熱海でのワーケーショントライアル
MINDS内で、「ワーケーション」に対してどのように考えているか、アンケートをとったところ、行ってみたいという気持ちはあるが、費用負担の懸念・制度上の禁止があり、実施したことがない人が多いことがわかりました。(7社(内、ワーケーション制度導入済が3社) 21名)
そこで、ワーケーションにおいて、企業と個人の何がボトルネックになっているのか、カスタマージャーニーを使って整理をしてみました!
アンケートと、カスタマージャーニーの結果から
「多くの人が経験することで、周囲の理解を得て、行きやすい環境をつくる!」
そのためには・・・
「ワーケーションの短期的なメリット(リフレッシュ・リラックスなど)の明確化+デメリット(さぼっていると思われそう・・・)の無効化」を行い、MINDS参加者がエバンジェリストとなり、経験を周囲に伝えて理解者を増やしていく!
ということが大事であると考えました!
「ワーケーション文化創出」プロジェクトでは、伊豆下田市に続き、周囲の理解を得るための経験・材料集めのため、熱海市でのワーケーショントライアルを実施しました!
第1回 伊豆下田市でのワーケーショントライアルの様子はこちら
実施概要
場所:熱海市
日時:2021/12/15(水)~12/17(金)
実施目的:地元とコラボし、地域貢献する
宿泊拠点:Living Anywhere Commons
DAY1 熱海再生の第一人者・市来氏のお話
DAY1では、株式会社machimori代表取締役 市来広一郎(いちき・こういちろう)さんより、熱海のリノベーションまちづくりについて、お話をお伺いしました!
1990年代半ば以降、昔は社員旅行などで栄えていた熱海が不況で衰退
2011年に熱海市街地再生を目的に株式会社machimoriを設立
「100年後も豊かな暮らしができるまちをつくる」というミッションを掲げ、クリエイティブな30代をターゲットとし若者を熱海に住んでもらい、新しいものを生み出していらっしゃるそうです!
ゲストハウス「MARUYA」や「ロマンス座カド」も運営しており、ワーケーションの際には、宿泊+naedocoという会員制のシェアオフィスが利用可能だそうです!
DAY1の夕方には、ゲストハウスのコミュニティマネージャーの方に熱海銀座エリアを案内頂き、実際に熱海の街の様子を体感しました!
今回のワーケーションスケジュール
DAY2では、MINDSから市来さんへご提案をしたり、空き家再生などに取り組んでいる株式会社LIFULLの方にお話を伺い、ワーケーションのさらなるメリットである地域創生に対して、何ができそうかディスカッションをおこないました。
「人が来るだけでありがたい」という地方の声のもと、企業の社員が様々な実証実験や新しいチャレンジができる場所としてコラボレーションできないかというアイデアが生まれました。
リモートワークで通常業務においても問題なく実施できたことを確認。実感としては、ON/OFFを切り替えて楽しむことで在宅勤務よりもメリハリをつけて仕事ができたと感じました!
ワーケーション実績
自律神経の活動量・バランスをインナーパワーとして測定し、どのような効果があったのかを測定した所、以下の結果が得られました
・ワーケーション中はインナーパワー最大化+高い数値で落ち着いている
・ワーケーション前も高まっている
測定方法:CARTE by cyber agent
ハイブリッドワークが浸透し、どこに居ても仕事ができるようになりました
心身のリフレッシュやモチベーション向上はもちろん、日本の地方経済のためにもワーケーションは大変有効です
是非、皆さんもワーケーションにチャレンジしてみてください!!
その他のプロジェクト一覧についてはこちら
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