アパレルからスタートアップに転職して、アパレル時代の夢を気づいたら叶えていた話

こんにちは!株式会社FinTの大澤です!

自分はアパレル企業からSNSマーケのスタートアップ企業であるFinTに転職し、元々アパレル時代にやりたいと思っていた「アパレルブランドのプロモーションプランニング」を約1年で実現することができました。

プランニングの経験をしただけでなく、現在は大手アパレル企業様複数社のSNSを中心としたマーケティング支援を実施するチームのリーダーを任されています。このnoteではそんな大きなアパレル企業の1販売員、1メンバーだった自分がどうやってここまで来れたのかをつらつらと書いていこうと思います。


アパレルを中心に就活

昔から三度の飯より服が好き!というタイプで、大学生時代はご飯を我慢してでも、ブランド服を買うような人間でした。そういった背景もあり、就活もアパレル企業を中心に行なっていました。

ただ、経済学部にいたということもあり、せっかく企業に就くのであれば販売というよりは、ブランドのプロモーションやその戦略を考えるような仕事がやりたいと考えていました。本当にまだ何も内部を知らない未熟者ながら、「アパレルブランドのプロモーションプランニング」をしたいと夢描いていました。

ハイブランドを買い漁ってた頃の写真です笑
特にエディスリマン(デザイナー)が全盛期の頃で、サンローランが大好きでした。

アパレル企業に新卒入社

まず、キャリアの始めとして、元々バロックジャパンリミテッドというプライム上場の大手アパレル企業に新卒で入り、店舗で販売をしていました。

販売を1年経験した後に、本社に配属され、働いていたブランドの事業部に入りました。元々マーケティングに興味があり、ブランドの方向性を決めたり、プロモーションを行うような仕事をしたいと思っていたのですが、本社配属後も基本的に店舗の売上を管理するエリアマネージャー的なものに近い仕事をしていました。

これはアパレル時代に撮影してもらった写真です

※ちなみにその時に得たアパレル店舗で売上を上げる考え方に関して少し言語化したものがこちらになります

新卒入社後に店舗に配属されてから「どうやったら売れるのか?」をずっと考えていたのと、本社配属後に事業部長をしていた方がマーケティングのMBAを持っていたこともあり、マーケティングに興味を持ち始めました。

スタートアップへの転職を決断!

そんな中でスタートアップ企業でアパレルじゃないFinTになぜ転職したのか?大きくは2つありました。

①裁量権がもっと欲しい!
これはアパレルというか、規模の大きい会社だったからというのもありますが、どうしても裁量がもらえず、燻っている感覚を覚えていました。自分からこういうことをやった方がいいんじゃないか?ということは手を挙げて話していたつもりではいたのですが、どうしても新卒1~2年目の意見に本気で耳を傾けてくれる人が多くない状態でした。(関わると自分の仕事か増えるのがめんどくさいという風に感じていました、、)

打席に立つことができたとしてもマネジメントが効いてるわけでもないので、その実行が良かったのか悪かったのかの評価やフィードバックがほとんどなく単発的に終わってしまうということが続き、より自分で裁量を持って仕事を進めたいと思うようになり、名前が知れた大企業よりもスタートアップという選択肢の方が自分に合ってるのではないかと考え始めました。

②マーケティングがしたい!
上述した通り、マーケティングに少しづつ興味を持つ中で、USJをV字回復させたことで有名なマーケターの森岡毅さんを知り、自分ももっとマーケティングを頭で理解するだけじゃなく、実行して会得したいと考えるようになりました。その中でもアパレルのマーケティングには欠かせない要素としてあったSNSに興味を持ちました。

マーケティングだけじゃなく、キャリアの考え方も森岡さんの上記 本に影響を受けました。

FinTに入社し、夢を叶えるまで

FinTにジョインし、未経験ながらSNSマーケティングに向き合う

FinTに入社すると、そこには前職では考えられないような光景が広がていました。自分と同い年やもっと若いメンバーが活力を持って自発的に働いていて、大きな企業にはないエネルギーや自由度、いい意味での実力主義な環境があり、まさに自分が求めていた環境だと思いました。

未経験ではあったものの、入社後いきなり英語教育商材と商業施設のSNS運用の担当ディレクターを任せていただき、入社1ヶ月でほぼ1人で回せるレベルまで育てていただきました。このスピード感もえげつなく、これは自分だけじゃなく大企業からの転職組がよくいうのですが、前職の3倍くらいのスピードで経験を積ませてもらいました(笑) 

そんな中で自分なりにアカウントの方向性を試行錯誤し、商業施設のアカウントでは、商業施設の中でTOP水準のエンゲージメント(SNSでいういいねや保存などの指標)を獲得するアカウントに育て上げ、SNS支援に留まらず施設周年イベントの設計なども担当しました。オフラインの取り組みは当時のFinTではほぼなく、店舗の支援をしていた前職の経験がいきたタイミングでもあったと思います。

↓こちら実際に出た記事です

FinT内でどんどん自分のプレゼンスを上げていき、アパレル超大手の営業チームに抜擢

そして入社後8ヶ月頃にアパレルの超大手企業からSNSマーケ分野の支援先を探してると代表の大槻経由で与件をもらい、提案機会をいただくことになりました。
基本的に営業は営業のチームが行うため、ディレクターサイドの自分は営業未経験だったのですが、当時の営業マネージャーに圧倒的にアパレルの知見があるから一緒に提案作って欲しいと言われ抜擢をされました。

当時はラッキーくらいの気持ちだったのですが、今思い返すと、そこに至るまでに社内での自分のプレゼンスを上げられたからこその抜擢だったと感じており、なぜ抜擢されることができたのかを言語化すると、

①やり切ることができるという信頼
上述したように商業施設の支援を始めとして、ディレクターとして結果が出せるようにひたすら目の前の業務を愚直にやり切っていました。もちろんプランナーだとか他の業種のアカウントもやってみたいとかの思いもありました。
しかし、まず目先のことに向かえないものに新しい仕事や、難易度の高い仕事を任せたいとは思われないと感じており、ひたすら顧客に向き合い、その領域のインプットを行い、定量的な結果や、顧客からの満足度を獲得しました。そういった姿勢があったからこそ、未経験であったり難易度が高い要求だったとしてもアパレル大企業の提案を任せてもらえた要因だと思っています。

②ひたすらアパレル領域に強いアピール
また社内は基本SLACKというツールでコミュニケーションを取っており、自分のチャンネルという自分の考えを発信できる場所があります。そこでは常に前職で得た知見などアパレル領域に強いという印象を与えられるような発信をし続けていました。そのおかげで、社内でいまだにアパレル企業の相談がくれば自分のところに相談が来るフローが勝手に組まれていますし、圧倒的社内ブランディングを形成しました。

以上の2点があったからこそ、チャンスが来た時に自分に舞い込んでくるのは必然にできていたのかなと思います。他にも別軸の話になりますが、入社後9ヶ月でリーダーになるのですが、リーダーになるためにできることやアドバイスされたことは愚直に実行しましたし、マネジメント領域の本を読んだりインプットをしてアピールもしてきました。

まとめると、①目の前のことに愚直に向き合ってやり切れるか?と、②自分からやりたいや得意であるという意志表示をして手を上げ続けることの2点が抜擢される上で大事な要素だったと感じています。

この写真は全社で行ったFinT5周年記念祭の企画担当に抜擢された時の写真です。
FinTには大小様々な抜擢文化があります。

大手アパレル企業から案件を受注し、有名ブランドの半期全体プロモーションを担当するまでに

その後提案作成もやったことがなかったため、自分のディレクター業務の傍ら必死で提案を組みました。なんとしても受注してやるという想いが強かったのと、準備するにおいても興味分野なので苦痛というより楽しいという想いも強く、提案前日はほぼオールでしたが、なんとか満足できる提案を作ることができました。(もちろん営業マネージャーの田中や、外部の相談役のアドバイスありきです)

その提案をきっかけに今では、FinTの売上を大きく支える企業の1つとなり、その企業の中の大きなブランドの1つにおいては半期のSNS戦略支援(アカウントの運用からインフルエンサー起用、LPに使用するモデルアサインなど)のレベルまで自分がリーダーを務めるチームで担当させてもらえうるようになりました。
まさに自分がアパレルでやりたかったようなことです。

正直気づいたらこうなっていたという感じで、自分の中では確かに1つの夢は叶ったものの、もうすでに次の野望に目が向いています。もっと次はこの経験を横展開して、チームメンバーを同じレベルまで引き上げるようなマネジメントレベル向上させたい!であったりとか、この事例を横展開してもっと多くのアパレル企業・ブランドを担当したい!というふうに考えています。

あくまで夢は叶っても通過点。もっと上を目指して頑張りたいと思っていますし、そうやって常にモチベーションを与えてくれる会社です。

これはチームメンバーが誕生日を祝ってくれた時の写真です。
本当にいいメンバーに恵まれています泣

最後に:主にアパレルで働いてる人へ

このようにアパレル企業からスタートアップに転職して、アパレル時代にやりたいと思っていた夢を叶えたわけですが、同じようにアパレル領域で働いていて、プランニングとか、SNS戦略組んだりとか、そういう仕事をやってみたいという人も少なくないのではないのでしょうか?

そういう方に伝えたいのが、目的達成のために最適で最短な手段が実は他にもあるんじゃないか?と一度視野を広げてみて欲しいということです。

気づいたら最終的にこうなりたいという目的があるにもかかわらず、今やってること自体が目的になっていないか?と問うて欲しいのです。私も視野を広げた結果、代理店という別業態への転職のように思える手段が結果的に将来やってみたいと思っていたことへの近道だったりもしました。もちろん環境を変えてから未経験の差を埋めるべく、沢山努力をしましたし、運が良かった部分もあると思いますが、その場にとどまって、ただやりたいことに向かうのではなく、その場にいることやその時をとりあえずなんとなく生きることが目的になっていた頃より生き生きと働いています。

少しでもマーケティングや、SNSに興味があるとか、スタートアップという成長環境でマネジメント経験を積みたいとか、そういう燃えるような意志がある方はFinTに大歓迎です。少しでも皆さんの夢や目標のサポートを自分と同じようにできたら嬉しく思います。

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