TsuN

『スプタン男のみんな違ってみんな良い』という ポッドキャストをやっています。 良かったら聴いてください〜。 https://lit.link/minchigaTsuN

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最近の記事

蛇にピアス 金原ひとみ

初読は2004年。 私は中学生だった。 知らぬ世界やアングラ感に興味を惹かれたなぁ。 YoshiのDeep Loveがとても流行った後くらいだったと思う。 若さとか憤りとか弱さとかそんな物が毎日苦しかったあの時。 ルイに、物語全体に、受けた衝撃を私は忘れない。 19歳になってもこんなに苦しんでるのは謎だったけど (当時はすごく大人じゃんって思ってたから) ただ物語の痛みよりもアングラな雰囲気に恐怖しつつも憧れた。 舌ピは裏原系のおねーさんしかしてなかった時代だ。 ギャル

    • ストロベリーナイト 誉田哲也

      誉田哲也氏の代表作と言ってもいいだろう、 ストロベリーナイト。 映画だかドラマだかになってたよね?たしか。  今作の主人公を軸にシリーズ化しているのは知っている。 まぁしかし読むことは無いだろう。 誉田哲也は猟奇的なシーンが上手だな、と思った。 ケモノの城では本当の事件を元にしているからか ムゴさが際立って気分が悪くなったが 今作は主人公たち、警察の活躍も有り気持ちよく終わる。  ミステリーと言うかサスペンスに近い気がする。 トラウマ的な事件の被害にあって

      • ケモノの城 誉田哲也

        実はそもそもミステリーは好まないが、 それは謎解きが苦手なだけで 人間ロマン物、ハードボイルド物とかは読める。 警察物だと今野敏などはたくさん読んだな。 しかしあまり自分から手が伸びるジャンルではなく 誉田哲也の本は初めてである。 キッツイ!!!!!  物語は結構興味を引いて 面白く読み進めることが出来る。  複数の視点でクルクルと進んていく。  最後の方には重なってくるが中々物語の本質に 辿り着かないのでイ〜〜〜!!まだまだ!!?って どんどん進んだ。 後

        • 占いとかスピ系とかが無駄だって話。

          私は占いが嫌いである。 占うのも占われるのも結構嫌いである。 学問として宗教は好きだし、 タロットも知識としてはとても興味深く デザインも好きだ。 しかしまぁ霊感しかり、占いしかり、もっと言えば宗教信仰だって。 まっったく信じていない。 楽しい事や幸せや愛など外からやってくることはほぼ無いと言っていいと思う。 自分から探して動いて考えて決めて得られる物なのだ。 占いなぞにハマってる人たちがウザったいのは人に押し付けてしまう所にもあると思う。 前世や来世もあまり信

          恋愛をする前に、必要な事。

          圧倒的に!清潔感!!! 死ぬほど大事。 女の子も注意しようね〜。 はげたファンデとかも清潔感に欠けて感じちゃうからね〜。 ま、男はホントに死ねばいいくらい清潔感が無いやつっているよね。 なんでいなくならないんだろうね。 バキ童ことぐんぴぃでさえ清潔感かもせてんだぞ。 がんばれ。 ギャグTとかキャラTとか着るな。 ディズニーでギリアウトだからな。 みっきーさんでさえギリギリアウトなんだ。 わかるか。何をトチ狂ったかポケモンのTシャツとか着てるやつ居るけど 結構論外だか

          恋愛をする前に、必要な事。

          「Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち」著者:青柳 貴哉 

          はっきり言って突っ込んでるわけでもなければ 面白みもない。 あぁそんな感じの人間はうようよ居るだろうなぁ程度の本だった。 戦慄かなのが表紙じゃなきゃ買わなかっただろう。 本書的に言う、【ネオホームレス】の若者等をフューチャーした本。 著者はYou Tuberらしいが、You Tubeを検索してみようとまでは知的好奇心が湧かなかった。 【ネオホームレス】とは 『心が安らげる場所』がない子たち。 はっきり言ってあまえんなボケカス。って言いたくなるような子が多数だろう。

          「Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち」著者:青柳 貴哉 

          拝啓、死んだ馬鹿女へ

          よう、チラリズム。 ケンカ別れになったな。 いつもの通りお互いにバチクソムカついて 大人になっても最後まで大人な対応できない俺たちだったねw でもさ、時間が経つと不意に連絡したり、してきたりして、なんどもなんども会い直したねぇ。 恋愛感情というか執着っ。 そして歪んだ愛情。 どーせなんかあったら電話は来ると思ってたし、 『焼肉食べたいから今日仕事終わったらベイクォーターまで来て』とか普通に連絡来ると思ってたよ。 なんなら暖かくなって夏が来れば俺等はいつも会う。 お互

          拝啓、死んだ馬鹿女へ

          あなたは、誰かの大切な人 原田マハ

          まずこの特別版のカバー。 クリムトの接吻。最高だろ。 原田マハの小説は美術で流れていく。 しかしクリムトの吸引力はすごい。 ジャケ買いと言っても過言ではない。 成熟した女性を軸にした短編集。 全6篇。 恋愛や結婚と言う選択肢を選ばなかった(重視しなかった)彼女ら。 孤独と愛は同じように優しい。 それが分かるのは自分を愛せる歳になるからだろう。 生き方の多様化が進み、自由に生きる事を認められた代償に孤独が付いてきた。 この時代に孤独を愛し、人は一人である、 という事を

          あなたは、誰かの大切な人 原田マハ

          非行少女に餌付けをしてしまった話

          『なんでもするから嫌いにならないで。』 非行少女は言った。 私は平成一桁世代である。 割と援助交際や窃盗、暴走、傷害など、それなりに周りにあった思春期だった。 リストカットをする子もいたし、自死を選んだ奴もいたさ。 でも少なくとも過食嘔吐やOD、そして性を売り物にする事は今ほど身近ではなかった。 規制意識が低下しているのか、ネットで知識が得やすいからなのか。 すっかり大人になった今はSMやストリップ、身体改造、刺青、ピアスなど、アングラなイベントに顔を出すことも多い。

          非行少女に餌付けをしてしまった話

          30歳を超えた独身女の葛藤

          よく題材になってたりもするし、 見たり聞いたり読んだりする。 しかしこんなに身近に拗らせてる奴が居るとは思わなかった。 私の幼馴染である。 別に頻繁に会うわけでも連絡を取るわけでもないが、不意に会う。 喋ってない事は多々あるが喋れない事はない。 そんな間柄で、お互いの黒歴史を知っているし、恋愛遍歴や失敗なども共有している。 彼女は美人らしい。幼い頃から知っている私にはカエルに似てるとしか思わないのだが、彼氏が途切れたことはないし、可愛がってくれる男も沢山いた。 わ

          30歳を超えた独身女の葛藤

          死にたくなったら電話して 李龍徳

          悪女の条件としては影響をどの程度相手に及ぼすかがはかられる気がする。 物語に出てくるのは二十歳過ぎといったところだろう。 共依存の物語。 変わった彼女に嵌って行きどんどん自分を狭めて彼女が絶対的な価値観になってしまう。 彼女の価値観もバグっているが。 ただ若いうちは往々にしてよくある話だと思う。 最初は 『死にたくなったら電話して。いつでも。』 なんてとびきりの美人に言われても引いてしまうくらい変な女なのだ。 私はそんな女が好きだから。すごく彼女が好きだ。

          死にたくなったら電話して 李龍徳

          獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパークXVI 石田 衣良

          いつものIWGPシリーズ新刊っ。 IWGPは時事ネタで物語が進むから 読み返したときにその時の時代を思い出す。 それが面白い所でもある。 解説にあったがそうだな。 マコトより年上になってしまった。 不思議だ。カラギャン戦争の時は、おれは小学生でマコトはめっちゃお兄さんだったはず。 どこで追い抜いてしまったんだろう。 私は文庫で追いかけているのでマコトの事件は2年前の話がまとまっている、体でいつも読んでいる。 今回の4篇は 1、タピオカとドラッグと時代に置いていか

          獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパークXVI 石田 衣良

          みちづれの猫 唯川恵

          私は小説家の中で唯川恵が1番好きだ。 解説にもあるが、唯川恵といえば犬のイメージなのに猫物で短編かぁ。 猫視点の物語とか無いといいなぁ。と思いながらも買った。 心配していた猫視点の物語はなくどれもよく出来た短編集だった。 長年に渡って唯川恵の著書を読んでいるので 唯川恵の文感や比喩、心理描写のちょうど良さが心地よく入っていく。 唯川恵らしさがちゃんと現れている短編だった。 喪失と別離はどんな状況でも起こる。 しかし出会いと過ごした時間は無くならない。 どれも人と

          みちづれの猫 唯川恵

          クソッタレな精神状態

          久しぶりにメンタルがブレイクしている。 溢れちゃった。もうだーめだ。 メンタルがブレブレ。 メンブレ。 あぼーん。 めんたーる。 私は今、遠くの地に来ている。 喪であり、友人の子の誕生祝いであり、 旅行であり、メンタルトリートメントである。 なのに病んでしまっている。 元より余り元気はなかった。気がする。 心身が休まっていない時に心身を使う事を するべきじゃ無いなとほとほと思っている。 非現実的なイベントは元気を貯める時もあるが、 やはり疲れを伴う可能

          クソッタレな精神状態

          女子高生の汗は人生の煌めき

          大人じゃない。でも子供じゃない。 割り切れない。 ムカつく。 サイコー!!楽しい!!! くるくる態度が変わるあなたを 今でも私は思い出せるよ。 元恋人(と言っても付き合ったのは10年以上前だ)の親友が私には居る。 私の悪い所を100個は余裕で言えるだろうし、 私の良い所も100個は言えるだろう。 いつか死ぬだろうなってずっと思ってたけど とうとう彼女はマンションから飛んだ。 生きてたけどね! しかし下半身はおそらく一生動かず車椅子である。 まぁ別にだ

          女子高生の汗は人生の煌めき

          プーと大人になった僕

          先日、CMを見たこともあったし、プチ話題になっている 【チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ】を観た。 いやー面白かった。 ガジェット、ジッパー、モンタリーが出てくる映画を新作で見れるのは楽しかったし、 パロディがディズニー強すぎわろた。 まぁ大人のコメディって感じでほんと楽しかった! 小さい頃にレスキューレンジャーも好きだった。 VHSでよく見てたなぁ。 そしてなんかディズニー見てぇな〜。っとなってて 魔法にかけられてを見たり、ズートピア、 ダ

          プーと大人になった僕