臨場感と、○○したい気持ちをつくるためのバナー編集
どうも、みなとといいます。
はじめに~デザイン編集について~
この記事ではセンス以外の理由で、すでにあるデザインを編集していこうと思います。
「このデザインはこうした方がもっと効果だせるんじゃないか?」
という視点から
「私だったら、こうしたいなあ。」
とデザインを勝手に編集してみています。
(とっても恐縮ですが、デザイナーとして練習みたいな個人的な編集です)
センスでなんとなくこっちの方がいいかもと編集するよりも、心理学とか人の視線の傾向的なことを考えつつ、勉強しつつ試しているところで、
「センス」と呼ばれるモノの根っこに迫っていけたらなあと。
私ならコレこう編集したい
さて、本題に入っていきますね。
今回は、このクラフトビールの画像を編集してみました。
(元画像はピンタレストから拝借したバナーデザインです)
タイトルの「今すぐのみたい!」の飲みたい気持ちをもっとフツフツ沸き起こす表現にするためには何が必要だろうか、、、という視点で勝手に編集しました。
そして、私ならこれをこう編集したいなと
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あまり大きな変化には見えないかもしれませんが、比べてみていただけると嬉しいです。
大きなポイントは2つ。
【ポイント1】 臨場感をプラス
中央のドーンと大きなビールに臨場感を加えました。
「今すぐに飲みたい気持ちをつくりたい」ので、「今からビールを飲む」という状況に近くなるようにビール画像を編集しました。
あなたがビールをコップに注いでかっ今から飲むぞ」っていう時、そのビールはどんな状況でしょう?
もしあなたが、ビールを飲まないなら、コップに注いだジュースを飲む直前、それはどのような状態になっていますか?
(よかったら、想像しながら読み進めてみてください)
具体的には
①ビールの中に泡を作る
②ビール泡の溢れを作る
③少し影をつけて立体的な感じを強める
この3点を工夫しました。
特にビールは、注ぎたて&冷えていて水滴がついているような状態が飲みたい気持ちを誘いやすいと考えたからです。
したがって、
①ビールの中に泡を作る
=「まさに今!注ぎたて」というビールを表す
(ビールの中で気泡が上に向かう様子を想像してもらえるようにする)
②ビールが溢れた泡を作る
③少し影をつけて立体的な感じを強める
=泡を強調し、見た人の経験の中からビールを飲む瞬間の気持ちを引き出す
このような感じでビールに臨場感をプラスしてみました。
【ポイント2】 冷えたグラス&水滴をプラス
ビールって冷た~くてキンキンに氷が付いてきているようなグラスだと、より美味しく感じませんか?
実は、私はビールをほとんど飲むことがなくサワー派。
でも、私の父は、美味しくビールを飲むためによくグラスを冷やしてからビールを注いでいました。
居酒屋さんやお洒落なバーでもビールってそんな感じで提供してもらえることが多いのではないでしょうか。
ビールとは違うサワーも、やはり冷えたグラスに注がれたものを飲むとき、くちびるに触れるあの冷たくて心地よい飲みはじめが格別なものになることは言うまでもないもの♪
さてさて、このバナーを見た相手にそんな格別なイメージを頭の中で描いてもらうために、今回は文字表現を編集しました。
正面のビールに写す白い「CRAFT BEERS!」を少しにじませて表現。
(「クラフトビール」や麦のシルエット部分も少しにじませています)
【番外編】 もっとビールを強調
さて、ちょっと視点を変えた番外編的な編集も試してみました。
これは、どちらかというと、クラフトビールをものすごく強く印象付けたいときにいい方法かもしれません
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主に主役にビールを色の有無で強調しています。
全てに色があるものと比べてみると↓
よりビールの印象が強まり、かつ際立ってみえませんか?
(個人的にはそうみえます...)
白黒で表すと何が違うのかというと、デザイン全体で「クラフトビール」をアピールするということ。
もっというと、「料理とか関係なくとにかくビールをアピールしたいんだ!私は」っていうときにより力を発揮してくれるかなと思います。
デザイン全体でビール色が強まるので、
「クラフトビールの製法にこだわっています」とか
「クラフトビールの原料は○○を使っています」とか
ビール自体のアピールをとて~も強くしたいときにいいかなと。
反対に、お料理もちゃんと色を付けると何が変わるか。
それは、デザインを見る人に料理とセットでおいしいクラフトビールを想像してもらうということ。
もっというと、
「あのウィンナーをほおばりながらゴクゴク飲むビールは美味しいんだろうなあ。。。いいな~」
という気持ちになってもらいたいときにより効果を発揮してくれると思います。
(ビールだけでなくお料理もアピールしたいときに)
さいごに~伝えたい~
ここまで、読み進めてくださったあなたへ
こんな個人的な編集にも関わらず、読んでくださってありがとうございます。
純粋に嬉しいです。
そして、もしよければ、この編集はあくまでも個人的な勝手に好きでやってるものだと忘れずにいていただけるとありがたいです。
また随時マイペースに編集していくので、よかったら遊びにきてくださいね。
みなとんでした♪
※このブログは個人的な研究や視点・観点をもとに執筆しています。
したがって、読んでくださったあなたのデザインや広告内容の売上等を確実にアップさせるというものではありません。
あくまでこんな工夫があるんだなという観点でよんでいただけると嬉しいです。
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