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noteの栞

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これから読みたい物語の栞。主に創作大賞用の作品を拝読しています。 マガジンのお知らせに驚かせてしまっていたら、すみません🙇‍♀
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#恋愛小説部門

「カモメと富士山」 1

2001年8月  待ち合わせの時間まで、まだ少しある。バスを降り、ロサンゼルスの日本街 リトル…

may_citrus
4週間前
91

小説「弦月湯からこんにちは」第1話(全15話)

【あらすじ】 * 第1話 * ──「お目覚めかね、イチコ」  いつもの低いしゃがれ声が聞…

小暮沙優
2か月前
73

日本で一番小さな県で育まれる愛のサイズ【一話】【創作大賞用】

完読時間目安:50分 あらすじ ◇ 去年の今頃は、まさかこんな状況になって桜を眺めているだ…

宝積たまる
1か月前
107

「嘘つきたちの幸福」第1幕

青野晶「噓つきたちの幸福」 ■第1幕 第1場  アビー王子が革命家の女を殺そうと誓ったの…

青野晶
2か月前
66

メリー・モナークin大原田 第一話

 ずっしり空気の重くなったリビングのコタツで、その引力に負けたように父さんが急に頭を下げ…

とき子
1か月前
73

桜の伴奏者 第1話

 白い。  最初に視界に入ったのは、どこまでも真っ白な世界だった。ぼんやりとしたそれらに…

秋
1か月前
60

小説「ある朝の目覚め」第一章

あらすじ化粧はわたしの「戦闘服」。わたしを強くしてくれる。 内気で感受性の強い自分に「武装」してIT企業の技術営業職として働くあや子は、お気に入りのノートと万年筆で日々の出来事や自分の考え・思いを書き出して整理する習慣を仕事や生活に活かしている。 出勤前のおひとり様時間を楽しむカフェでのある女性バリスタとの交流が、あや子の日々と内面とに、最初は小さな、徐々に大きな波紋を起こしていく。 ある日、1杯の特別なコーヒーとそこに込められた様々な思いにより、あや子の人生に決定的な