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あえて視力を落としてトランスしてみる

少し気合入れた記事ばかり書いていたので軽いのを一つ。
先日、チームラボの展示会の一つである「Teamlab Planets」を見に行った。
京都で行われたチームラボの下鴨神社での展示がとても良かったので、機会があればと前から思っていた。

 チームラボの展示と言えば、有名なのが下の動画の作品ではないだろうか。
正式な作品名は「The Infinite Crystal Universe」という。

 広い空間の中に無数ものLEDが吊り下げられ、そのLED群は集合体として連動し、一つの立体のディスプレイになっている。壁は全面鏡ばりで、その空間が永遠に続いているように錯覚させる。見ている人は、アプリを通じて作品のパターンを変えることができ、インタラクティブアートでもある。チームラボの作品はこの作品に象徴されるように、ディスプレイの設定方法と、優しいインタラクティブ性が特徴的で、その魅力だと思う。

軽く言って、これを見れただけでこれまで生きてきて良かったと思える程度に素晴らしい。この迫力、宇宙感、絶対に勝てない感じ。エイハブ船長が戦った白鯨ってこんな感じだったんじゃないかと思う。自分はこの展示だけで2時間近くいたと思う。

とまあ感想はさておき、その中で、自分なりの楽しみ方を見つけたので紹介しよう。
それは「視力を落とす」だ。
メガネをかけている人はメガネを、コンタクトレンズの人はコンタクトを外してみると良いと思う。(バッグなどは展示室に入る前にロッカーに預けるのでコンタクトケースを持ってきておいた方がいいかも?)

 そのままだと、吊るされている部分や、素材としてのLEDがそのまま”見え過ぎ”てしまう。だから、あえて解像度を落としてぼやけさせる。

するとどうだろう。
自分の裸眼の視力がすこぶる悪いのもあるが、
めちゃくちゃトランス状態になる。
見えてるのは光の点滅だけ。
夢の世界、平衡感覚が失われ、光の宇宙に身を置くことができる!
私にも時が見えるよララァ(元ネタは知らない)!!
完全に未知の2度と忘れられない体験だ。

チームラボ様には、ぜひ裸眼で視力が良すぎる人に向けて、程よく視力を落とすメガネを作ってみて欲しい。(実際には個人差が大きい部分なので難しいかもしれないけど)これでさらに体験が変わる。

何というか解像度を落として綺麗に見えるなんて、昔の思い出みたいだ。
もうずっとメガネを外しておこうかな笑
これから展示に行こうと思っている「視力が落とせる方」にはぜひ試して欲しい小技の紹介でした。 終

追記:
今年もあるかわからないが京都の下鴨神社で行われている展示も素晴らしいので、おすすめ。下の写真がその展示の一つ。

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