将来の大統領にする為に育てよう」と決めた。
ブレジンスキーはヘンリー・キッシンジャーと同格で,デヴィッド・ロックフェラーの直臣だった。
この大学生だったオバマを大統領にする為に育てるプランをデヴィッド・ロックフェラーに進言したのがブレジンスキーである。
だからオバマが大統領選で勝利(2008年11月4日)する2ヶ月前にリーマン・ショック(2008年9月15日)が起きた。
リーマン・ショックは「崩壊したアメリカ経済を立て直す為に大ナタを振るう大統領が登場する」という織り込みで計画的に起こされた。
このリーマン・ショックの半年前(2008年3月)に,ベア・スターンズというリーマン・ブラザーズに次ぐ規模の大手投資銀行が破綻した。
だが直ぐさまJPモルガン・チェースに吸収されたため殆ど騒がれなかった。
この動きが不自然だったため自分,峯岸は,独自でベア・スターンズについて調べた。
すると,CDS(クレジット・デフォルト・スワップ。企業の倒産リスクを保険に仕立てた金融商品。自分,峯岸の言葉で言う「金融核爆弾」)というクレジット・デリバティブを大量に売買していた事が分かった。
このCDSは分かりやすく言うと企業自身の生命保険で,実例で例えればリーマン・ブラザーズCDSをAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)が組成して農林中金(農林中央金庫)に売った。
このリーマンCDSを買った農林中金はリーマンが破綻(倒産)しなければAIGから配当利回りが入るため儲かる。
だがリーマン・ブラザーズは潰れてしまった。
つまり金融核爆弾が爆発してしまった。
コレで農林中金は大打撃を受けた。
農林中金が今になって慌てて損金処理している事が表に出たのは,この時の含み損が膨らんで膨らんで隠せなくなったからだ。

〜転載貼り付け始め〜

〜転載貼り付け終わり〜

自分,峯岸は当時(15年前)リアルタイムで農林中金を糾弾していた。
あの時,農林中金は重大な経済犯で,農協の組合員と日本国民に大損害を与えた。
2000年ごろから,このCDSだけでなく,あらゆるデリバティブ取引を全米だけでなく欧州の金融機関でも大量に売買していた。
だからリーマン・ショック後に欧州へ飛び火して欧州債務危機(ギリシャ危機として2009年に火が着き,2010年から南欧を中心に欧州全土へ拡大した)が勃発したのだ。
こうして金融機関同士での相対取引で手数料を抜く手法で利益を出し合っていた。
このCDSという金融核爆弾は恐ろしいクレジット・デリバティブで,企業の生命保険という事は,ある企業を破綻(倒産)させる為に,意図的に,その企業のCDSを組成して狙い撃つ事が可能となる。
そうしてリーマン・ブラザーズが狙われたのだ。
だからシティバンク(デヴィッド・ロックフェラーの貯金箱)とAIG(世界最大の総合保険会社)は売り手だったため保険金の支払い義務が生じたが,この2つはアメリカ金融の要で絶対に潰せないため直ぐに公的資金(政府資金)を投入して救済した。
メリルリンチも破綻してバンク・オブ・アメリカに,モルガン・スタンレーは三菱UFJフィナンシャル・グループに吸収された。
あの時(2008年9月15日),ゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェース以外のアメリカの全ての金融機関が破綻した。
その巨大な真実を隠す為にリーマン・ブラザーズをスケープゴートにしたのだ。
この時アメリカは全米の金融機関を救済する為に20兆ドル(2000兆円)投入した。
そして金融機関が抱えるサブプライム・ローン債などの焦げ付いた全ての各種デリバティブを全てFRB(連邦準備制度理事会)が引き受けた。
だからリーマン・ショックの2ヶ月後のオバマ政権発足直後からQE(Quantitative Easing=量的緩和)が始まったのだ。
この時に無制限で刷り散らした米ドルの代償という毒がFRBの体内で駆け巡っている。
この毒が消えずに,更に猛毒になってアメリカは今のたうち回っている。
もう日本がケツの穴を舐め続けるだけでは,どうにもならない。
自分,峯岸は,当時コレらの事を友人のアメブロを借りてリアルタイムで発信していた。
農林中金や野村證券が大打撃を受け,負債を子会社へ移して隠し,本当は破綻している事を暴いた。
本体のバランスシート(貸借対照表)に資産(金融機関のバランスシートは一般企業と異なり「資産」と「負債」の勘定が逆になる)を計上しないようにした。
だから本体は健全に見えるため公募増資できて資金を集め続けられる。
完全に株主を欺く行為である。
こうして2004年の時点でオバマが次の大統領に就くと分かった。
このように世界の最高支配層たちは,国家(帝国)を運営する為に金融・経済と軍事・外交の両輪を貸借を取り合いながら政治を動かす。
この事を日本の有識者と呼ばれる知識人たちが理解できていない。
ソレは彼らが帝国に支配された属国の首長で,アメリカに留学して洗脳教育されているからだ。
中国の歴代王朝も神聖ローマ帝国もオーストリア=ハンガリー2重帝国もオスマン帝国も,属国を支配・管理する為に歴代の王国は政治を経済(カネ)と軍事(戦争)の両面で操って動かした。
人間はカネで支配されカネで動かされる。
会社(勤め先)に雇用されている者が毎月,受け取る給料が,その象徴である。
だから給料を貰う側(従業員)は支配・管理される。
世界で最も大きなカネ(資金力)を持つ者が,その時の世界を支配するのだ。
巨額のカネの動き(利益の為の活動)の話しを抜きにして,政治史や文献証拠に頼る歴史学をバカ教授どもから幾ら学んでも本当の人類の歴史は分からない。
経営も生の現実政治も知らない大学教授どもに人類史の真実は炙り出せない。
だから人類史=世界史を見る時は,大きなカネの動きの真実を俯瞰で概観する眼力を養わなくてはいけない。
人類史を冷静に見るなら,その時代の権力闘争と巨大資本の動きに着眼しなくてはいけない。
「大戦争で両軍各々5万人,計10万人の兵士が激突した」と,歴史学者どもは自身の目で見たかのように講義で話して著作に書く。
しかし本当の戦場では,5万人なら1割の5000人ぐらいしか決死の突撃をしない。
残りの9割は自身が死なないで済む事ばかり考えている。
互いに5人ずつ出してケンカしたとすると,本当に根性が入ってる者は,それぞれ1人2人で,残りの6人は飾りだ。
1万2万の兵隊を動かすのに1日で,どれ程の資金が必要かを考えなくてはいけないのだ。
例えば300人の従業員を抱える中堅企業の経営者が,どれ程の苦労をして毎月の社員の給料を払っているか。
企業や飲食店の経営者が従業員に給料を支払う為に,どれ程の資金繰りの苦労が裏にあるのか。
雇用されて給料を貰っている側は,この事を考えた事がないだろう。
この事から常に世の中を見なくてはいけない。
戦争やパンデミックの背後にあるカネの動きを知らずに歴史を語れば,ソレは床屋談義となる。
人類史は次々と興る帝国(覇権国)の興亡の歴史である。
帝国は周辺の数十ヶ国を属国群として束ねる。
属国に朝貢(資金を差し出す事)を促す。
だから小泉純一郎や安倍晋三や岸田文雄ら属国の指導者が日本国民のカネ(血税)を帝国のアメリカ様へ貢ぐ事を「朝貢外交」と言う。
日本国民は戦後79年,敗戦国民としてアメリカ様の属国民をヤラされ続けてきたため,帝国アメリカ様の前で土下座ばかりして彼らの顔が見れない。
クソが付いてるケツでもアメリカ様なら舐めるのが日本である。
だから自身の頭(脳)で考える事が出来ない洗脳民族にされた。

アングリカン・チャーチ(イギリス国教会)がローマ・カトリック教会から分裂,派生した100年後(正確には99年後)の1633年,ガリレオ・ガリレイが太陽中心説(日本では地動説)を不屈に唱え,2回目の異端裁判(宗教裁判)に掛けられた。
ガリレオは有罪判決でローマ・カトリック教会に焚刑(火あぶりの刑)で焼き殺される寸前だった。
ソレをイタリアのメディチ家の大公であるコジモ2世が救った。
この時ガリレオが弟子に向けて言った言葉が「and yet it the earth moves」(それでも地球は回転している)である。
「いくらオマエたちローマ教会の権威が判決を出しても,それでも地球は太陽の周りを周回しているのだ」という事だ。
この言葉から400年経ち,コレに匹敵する程の歴史的大事件が起きた。
ソレが2020年のアメリカ大統領選の歴史的不正と生け贄の儀式の2つの大罪を,ヴァチカン(ローマ・カトリック教会)が主導していたと証明された事だ。
そして,この勢力が今ドナルド・トランプを殺そうとしている。
ココにはクラウス・シュワブのダボス会議(世界経済フォーラム)が入る。
ガリレオは,この「and yet it the earth moves」をラテン語ではなく母国語のイタリア語で言った。
なぜならラテン語で言うと再び裁判に掛けられるからだ。
この「and yet it the earth moves」を400年後の今,自分,峯岸が変造して「人類史が逆回転しだした」と世界へ発表する。
この「人類史が逆回転しだした」という言葉を自分,峯岸が世に出す事で,ガリレオ裁判から400年後の今,ヴァチカン=ローマ・カトリック教会=イエズス会という人類の諸悪の根源がガラガラと瓦解している事実に世界中の人々が直面する。
極東の島国の土人の国に産まれた,自分,峯岸の脳が発する。
自分,峯岸の産まれ持ってのサヴァン症候群な頭脳(能力)が示す見解を理解できない者は近寄るな。
自分,峯岸は,誰が相手でも,おもねらない。
この事は国家戦略家として活動してからの揺るがない理念であり,これからも不変である。
メディアや権力者どもに迎合してペコペコしてる薄汚い腐れ外道どもはクソ喰らえだ。

今の世界中の人々が目にしている光景は,2019年末に仕組まれたウイルス・パンデミックと2020年11月のアメリカ大統領選でのトランプ政権打倒のクーデター(不正選挙)から始まった,ただの国際政治問題などではない。
世界の最高支配層でハザール人の血を引く欧米グローバリストと民衆による不屈の闘いが,世界中に飛び火して巨大な真実に到達したのだ。
だから世界中の人々が直面している今の現状は,500年の人類史=近代史が,ひっくり返る程の歴史で,この事が後世で語られる。
この事を今からでもいいから真剣に考えなさい。
コレら諸事実を理解する事が,世界基準の学問,思想,言論,知識,そして政治闘争というモノである。
自分,峯岸は,1630年にガリレオとデカルト(フランスの哲学者,数学者)とホッブズ(イギリスの思想家)の3人がパリで出会い,真剣に話し込んでいた事を何とか立証しようとしている。
その片鱗を5月のフランス視察で掴んだ。
デカルトは自身で書いた『宇宙論』を「この著作は危険だ」と暖炉に投げた。
なぜなら自身も友人のガリレオと同じ目に遭うと察知したからだ。
デカルトはガリレオと話し込んでいたから,ガリレオと同じ地球球体説の著作を書いていた。
田中角栄と小室直樹が脳が繋がっていたように,自分,峯岸はガリレオやデカルトと脳が繋がっている。
だから彼らの思想が分かるのだ。
彼らと自分に400年の時空の差があるだけだ。
日本人はトランプの頭脳も全く理解できていない。
トランプはウィリアム・ジェニングス・ブライアン(1896年,1900年,1904年に大統領選に出た)の再来である。
アメリカのポピュリズム(民衆主義,人民主義)とポピュリスト(民衆主義者)の伝統から出てきた男だ。
ブライアンはニューヨークの原油・金融財閥(ロックフェラー家)の妨害が無ければ確実に大統領になっていた。
アメリカ国民に圧倒的な人気があった。
トランプはアンドリュー・ジャクソン(第7代 大統領)の再来という評価も受けている。
アンドリュー・ジャクソンは南部人で戦争将軍である。
ニューオリンズでイギリスとの戦いに勝ち,国民の熱狂で大統領に就任した。
ワシントンに乗り込み腐敗した官僚たち5000人を次々とクビにしていった。
まさにポピュリストを体現した有能な大統領だ。
ジャクソンはトマス・ジェファーソン(独立宣言を書いた第3代 大統領)を深く尊敬して倣った。
トランプは大統領時代にアンドリュー・ジャクソンの肖像画を執務室に架けていた。
常に民衆の元へ出て行き,歩み寄り,直接,民衆に語りかける者こそ真の政治家であり指導者である。
ソレが日本では田中角栄で,アメリカではジェファーソンやジャクソンやブライアンやヒューイ・ロングだった。
田中角栄は町で本当に走って国民の元へ駆け寄っていた。
自分,峯岸は「岸田さんは国民の為に必死にアメリカに抵抗してるんですよ。彼の辛い立ち場を我々が考えてあげなきゃダメなんです」と言うバカどもへ伝えておく。
そのオマエの稚拙で甘い考えが今の劣化した日本人そのものだ。
三島由紀夫が言った「空っぽの日本」の象徴だ。
オマエが称賛する岸田文雄が日本国民の資産をアメリカに売り飛ばしている現実を説明してみろバカどもが。
社会保険料や子育て支援制度やNISAやiDeCo(企業型DC)など,税金に見えないような税金を次々と産み出し,国民から巧妙に給料を奪っていく。
二重三重の課税や各種税金を入れたら,日本国民の給料は額面の半分以上は強制的に奪われている。
コレらは全てグローバリストたちの延命金として本部ニューヨークやウクライナに送金されている。
国民はバカだから,この事が理解できない。
田中角栄は「自由民主党なんて潰れたっていい。日本が潰れなければいいんだ。政党の看板の掛け替えは利きますが,国家民族の掛け替えは利かないのです」と国民へ訴えた。
1990年代後半から2000年に掛け,まだ砂漠だけの都市だったドバイで開発を急速に進めていたシェイク・ムハンマド首長がBBCのインタビューで「王様,なぜ,そんなに急いでいるのですか?」と記者に問われ,シェイク・ムハンマドは「私はドバイ民が10年20年30年後に豊かになってもらいたい訳ではない。今すぐ豊かになってもらいたいから急ぐ必要があるんだよ」と答えた。
クソが付いてるアメリカ様のケツでも舐め続ける,思想も何も無い空っぽな岸田文雄に,この2人のような事が言えますか?
国家繁栄と国民への愛の深さの違いだ。
コレが本物のnationalist(ナショナリスト=民族指導者)である。
だから当時の日本とドバイの民衆たちは「この国に産まれて良かった。こんな立派な指導者を持てた私は幸せだ」と歓喜して震えたのだ。
貴方は,この時の民衆のような思いを岸田文雄に抱いてますか?
「岸田さん,ありがとう! 貴方のような素晴らしい指導者を持てて私は幸せだ! もっともっと税金を払いたい! 日本国民として貴方の為に死ねるなら本望だ!」と言えますか?

トランプは国民に訴え続けてきた。
指導者がシッカリしていれば国民は何処までも付いて行く。
そして国民自身が革命の主体となって行動を始める。
この事は今のロシアや中東アラブ世界の国家指導者を支持する国民を見れば分かる。
彼らの生き生きとした明るい表情が全てを物語っている。
予定されている今年(2024年)のアメリカ大統領選は,アメリカの第2次独立戦争である。
ココから大きな内乱(内戦)へ発展すると第2次南北戦争(CIVIL WAR 2)となる。
前回も解説したとおり日本には全く状況は入らないため日本人は知らないが,この兆候は既に出ている。
だからアメリカで人類史の地軸が動いたのだ。
この白人文明の近代西洋500年が大きく逆回転しだした。
この事を理解できる能力がある者だけ理解すればいい。
理解できない者はポカ〜ンと指を咥えながら,大好きなメディアに朝から晩まで嚙り付き,そのまま脳を侵食され続けるだけだ。
これから米軍改革派がアメリカで始める動きは,単に新しい国家を樹立する事だけではなく,あくまで悪事を働いた者たちに「最高支配層として国民の上に立っていた,その大きな罪を認めよ」という事である。
日本の愚劣な売国メディアどもは,未だに架空のバイデン政権の報道を垂れ流している。
日本のエスタブリッシュメント(支配階級層)はボヘミアン・グローブでの生け贄の儀式やエプスタイン島でのペドフィリア(小児性愛)の乱行に参戦している。
だからコイツらは逃げる事は出来ない。
「私は仕方なく無理やり連行されて儀式に参加させられただけだ」と反論しても通用しない。
遂にココまで人類は来てしまったのだ。
証拠付きで露見した事実を葬り去る事は出来ない。
人類史を,ひっくり返す,近代西洋白人文明500年の逆回転現象が起きたのだ。
ガリレオの「and yet it the earth moves」から400年後の今,自分,峯岸祐一郎による「人類史が逆回転しだした」なのだ。

峯岸祐一郎 拝


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