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【普段使いから防災時まで】懐中電灯よりヘッドライトがおすすめの理由

「両手空いた状態で明かるく照らせる」

これだけで、ヘッドライトを買う理由に十分なると私は思っています。

【防災用品 ライト】で検索すると、手で持つタイプの懐中電灯が検索結果にたくさん出てきます。

私は4年以上前に1,500円でヘッドライトを購入し今でも愛用しています。
防災・普段使い、どちらを考えてもヘッドライトの方が役に立つ場面が多いのでは?と思ったのでこの記事を執筆しています。

「防災用にわざわざライトを買うのが勿体無い」
「ライトをどうやって選ぶべきか迷う」

そんな方に、ヘッドライトありかも!と思っていただける記事になっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。


ヘッドライトがおすすめの理由

私がヘッドライトをおすすめする理由は主に2つあります。


その1:両手が空いた状態で作業できる

明かりが欲しいとき。
スマートフォンや懐中電灯どちらを使う場合でも、基本的には片手が塞がってしまいます。

一方でヘッドライトであれば、両手が空いた状態で使うことがでるんです!

災害時やアウトドアで両手をあけておきたい場面

・料理をするとき
・お手洗いに行くとき(手持ちは不衛生な場所に置く必要がある)
・足場の悪い箇所を歩くとき
・急いで移動する必要があるとき(避難など)
・子どもを連れているとき
・作業をするとき

特に災害時は、足場も悪い可能性が高く、両手が空いた状態でないと怪我や事故といった二次災害に発展する可能性が高くなります。

普段使いとしても、外を出歩いたり作業する時に、片手でライトを持つと少し不便。

ですが、頭に装着できるヘッドライトならそう言った負担もありません。
また、自然と視線の向きに光が向くため、作業している方向を照らすことができるのも結構便利なんですよね。



その2:コンパクトな商品が多い

ヘッドライトは頭に装着することを想定した設計になっているので、どの商品を選んでも手のひらに収まるサイズのものばかりです。

一方で、災害用の懐中電灯は比較的サイズが大きいものが多く、使わない時や運搬時に場所をとります。

コンパクトなヘッドライトは、
災害用のリュックにしまうことも簡単で、何かあった時にはポケットに入れて持ち運ぶことができるので非常に便利です。



ヘッドライトを選ぶときのポイント

「少しヘッドライトいいかも…」

そう思っていただけたら、次のステップは「調べるときに何を確認するべきか」ではないでしょうか!

いざ、ヘッドライトを選ぼうとしたときに、確認したほうがいいポイントを4つ紹介していきます!

明るさと最大照射距離

ライトの機能として一番重要ともいえるポイントがここですね!

Amazonなどのサイトを見ると、明るさはlm(ルーメン)単位で表されています。
「ルーメンってなんだよ」
という方のために少し解説を挟みますね。

明るさ(ルーメン)は、光の出力量を示す値。
照射距離は、どれくらいの距離を明るく照らせるかという値です。

「で、どれくらいあったらいいのさ」
という問いに関しては、

明るさは、100ルーメン出せる能力があれば、最低限問題ないでしょう。
最大照射距離は、歩行なども考えると50mあると安心して使用することができると思います。

また、明るい=照射距離が長い
というわけではないので、そちらも説明します。

「明るさ」と「広さ」の組み合わせによって照射距離は変わるということですね!



角度調節機能

角度調節機能

角度調節機能があると、わざわざ下を向かなくても、ライトを下に向けることができるので手元の作業をする時に便利です。

これがないと、首を下に向けて作業する必要が出てきます。
これが地味に辛くなってくる…。

角度調節できるものが多いですが、念のため確認しておきましょう!



充電の持ち時間

災害時には特に重要ですね。
アウトドアの際にも、明かりが有るかないかで心の安心感は全然違います!

理想は明るさは最小でもいいので、10時間以上は稼働できるものがいいですね。



防水機能

災害時やアウトドアなど、外での使用を考えると最低限の防水機能はついていてほしいところ。

IPX4とかIPX6の表記は見たことないでしょうか。
実はそれ、国際的な「防塵」「防水」基準を示す値です。

結論からいくと、IPX4以上(IPX4~IPX8)であれば十分屋外でも使用できるので参考にしてみてください。

具体的な見方が気になる人は下の表を確認してくださいね。

IP表記の見方

今回は、防塵はあまり気にしなくていいので、防水の値一覧だけまとめます。

防水の保護レベル表

「わかりそうでわからん!」
ということで、日常のものに置き換えた表現にしました。

防水の保護レベルわかりやすいバージョン

個人的にはIPX4あれば及第点
そこから先は、どれくらい過酷な状況を想定するか次第になります。
ぜひ表を参考にしてみてください。



重要視はしないが、気になるポイント解説

簡単にまとめました。
詳しい解説は、このあとしていきます。

重量について
 →あまり気にしなくていい
赤いライトについて
 →あると便利。眩しくならない
手モーションでのオンオフ機能について
 →手袋をしていてもオンオフができる
LEDか電池式か
 →好みだが、
  災害時を想定している人:電池式
  普段使いも想定している人:充電式

■ 重量について
個人的には最軽量のものを買うよりも、明るさや長時間稼働できるライトの方が便利だと思っています。
ある程度重量があるといっても、十分コンパクトで軽いものばかりなので。


■ 赤いライトについて
最重要ではないですが、あると便利です。
利用用途は主に2つ
①災害時のSOS
②周囲に配慮した明るさがほしいとき

①災害時のSOS
災害時に周囲に気づいてほしいときには、白色の灯りよりも目に付く赤色が便利になります。

街頭や建物の明かりも白色のため、赤色の明かりを放っているだけで、人に気づいてもらいやすいという特徴があります。

②周囲に配慮した明るさがほしいとき
暗闇でいきなりライトを向けられたり、電気がついたときって「眩しい!」って思いませんか?

赤色LEDだと白に比べて眩しさを感じにくいため、周囲に迷惑をかけずに明かりを使うことがでるようになりますよ。


■ 手のモーションでオンオフ機能について
これはあるとかなり便利な機能。
特に、アウトドアや災害時には役立つ機能です。

その理由は、軍手などをしていてもライトのオンオフができるからですね。
作業時に、電気のオンオフのために軍手のつけ外しをする。という手間を回避することができます。


■ LEDか電池式か
個人的には、
災害時を想定している人:電池式
普段使いも想定している人:充電式

がベストだと思っています。

まずは電池式。
災害時など電源供給が行えない場合でも、電池さえあれば動くからです。
また、電池を用意しておく必要はあるが、「充電忘れで使えない」という不測の事態を防ぐことができます。

一方で、普段使いする場合は充電式をおすすめしたいと思います。
理由は「電池代が高いから」これに尽きます。
頻繁に使うのであれば、充電した方が圧倒的にコスパがいいです。



一家に1台、いや、人数分あっても全く損しないヘッドライト。

普段使いから、防災も兼ねたライトのおすすめとしてヘッドライトを紹介させていただきました。

今は技術の進歩もあって、非常に明るくて長持ちするヘッドライトを安く購入することができます。

私のおすすめとしては、一家に1本いいものを買うのではなく、安いものを人数分そろえる方が何かあったときに安心だと思います。

非常に便利なヘッドライト、ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。



最後に、今販売している商品から「次買うならこれだな!」と思った商品を3つご紹介して終わりにしましょう。

ネットで探すと、多すぎて選べないという人は参考にしてみてください!
私の使っているモデルは古すぎてもう販売していませんでした…。

安さと機能を兼ね備えたヘッドライト3選

私が次に買いたいヘッドライトの候補3つ

■ GENTOS ヘッドライト電池式
GENTOSを知らない人は多いかと思いますが、LEDで日本トップシェアを誇る日本メーカーです。

GENTOSは角度調節の幅が広くて、照射範囲が広いので使い勝手がかなり良さそうですね。


■ GENTOS ヘッドライト充電式

こちらも同じくGENTOSから。
違いとしては、充電式で小さいのですが、かなり遠くまで照らすことができます。


■ mont-bell コンパクトヘッドランプ

安心安全のモンベル。
特筆すべきは充電の持ち時間ですね。
最大照射でも27時間というのは驚異的です。

また電池式ですが、単三電池1本で使えるためコスパも◎
非常におすすめな1本です。

※Amazonにもあるんですが、公式サイトの方が圧倒的に安いのでネットから購入する予定の方は公式から買うことをおすすめします。

最後に、
世の中には4100ルーメンという熱によって火を起こすことができる懐中電灯が存在するようです。
最高にイカれてますね。
車のヘッドライトよりも明るいらしい…. 気になる人はぜひ。


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