#6 スキルアップのきっかけ | 社外インターンとタニモクをして分かったこと
こんなこと考えたことありませんか?
自分らしい仕事をしたい。 :でも自分らしさってなんだ?
スキルアップをしたい。 :でも何を学んだらいいの?
もっと創造的な仕事をしたい。:でもどこから手を付けるべき?
MINDSで自分のキャリアやスキルアップについて考えるメンバーたちも同じもやもやを抱え、こんな仮説を打ち立てました。
①これからの時代、自分らしく働くためには学び続けスキルアップし続ける必要がある。
…でも一人で学び続けるのは難しい。だから
②学び続けるためのマインドセットや環境が求められるようになっていく。
そして、MINDSを使って学び続けるためのマインドセットとなる機会を作れないか考えました。
で、やりました。
「ピボットキャリアの体験」「学び続けたい人のための場の提供」
の2つです。
ピボットキャリアを体験する
キャリア形成用語にはピボットキャリアのほかに、スラッシュキャリア、パラレルキャリアといった言葉があります。以下は参考まで。
ピボットキャリア
バスケットボールのピボットのように、軸足=自社に片足を置きながら自由に働くこと。
スラッシュキャリア
複数のスキルや経歴、肩書きを組み合わせてキャリア形成すること。複数の肩書きがスラッシュ(/)で繋ぎ合わせて表現されることに由来。
パラレルキャリア
現在の仕事以外の仕事や非営利活動に参加すること。
| MINDS内で社外インターン
X社のメンバーがY社で週1×1.5ヶ月の社外インターンを実施。
軸はX社である、というピボットキャリアの考え方です。
業務内容はY社での社内プロジェクトの支援、自社ツールの浸透促進支援の2つ。
※実際に会社に入ってのトライアルということで、この施策はマネージャー層を交え丁寧な事前準備の上行われています。
1.5ヶ月でも効果はある
Y社(受入企業):
X社の働き方を肌身で体験、ICT活用の浸透が進むきっかけに。
X社(インターンを行なった社員):
導入後の自社ツールの使われ方の課題発見、「売って終わり」にならないソリューション提案のきっかけづくりに。
1.5ヶ月、回数にすれば6-7回ほどの社外インターンでも体験から気付きを得ることができました。成果を求めるのは難しいですが、異なる世界の人と知り合ったり、外の世界から自社を見つめたりできるという点で社外インターンが注目されるようになるとうれしいです。
Tips:70:20:10の法則
学習における法則というものがあります。
もとは”経営層へのリーダーシップ開発のために有効だった要素”を分析したところ生まれた法則、と言われていますが、経営層に限らず自分たちにも十分当てはまる内容のためご紹介。
社外インターンは実際の仕事・経験からの学びがある、ということで
この法則でいうところの70に該当します。
| 学び続けたい人のための場の提供
自分たちだけではなく、ほかの社員に向けたイベントを開催!その名も
タニモク×MINDS
〜様々な業界から新しいスキルアップのタネを見つけよう〜
です!
タニモクとは
タニモクは他人に目標をたててもらうというワークショップ。
客観的な視点で自身を見つめ直し、スキルアップやキャリアのヒントを発見することができます。
ファシリテーターはパーソルキャリア(株)三石原士さん。
お忙しい中お時間を作ってくださいました。
華の金曜日の夜にも関わらず、
イベント参加者は会場キャパシティギリギリの80名!
学び場を求める同世代社員の多さを改めて感じました。
この日は非常に盛況で、
参加者のみなさんの表情がとても明るかったのを覚えています。
イベントの事後アンケートでもすごい結果に。どん。
・満足度100%!
・スキルアップのタネが見つかった人、80%以上!
・さらに具体的なアクションをとった人が70%!
また、フリーコメントでは
「社外の人、全く違う業種の人と話せたのがよかった」
「こういったイベントは初めてだったが、次回もあるならまた参加したい」という声がとにかく多く見られました。
閉じたイベントが功を奏す?
このイベント、募集はMINDS参画企業内に限定していたのですが
参加者の属性が”閉じられていた”ことが今回の結果に関係しているのではないかと考えています。
Instagramでも、通常投稿→ストリーズ→親しい友達限定ストリーズと
どんどん閉じた世界での発信手段が増え、
若い世代を中心に閉じた投稿手段がよく使われています。
これに似た心理がはたらき、
・全く知らない人と会うのはちょっとこわい。
・でも参加者の会社名だけでもわかっている/
同じような企業の人たちとの集まりなら行ってみようと思えた。
+ 実際ワークをしてみたら手ごたえを感じられた。
という心情変化により高い満足度が生まれたのではないか?という分析です。
MINDSを踏み台に。
社外インターンもクローズドイベントも思わぬよい結果をもたらしてくれました。
しかし、自社に吸い上げられなくてはただの打ち上げ花火です。
MINDSの「1回やってみた」を踏み台に
参画企業が社員のスキルアップのきっかけづくりに動くようになったら、
この実証たちは本当の意味で成功になると思っています。
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