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24時間戦えてましたか?

僕が社会人になった頃、TVのCMではジャパニーズビジネスマンが「24時間戦えますか♪」のフレーズとともに飛行機のタラップから下りてきた。

いわゆるバブル時代だ。

バブル時代とエナジードリンク

はたしてバブル時代は、本当に24時間戦うほど忙しかったのだろうか。
たしかに長時間働くことは美徳だと思っていたし、寝ていないことすら自慢をしていた時代であったから、やはり24時間の価値は活動している時間だったのかもしれない。

そんな寝る間も惜しむ(?)生活、他人にアピールして聞いてもらって、仲間内で共感しあって成り立つ価値観だったと思う。
仲間に共有するためには日常を目に見える形にすることは重要で、それは隙間なく埋め尽くされた予定表はまさにパフォーマンスとしてはとても便利なものだった。

バブル時はバブル世代同士は内輪受けの時代だ。

おじさんのファイト一発!

記憶をたどると、精力増強剤とかマムシ系の元気がでる飲み物はおじさんのものだった気がする。
おじさんと言われる年齢の僕が言うのも変だけれど、当時のおじさんたちが愛したファイト一発!系ドリンクは夜系の臭いがプンプンだ。

それがバブル時代には「エナジードリンク」のネーミングを与えられた。
そしてエネルギーをチャージするポジティブなドリンクに変貌した。
もちろん主戦場も日夜問わなくなった。

エナジードリンクを飲むパフォーマンス

エナジードリンクの役目は「24時間」戦うためのサポートであったけれど、実は単に昼間から飲んでも全然いいんだよ。男女問わず飲んでも、それアリだよ、と言っていたかもしれない。

予定表パフォーマンスをこなすために、パフォーマンスとしてエナジードリンクを飲む、という何やら変な認知が、皆の暗黙認知だったのかもしれない。

食生活やミドルエイジの栄養補給

さて、その24時間活動に余念がなかったバブル世代も、いまや50代だ。
生活習慣を見直す機会も多くなった。
生活の変化とともに必要な栄養も変わってきているし、食生活だけでは補うことができない栄養もある。
そこでサプリメントが登場する。

ある調査によるとサプリメント類の健康食品の摂取を年齢別に見ると、50代60代が一番高いらしい。

昔、エナジードリンクを24時間動き回るための栄養補給として飲んでいたのが、今となっては不足していく栄養のマイナス幅を広げないためのアイテムとしてサプリメントを飲んでいる。
老眼をサポートしてくれるサプリメントだってあるのだから、ありがたい。

サプリメントの見方

ドラッグストアに行けば、色々な種類のサプリメントやエナジードリンクを見つけられる。
でも、ふと思う。
自分は一体どの栄養素が足りていないのだろう。
サプリメントは飲む必要ないのだろうか?
サプリメントで栄養素を保管することが良いのであれば、いったいどのサプリメントで、どの程度の摂取量があったらいいのだろうか。

例えば、滋養強壮剤のコーナーで、タウリン1000㎎の商品を目にする。
でも横にはタウリン3000㎎が置いてあって、値段も高い。
どっちが良いんだ?と悩む。
けれど、そこはバブル世代。高いほうがモノが良いと思っているから、3000㎎一択だ!

さて、本当のそれでいいのか?

知らなすぎるサプリメント

根拠の乏しい理由で、無邪気に3000㎎選んでいた訳だけれど、 結局は自分にとって何がどのくらい必要なのか理解していないだけなのだ。

今度は、自分に必要なサプリメントと摂取量について調べてみようと思う。

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