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あなたは美しい

2024.6.27

ONIさんの「ONION VOICE」in あまねくあまなつハウス、無事に開催できました。

めちゃくちゃ楽しかった!

雨が心配だったけど集合から解散まで天気が持って、むしろ過ごしやすいくらいの気候に。

塩屋の少し高台にある「あまねくあまなつハウス」の立地もスペースも本当に素敵で、そこにいるだけで人生のステージが上がったような気持ちになります。ONIさんや参加者の皆さんも「舞踏会みたいやん!」と絶賛していました。

あまなつハウスのリビング
晴れた日はこんな展望

メンバーが全員揃ってから「心をこめてありがとうの紅茶」というムスレナティーを飲んで談笑してからONION VOICEは始まりました。

最初は瞑想したり、自分という花を咲かせるような全身呼吸をしたり、身体の部位を意識しながら声を出して声ヨガをしたり。頭蓋骨に声が響くように、みんなで頭をくっつけて声を出したり。

お花が咲くみたいに!

ふだんの生活で左脳優勢で頭ばかり使っている私たち。左脳で考えることも大切だけど、それだと不安を感じやすくなったり人と比較して分断されやすくなるから、今日はそれをやめて日本語を禁止! 右脳全開にして、自分なりの擬音語で伝えて身体ぜんぶで表現しよう! とONIさん。「そんなん無理やん!」って最初は思ったけど、やってみると意外とできた。私は「ララララ」としか言われへんかったけど、何となく伝わる不思議。そしてみんなそれぞれの音みたいな表現でも伝わってくる。何だか原始人になったみたいな面白い感覚になった。そして、私は普段どれだけ左脳や言語に頼り切ってるのか! と思った。

全身で表現するの楽しい

ONIさんの「OH! 茶」という曲を流して「茶!」だけで会話しながら、茶葉になって踊ったのも面白かった。

茶葉になって踊る我々

クールダウンして、ONIさんがギターで歌った「この空」。ONIさんと一緒にみんなで声を出して歌うと、いろんな感情や想いが浮き上がって声と歌が魂にじんわり響き渡ります。

響き合って涙が流れ余韻に浸っていたら、最後の最後にチャゲ&飛鳥の「YAH-YAH-YAH」(を知らん誰かが歌ってるやつ)をかけてみんなで踊り狂って大開放!

普段は抑えている感情や想いも、声を出して踊って笑って泣いて大開放! うまく説明できてるかは分かりませんが、そんなONION VOICEでした。

集まってくださった皆さん、ありがとうございました

と、ここまでは表向きなONION VOICE体験レポート。ここからは、私が個人的に感じた内面的なことを書きたいと思います。かなりディープな内容になるので、この下のラインからは読みたい方だけお読みください。


今回のONION VOICEに至るまで、最初のONION VOICEモニター、朝のありがとうワークを3回受けてきました。

最初のモニターでは、ONIさんが歌う「愛のかたまり」に合わせて、♪あ〜峰子さんは 愛のかたまりそのもの♪ と歌ってもらってウルウルしたところに最後の「YAH-YAH-YAH」で爆笑して涙が止まらなくなった。

ありがとうワークでも涙がたくさん出た。私は20代の頃から子宮筋腫があって、強いストレスを感じると生理が止まる体質。子宮にはかなり負担をかけてきたので、ONIさんが「どこに特にありがとうって言ってほしい?」と聞かれると子宮と答えることが多かった。驚くことにありがとうワークを受けた後に生理がきた。私は更年期で、そろそろなくなる頃だなぁと思っていたのに若い頃と同じくらいの量と色の生理がきて驚いた。その話をした後に受けたありがとうワークで、子宮や膣に向けてONIさんと一緒にありがとうと歌っていたら、今まで見ないようにしていたことを直視できた。

私は20年近く前に、すごく信用して尊敬していた30歳上の男性に同意のない性行為をされた。私は小学生の頃に肥満児だったこともあり、「デブ! ブス! バカ!」と、よく兄や男子から揶揄われた。小学6年の頃に「クラスの男子がこんなの書いてたよ」と見せられた紙にはクラスの好きな女子と嫌いな女子ベスト3の名前が書かれてあり、私は嫌いな女子ベスト3に選ばれていた。理由は「デブだから」と書かれていた。短大生の頃や働き始めてからも男性から心無い言葉を言われることがあり、私は男性を信用してなかったし、だいたいの奴は嫌なことしか言わへんから、嫌なことを言われる前に自分で自分を落とすことを言って相手を引かせて距離を取るようにしていた。子どもの頃に兄から鼻血が出るまで殴られて「女だからって泣けば許されると思うなよ」と言われてからは人前で泣くことはあまりなかった。人前で泣くくらいなら、私のことを誰も知らない人ばかりの電車の中で寝たふりしながら泣く方が安心できた。

そんな私が30歳上であることに油断して、尊敬や信頼していたことから相談中にすごく泣いてしまったのだ。その油断からそんなことが起きた。怖すぎて声が出なかった。怖さで涙も止まって、私はただ上を向いて時間が過ぎるのを待っていた。

そんな事があった後、不思議と危険な場面に遭遇することが続いた。住み込みで働いてた時に、夜、ふと目が覚めると知らない男性が私の部屋のドアを開けてコチラを見ていたこと。キャンプインのイベントで女友達とテントで寝てたら突然知らない男性が入って来て私の隣に寝たこと。イベント出店でお借りしたティピで寝てたら、知らない男性が中に入ってきていてコチラを見ていたこと。内心怖いし驚いたけど、ここで騒いで刺激してはいけないと冷静に対処したら事なきを得た。しかし、そんなことが続くのは、私の内面に強い男性への不信感や嫌悪感があるからなんだと理解し、自分の女性性を癒したり内面に向き合う努力をするようになった。

時折、すごく虚しくなった。こんな感情を持たずに、男性から大事にされて、のびのびと恋愛や男女関係を楽しめている人もいるというのに、私は人が当たり前にできるようなことができない…と劣等感を持った。悲しくて悔しかった。

だからといって怒りや悲しみに向き合わずに誤魔化していたら、私はずっとこのままだと思って自分を励ました。少しずつ自分の感情を受け止め、嫌なことは嫌だと言えたり、人との距離感を理解したり、人に嫌われても自分に正直であろうとやってきた中で、たぶんこのタイミングでONIさんに出会ったから「ありがとうワーク」も「ONION VOICE」も響いたんだと思う。

そして今回のONION VOICEで子宮にありがとうと歌った時、何だか子宮から「あなたは美しい」と言われた気がした。自分の顔は好きだけど、人から見たら醜いんだろうなと思ったり、「美しい」と言われたら怖くなってキレたりしたこともある、恋愛を楽しむことはできなくて嫌な気持ちにしかならなくて、女としてボロボロだと思っていた私が。自分では扱い切れない感情に途方に暮れてきた私が。子宮から見たら「あなたは美しい」だなんて。

私の子宮は、ずっとそんな私もすべて受け入れてきたのかも知れない。私の苦しみや怒りや悲しみも受け止めて、それでも「私を美しい」と信じてくれたんだなぁと思ったら、とてもあたたかな気持ちになった。「もう我慢しなくていいよ。大丈夫だよ」と、私から子宮に声をかけることができた。それが嬉しかった。

そんな感想をONIさんに話したら、ONIさんも喜んでくれた。知らないだけで本当はみんないろんなことを抱えてがんばって生きてるんやなぁ、生まれて来てくれて、生きてきてくれて、ありがとう!って気持ちになるなぁとふたりで話した。

そんな想いもあり、私の体験がどこかの誰かの勇気や希望になるかもしれないと思ってこの文章を書いてみました。私に旦那さんや子どもという家族が居ないから書けたところもある。私には誰かに残せるものは何もない。だけど、せめて私の体験や感じたことを出し惜しみなく書くことで、この生を真っ当できたら。

ONION VOICEの主催をまたやるかどうかは今のところわかりませんが、もしこの文章を読んで受けてみたいと思った方がいたら、また主催するかも知れません。もしよければ感想やコメントください!

また私の主催じゃなくても、ONION VOICEやありがとうワークはONIさん本人が随時受け付けています。

↑ONION VOICEはこちらでチェックしてください。

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