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【飲食業界】合計200アカウントのTwitter運用調査報告!

点心LAB 研究員Fです!本日はフォロワー1万人以上の200アカウント、合計5000ツイートという膨大なデータを分析して導き出した【飲食業界】のTwitter運用ノウハウについてまずは全体の傾向を解説します!

飲食業界シリーズとして次回の記事では伸びる引用RTのテクニックをご紹介するので、具体的なテクニックを知りたいという方はそちらも合わせて覧ください。

さて、研究員Fとしては初めてのnoteになる今回。実際の説明に移る前に、まずはなぜ私が点心LABのTwitter担当としてnoteを書くことになったのか、その理由について少しお話しさせてください。お時間の無い方はもちろん読み飛ばして頂いて大丈夫です。

私がマインドフリーでSNSディレクターとなり、日々情報をインプットする中で思っていることなのですが、

・ネットの記事を見ても結局何をすれば良いのか分からない。
・業界が絞られていない情報が多くすぐに実践できない。
・時間が限られている中で短時間で読める記事が少ない。

などなど挙げるときりがない、、、

そして、自分と同じような悩みを持っている企業のTwitter担当の方や、これから自社でTwitterを運用されようとしている方も多いのでは?と漠然と頭の中で考えていました。

そんなタイミングでマインドフリーで点心LABを立ち上げるという話が! 自分としては少しでも運用担当の方に有益な情報を届けたいという思いがあったため、今回Twitter担当として立候補させて頂きました。

これから点心LABのTwitter担当として企業アカウントの運用ノウハウやテクニックを発信していくのでよろしくお願いします。


1.飲食業界のTwitterアカウントランキング

さて、まずは飲食業界の企業アカウントをフォロワー数が多い順に1位~10位までランキングでまとめてみました。

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やはりTOP10は誰もが知っている大手企業ばかり。みなさんが運用の参考にされている企業も多いのではないでしょうか?

特にコロナウイルスの影響が大きかった飲食業界だけにリアルでの接点が減少する中、どのアカウントもTwitterをコミュニケーションの場所として上手く活用し、日々のツイートからキャンペーン、ユーザーツイートへの返信に至るまで、自社の色を出しながら工夫されていました。

さて、それでは次に本noteのメインである飲食業界のアカウント運用について、上でピックアップした10の企業を含む200アカウント(フォロワー1万人以上)、計5000ツイートの分析結果を、ポイント別に紹介していきます。


2.飲食業界のTwitter運用分析

■調査の前提条件
・飲食業界の企業公式アカウント200社
・フォロワー数が1万人以上のアカウント
・2020年5月1日~7月15日までの期間で調査    

運用スタイル

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まずは調査したアカウントの運用手法を下記の4つに分類しました。

■キャラ:企業の公式キャラクターが運用

■中の人:担当者の人格が反映されているアカウント

※プロフィールに中の人が運用すると記載されているアカウント、日々担当者目線のツイートが配信されているアカウントを中の人と定義しています。

■キャラ×中の人:企業の公式キャラクターと中の人の両方が運用

■人格無:上記に当てはまらないアカウント

結果的には、運用の手法として一番取り組みやすい「中の人」の割合が約60%と一番多くなる結果に。企業ごとにそれぞれの色はあるものの、担当者が自分の視点を要所要所に盛り込み運用するアカウントが多かった印象です。

また意外にも「人格無」のアカウントが35%超えており、「Twitterは人格が大事!」とネット記事でもよく見かけますが、淡々と日々情報発信だけ行なうアカウントも多数見受けられました。

②投稿頻度/週 コメント、RT除く(引用RTは含む)

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続いてそれぞれのアカウントの「投稿頻度/週」を分類分け。
最も多かったのが「0~5ツイート」で次に多かったのが「6~10ツイート」となっており、全体としては「1日1ツイート」を実践している企業アカウントが多かった印象です。

投稿数は社内的なリソースも影響してくる部分ですが、中には1週間で80ツイートをコンスタントに配信している強者アカウントも見受けられました。

③コメントへの返信

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こちらでは、ユーザーから寄せられたコメント(企業のツイートに対する返信)に対して、企業アカウントがどの程度返信しているかを調査。

「SNSはコミュニケーションが大切!」とよく耳にするものの、やはり70%の企業はコメントへの返信までに手が回っていない様です。

フォロワー数が1万人を超えるアカウントで「すべてに返信」するのは至難の業ですが、全体の8%の企業アカウントは下記の様に見事すべてのコメントに返信されていました。

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キャンペーン

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Twitterを見ていると毎日1回は必ず目にする企業のキャンペーン。
TwitterはほかのSNSと比較しても拡散力が高いためキャンペーンの効果も抜群。実に84%の企業アカウントが何かしらの形でキャンペーンを実施されていました。

様々な方法で実施できるTwitterのキャンペーンについては、後日改めてnoteにまとめてみたいと思います。

⑤ユーザーツイートへのいいね

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最後はユーザーのツイートに対して企業アカウントがどの程度いいね!しているのかをまとめました。

ユーザーのコメントに返信する企業アカウントが30%に満たない中で、ユーザーのツイートをいいね!する企業アカウントは90%超える結果に。

最もハードルの低いコミュニケーション手法としてほとんどの企業アカウントが実践されていました。


3.まとめ

さてここまで飲食業界のTwitter運用についてポイント別にまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか?

基本中の基本とも言える内容ではありますが、業界の全体像と比較して自社アカウントがどのような位置にいるのか把握する際の参考にして頂けると幸いです。

下記に本日のポイントを改めて整理しておきます。


➀運用スタイル
約60%が「中の人」でアカウントを運用。「人格無」のアカウントも35%を超える結果に。

②投稿頻度/週 コメント、RT除く(引用RTは含む)
ほとんどの企業アカウントが「1日1ツイート」を実践。

③コメントへの返信
70%の企業はコメントへの返信まで手が回っていない状態。

キャンペーン
頻度や手法は異なるものの、84%の企業アカウントがキャンペーンを実施。

⑤ユーザーツイートへのいいね
最もハードルの低いコミュニケーション手法として90%以上の企業アカウントが実践。


本日のnoteはあくまでも前段。次回のnoteで具体的な運用ノウハウをご紹介するので、みなさんぜひご覧ください。

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