読書はエッセイがいまの気分
こんばんは。みなもとなこです。
最近はパワーがないこともあり、少し肩の力を抜いてnoteを書いています。
自分の振り返りをしたいとか、自己分析をしたいとか、いろいろな焦る気持ちはありますが、ひとまずこの土日はゆっくり読書をしました。
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最近、エッセイを読むことが多い。
エッセイって、昔は全然よさがわからなかったけれど、なぜだか年齢を重ねるにつれて、自然と手に取るようになった。
小説よりもライトに読めることが1つあると思う。
HSPだからかもしれないが、小説は登場人物に感情移入してしまって、結構心を使う。
はらはら、どきどき、時に切なく苦しく、面白く楽しく、いっぱい感情が動く。読むのは好きだけれど、少し疲れてしまうことがある。
その点、エッセイは文章量もそんなになく、著者の感性や考え方に触れるだけなので、心の運動量は少ない。
ふふっと笑えることはあるけれど、だいたい穏やかなまま読める。
だから、ちょっと疲れているときでも、1~2つのタイトルくらいならば読める。それが心を落ち着ける気分転換になったりする。
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つい先日買ったのは、小川洋子さんの「遠慮深いうたた寝」。
まず、この装丁に一目惚れしました。
平積みされていたわけではないのに、自然と目を惹いたのは素敵な背表紙だったからです。本当にそこだけスポットライトが当たったかのように、わたしの目に飛び込んできました。
その背表紙がこちら!
写真でうまく伝わるかな。陶器みたいなんです。
表紙はこんなの。
すべてが陶器みたいで、ハードカバーで、もう心がときめきました。
これだから、紙の本はやめられない!!(笑)
小川洋子さんの本は、実はあまり読んだことがなくて、最近『約束された移動』という短編小説を初めて読みました。
その時の文体や、使う言葉が好みだったので別のも読んでみよう~と思っていたころに、背表紙に一目惚れした、というわけです。
タイミングとフィーリングがばっちりあっていたので、これは買うしかないと思い、即購入しました。
まだ半分くらいしか読み進めていませんが、日常のひとこまをこういう風に切り取るのかーと感心してしまいます。
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本はもともと大好きなのですが、自分のジャンルが小説に偏っていたので、エッセイにも広がって、なんだかうれしい。
いろんな言葉や、感じ方を自分の中にインストールしているみたいで、もっと自分に厚みがでるといいなあ。
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