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40代後半から(子育てがひと段落ついてから)アクセルを踏む働き方の話。


共働き家族の育児と仕事の両立。
これに直面する人は、日々様々な問題に向き合い、格闘していると思う。


●育休をいつまでとるか。
●働く形態は、時短なのかフルタイムなのか。
●働くことで、子供と一緒にいる時間が短くなっているのではないか。
●子供の体調不良で休暇が多く、仕事にならない、申し訳ないという気持ちが付きまとう。
●夫または妻の長時間労働で、育児•家事の負担が片親に偏る。
●マミートラックにはまる。
●余裕のない育児で常にピリピリしてしまう。

等々。

我が家は、現在妻側の私が育休中のため、まだ余裕がある生活をしているが、また復帰をする際にはどんなハードルが立ちはだかってくるのかと考えると、不安になることも多い。

私は、過去に1年間、子供を保育園に預けながら働くことを経験したが、理解ある部署の上司やメンバーに支えられ、子供がいながらもなんとか働いていけそうだと感じる時間を過ごすことができた。

何故そう感じるのか。
それは、経験も豊富➕子供が大学生であるチームリーダー(50代男性)の存在が大きかったように感じる。

育休前の1年間(0歳児、2歳児の子供を2人保育園に預けていた)は、直接営業5割、間接営業5割くらいの比率での業務を受け持っていた。

業務をする中でヒヤヒヤしたのは、客先を訪問しての打ち合わせ日などに、子供が体調不良になったらどうするか、いうこと。流石に客先には、子供の体調不良は通じないと考えていたため、客先打ち合わせの予定が決まり次第、夫や親とスケジュール調整をし、万が一の子供の対応に備えていた。


それでもやはり、うまくいかないこともあった。緊急で客先へ送らなければならない資料の準備、緊急依頼への対応、これは一時的なことだが、第三子妊娠にあたっての私自身の体調不良時の客先対応などなど。

これらの対応は絶対に自分では抱え込まず、チームリーダーへ共有、また恐縮しまくりながらも、打ち合わせへの参加や緊急で必要な資料作成をリーダーへ依頼することもあった。

何故このようなできたかというと、やはり当時のチームリーダーの経験と、生活環境にあると考えている。

もちろん年齢などに関係なく、同じように上司やリーダーを頼ることが必要なのだが、当時のリーダーは経験も豊富な分臨機応変な対応をしてもらえたし、多少無理なスケジュールにも対応してもらえた。(残業時間にねじ込んででもという意味で)


これが、私と同じような子育て中の30代のリーダーだったら、気軽に頼めただろうか?(子供の体調不良で休んでいるため依頼できない、残業に流れ込んでしまいそうな対応案件のため依頼しにくい、、、などのことがありそう)

一方、私の夫の方は、入社当時からお世話になる50代女性に支えられている部分があるという。


彼女も子供は20歳をすぎており、子供はひと段落、そして子育て中の苦労もよく理解している方。私の夫は激務で、残業当たり前の働き方だが、それでもその女性に頼ることも多く、さらには子育て中なのだから無理せず、周りに頼るよう声をかけて下さるようだ。


これらの例はあくまで、私と夫の2例に過ぎない。しかし、40代後半くらいから50代というと、一般的には子育ても落ち着いてきて、仕事もバリバリの現役からは離れ、後輩をサポートしていく立場の人は多いのではないか?

一方で、私や夫が過ごす30代という時期は、これまた一般的には中堅と言われ、抱える業務も多くなったり、リーダー、マネージャーになる人も多い。そんな仕事もハードな時期に、子育てのハードな時期(物理的な手のかかる0歳から6歳くらいなど)が重なっては、本当に心も体も持たないように思うのだ。

人によっては、50代に入ると、最低限のことしかしなかったりと働き方は様々だが、経験豊富であり、時間的にも多少余裕が出てくる(子育てに限ってだが)この時期に、30代の仕事も家庭もハードな時期を過ごす若者たちを全力でサポートしてくれたら、我々30代の社員は心に多少余裕も出てくるであろう。そして、大きな話にはなるが、家庭と仕事も両立しやすくなり、少子化対策にもなるのではないか?

私が育児が一息ついた頃、どんな組織でどんな働き方をしているかは想像できないが、40代後半から50代の先輩方に、私たち夫婦が助けられている分、同じように恩返しができる働き方をしたいと考えている。


これらの話は、ほんの一例を基にした偏った考えかもしれないが、メリットのある会社の組織形態としてアウトプットしてみたいと感じ、記してみた。

Mina🌱

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