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Week 6-2 プラクティスをつづけるための工夫

たとえそれが良いと分かっていても、たとえ意味があることと思っても、マインドフルネスのプラクティスを続けることはやはり難しい場合があります。

ちょっとした工夫を加えることで、意外と続けやすくなったりすることもあるかもしれません。

実際に役に立つアイデアを幾つかご紹介します。

カレンダーに書き込む:
1日に20〜30分を捻出することは、1日は24時間と考えたら、実はそれほど長い時間ではないのです。毎日の流れのなかで自然にフィットする時間を選んでみましょう。もし、毎日の流れが定まっていないほどに忙しい方は、カレンダーの時間に組み込みましょう。時間を確保して、こだわって、優先事項にするのです。まとめて行うことが無理なら区切っても良いのです。例えば10分でも構わないのです。

メモを貼る:
目につくところに付箋を貼って、思い出すようにします。「呼吸に注意を向ける」、または、「プラクティス」など、好きな言葉を書いておきます。この付箋はどこに貼っても構わないのです。車のダッシュボードに貼って、帰宅前に5分間プラクティスを行うとか、歯磨きをマインドフルに行うようにバスルームの鏡に貼っておくとか、寝る前にボディースキャンを行うようにベッドの横に貼っておくとか。色々な方法で自分に思い出させてくれるものを考えて、生活の中にプラクティスを取り入れてください。

仲間を見つける:
仲間とプラクティスを行うのも良い方法です。一緒に座れる人でも、メールで知らせ合って行うなどもよいでしょう。誰でもというわけにはいかないでしょうから、一緒に励ましあえたり、プラクティスについて話し合えたりる人が良いですよね。身近なパートナーや親しい友達と分かち合えるのも素敵なことかもしれません。定期的にプラクティスを一緒に行うグループに入ることもお勧めします。大勢で一緒に行うと、よりパワフルに感じられたりもするでしょう。 

完全でなくとも:
最終的にうまくいけばよいのです。上手に自分をナビゲートしましょう。毎日30分座ってプラクティスをするといった堅い意思があっても、上手くいかなかったり、余裕をなくしたりすることがあります。マインドフルネスのプラクティスを毎日のルーティーンにすることが難しいと感じたり、プラクティスと自分自身との関係がギクシャクしていると感じたりしたら、少しハードルを低くしてみましょう。これは決して、怠けているとか上手くできていないということではありません。むしろ気持ちの入れ替えとなり、新たな気持ちで取り組むことができるようになります。

少し気持ちを楽にして、マインドフルな姿勢で座って、毎日10回だけは必ず呼吸をするということから始めてみるのです。それだけのことです!

そしてそれが実際にできて、10回以上やってみよう、という気持ちが起こったとしたら、その時に増やせばよいのです。


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