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ほぼ毎日・三題噺

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ほぼ毎日、三題噺の掌編小説などを投稿します。 シュールなものから現代ドラマ風のものまで。
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#短編小説

ライオンのいた小学校

 君の小学校は、ライオンを飼っていました。  毎日のお世話は、下級生から選ばれた「いきも…

リラコ
6年前
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アーティ・ファーティとレタス王子

 あれは秋のことだったと思う。  恋人と別れた僕は、サークルの仲間に連れられて二丁目のア…

リラコ
6年前
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とある犬の遍歴

 飼い主が死んだ。病に倒れたのだ。  犬は三日三晩、亡き骸のそばにいた。  しかし飼い主…

リラコ
6年前
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頭蓋骨の記念日

 彼以外の生存者とは、すでに五日間会っていない。  だから当然、石段を駆け上がる元気もな…

リラコ
6年前
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女の子は雑巾に似ている。

 東京メトロ渋谷駅の地下通路は、ちょっとしたナンパ道として有名だ。  私と鎌田は、仕事の…

リラコ
6年前
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東大・本郷キャンパスのK教団

 東大には、妙なカルト集団がいる。  仮にK教団としよう。  K教団は洗脳しない。強制もし…

リラコ
6年前
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スターバックス渋谷店の珍客たち

 スターバックス渋谷店には、妙な客が寄ってくる。 妙な客第一号「声がでかい女たち」 「スタバでさー、ジュース飲んでいいと思うー?」 「まあいいんじゃねー?」 「だよねー」  二人の会話は、スターバックスの客全員に丸聞こえだった。隣に座る僕の鼓膜は、彼女たちの声によって破壊されていた。  「ウチさぁ、かっこよすぎる人はタイプじゃないんだよね」 「へ〜、じゃあどういう人がタイプなの?」 「うーん、ザ・かっこいいみたいな人は無理かな。ちょっとダサいくらいがいいかも」 「えー、たと

人類終焉論者との交渉

 君は言う。  イルカとクジラの間には本質的な差がない、と。体が小さなものをイルカ、大き…

リラコ
6年前
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