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世界一やさしい、にんじんと新玉ねぎの発酵ポタージュの作り方。

お久しぶりのnoteです。

お料理と同じくらい、書くことが大好きなので、

#創作大賞2023 に、挑戦したいと思います^^

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新玉ねぎをたくさんいただいた休日のこと。

葉っぱ付きで元気いっぱいのにんじんさんとの出会いと、

すこしだけ肌寒い朝が重なって、 君に急に会いたくなりました。

のんびり流れる時間に、とびきりのおいしいがうれしい、

しあわせな休日の朝ごはん。

” 昨日までのわたし、ギュッと力が入っていたな。”

知らぬ間に仮面をかぶっていたことに気がついて、

そっとはずして、やさしくじんわり、ほぐしてくれた。

そんな世界一やさしい君を、今日は紹介します。

世界一やさしいにんじんポタージュつくりかた

こぼれそうな涙は玉ねぎのせいにして、

どんよりとした気持ちを断ち切るように、

新玉ねぎ2個をうすーく切る。

あっためた鍋にひいた、バター(15gくらい)の香りに、

ひとまずホッと癒されたら、 新玉ねぎを入れて、

塩コショウをふり、 弱火でじっくりいため煮する。

※ AGEを発生させないように、 アメ色にはしない。笑

にんじんは2本を乱切りにする。

ひとつだけつまみ食いをして、

そのままのにんじんの味を味わったあと、

鍋ににんじんとお水とローリエを1枚、

塩酒粕と玉ねぎ麹、 ( あわせて大さじ2〜3くらい。お好みで☺️ )

みりんを少々入れたら、 にんじんがやわらかくなるまで煮る。

またもやひとつにんじんをつまみ食いして、

にんじんの甘さに感動する。

ミキサーかブレンダーで、

ガガガーとなめらかにして、 お鍋に戻したら、

素材を邪魔しないくらいの量の、

お好みのミルクをすこし注いで、

木べらでやさしくのばす。

うんま!となるお味に、

玉ねぎ麹、またはミルクで整える。

心がほっとするような、

ちょうどいい温度まであたためて。

とびきりお気に入りの器に注いで、

パセリを飾ったらできあがり。

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にんじんと玉ねぎの甘さを

奥ゆかしく引き立てながらも、

かけ算するような、

塩酒粕と玉ねぎ麹のうまみ。

そして、かくし味に、

みりんを入れるのがこだわり。

発酵が更なるうまみと甘みを、

やさしく添えてくれます。

ミルクは少しいれるだけ。

ほぼ、にんじんと新玉ねぎだけど、

飾らない、ありのままの味わいに、

やけに魅了されてしまったんだ。

なんだか、少しだけ背伸びをしていたわたしに、

” 飾らない、ありのままでいいよ ”

と、やさしく言ってくれているような気がした。

五感で感じて、ささいな幸せに寄り添って。

ありのままのわたしで、台所に立つ。

他の誰でもないわたしのために、

明日も、世界一やさしいお料理を作ろう。

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