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久しぶりの採用、応募者の方へ。(長文かつ乱文で恐縮です)

◼︎フルリモートになった背景
何年か振りに自社の求人をリクナビNEXTに掲載しました。ワクチン接種も進んでおり、少しずつ以前の状況を取り戻しつつありますが、小社はフルリモートを継続することにしました。業務の特性上、デザイナーやエンジニアを中心にコロナ前から自宅での作業も可能で、顧客接点の多いディレクターも、通勤のストレスから解放されることを考えると必要な時だけオフィスを使えば良いし、家より会社の方が仕事がしやすいなら、会社で仕事をすれば良い。ライフスタイルにあった働き方に気づくことができました。私は2020年の夏頃まで家での仕事に慣れることができず、週に二、三度、徒歩で10分の東京支店(六本木)に出社して仕事をしていました。今では自宅の方が仕事が捗るし、月に一度ほどしか出社はしておらず、お客様への訪問がある日も家から向かい、家に帰るという生活に慣れ、時間効率が上がったことを実感しています。オンオフの切り替えは、今でも苦手ですが、仕事が終れば服を着替えるなど工夫する事で少しずつリモートでの働き方が身につきました。オフィスで仕事をすることが当たり前だったし、それに体が慣れていました。オフィスの大きさや内装もブランディングの一貫だという価値観があった頃、大阪本社には大きな社長室や、大会議室を作り、秘書室もありました。東京支店に社長室はなく座席から見える東京タワー、六本木通りを歩く人、ヒルズの円形広告を眺めながら仕事をすることに満足感があったのも事実です。

六本木駅から徒歩1分。どこへ行くにも近く、便利なオフィスだし、好きな場所です。コロナ前はオフィス内のレイアウトを変え、ホームパーティのようなことを社員や社員の家族を交えて行ったこともあります。75インチのテレビは制作映像の確認や会議のためのツールでしたが、子どもたちが集まれば大画面でのゲームを楽しんでいました。

■リモートワークに慣れたいま
起きてすぐオンラインミーティングに参加でき、記憶が記録として残る仕組みが効率を高め、顧客満足度の向上につながると思っています。オンラインミーティングでの画面共有は非常に便利で無駄な印刷物もでないし、資料を打ち合わせ前に共有しておけば電話でも会議は成立します。(複数人での会話や大きな決済を求める時、求められる時は別ですが)また、複数のメンバーへステータスを共有するために要約したテキストを作成するという工程のおかげで電話が減り、いつなにをしたかを振り返りやすくなりました。千葉や埼玉に住む社員も通勤が無くなったことで、相当仕事がしやすくなったようです。リモートワークで仕事を成立させるために必要なことはテクニックだけではなく、性善説にたったマネジメントだと思っています。朝礼も終礼もない小社は、日々のやり取りと簡易な日報程度しかなく、それにコメントすることも少ない。急用があれば業務時間内で電話を使うし、いまなにをしているのかはクラウド上のスケジュールを見ればだいたい想像がつく。打ち合わせ中だと分かれば、LINEWORKSなどでPDFやAIデータと質問など、業務時間内であれば時間を気にすることなく思った時に行動できる。気がつけばメンバーとのやりとりにメールは使わなくなっていました。プロジェクト単位でグループLINEの様なものを作り、同時に多くのファイルを共有しています。パソコンからでもタブレットからでも、スマホからでもアクセスできる。オフィスの役割は変わりましたが、使い方を変え、来たる将来につながるよう工夫をしたいと思います。 

無論、顧客への訪問は自宅から現地集合になりましたが、オンラインでの打ち合わせが増え、訪問頻度は減りましたが提供できる価値の減衰は無いこともわかってきました。稼働できる、仕事に集中できる時間が増えたことでROIも向上しています。

「できる」が分かったいまだからこそ中途採用をする決断をいたしました。

◼︎目的
求人広告には事業拡大のため、と書いていますが事業を拡大すること自体が目的ではありません。ほぼフルリモートという新しい体制の中で会社の介在価値、存在価値を高めるための採用であって、そのプロセスとしてお客様の期待に応えられる組織を更に強くすることが目的です。

最終面接だけは六本木の東京支店で行いますが、そこに至るまでの選考フローはオンライン。初の試みですが、どんな方々と出会えるのかワクワクしています。

応募していただける方へ
元リクルートであることを書く意味があったのか、今も分かりません。ルーツを明確にすることの方がミスマッチを減らせる
と判断し、記載することになりました。オンラインで複数の面接官(社員)と話すことになりますが、堅苦しい会社ではないので私服でありのままの自分を見せてください。採用コンサルティングも生業としている会社です。書類選考には高いハードルを設定することが予想されます。(私は最終選考だけ参加する予定です)書類選考での機会損失の無いよう、尽力頂けると幸いです。採用する側も全力で取り組みます。どちらが優位とかではなく、選ばれ、選ぶという平等な立ち位置で小社を見定めてください。掲載期間は8週間です。一般的にはクリエイティブディレクターと呼ばれる仕事です。求人原稿だけでは表現できないことが沢山あります。守秘義務上、公開していないプロジェクトが多数あり、ホームページにも掲載していません。応募からしか始まらない就職活動。スカウトは実施しませんので、能動的にはたらきかけていただけると幸いです。

株式会社ディレクトリー公式ホームページ
https://www.i-directory.co.jp

求人広告などの法人営業の方へ
弊社、広告代理店でもあり、各種求人広告の取り扱いを自社で行なっております。その他を含む営業メールは大変恐縮ですが対応できかねますのでご了承ください。勝手を申し上げますが何卒ご理解いただけると幸いです。

無断での転載や複製はお断りしております。ご了承ください。

2021年10月1日
株式会社ディレクトリー
代表取締役 峯松大治

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