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子供に見せたら絶対コントローラ取られるオープンワールド「レゴ2Kドライブ」

映画やゲームのタイトルにつくと萎えるフレーズ。「レゴ」と「劇場版」。
このワードだけで期待値が下がって、スルーしていいやつかな、と興味がしぼむ。

レゴのレースゲームが、ゲームパスで安く遊べるのに話題にしてる人少ないのも、そういうことだと思う。
実際僕も期待してなかったんだけど、期待度低空飛行からの好感触ブチ上がりで高低差に耳キーンとなった。

コースごとのタイムを競うんじゃなくて、レゴでできた世界を走り回るオープンワールド形式のゲーム。
レゴであることを有効活用して、そこらじゅうのオブジェを破壊できるし
、全年齢向けタイトルで人をひける。

レゴワールドには配達などの依頼をしたい人が各地にいるので、その人に向かって
「あいよ、俺にまかせときなー!」
って走ってきて、毎回依頼者をそのままひいてしまう。
ひかれた方も、レゴだし何の感情もなく復活する。この感じだけで面白い。

くっきりした配色のレゴはテレビの大画面で映える。
難易度高めだけど、街で走り回るのを見せたら子供は絶対「コントローラ貸して」って言うぞ。

世界の創造主が置いたのか、乱暴に置かれた植木鉢や工具などに想像力がふくらむ。
好きなのはレゴの車体がリアルな泥をまきちらすとき。
レース中は本物の水上を走る。
レゴでできた洗車機では、青いブロックの「カクカクの雑な水」もある。そういう発見おもしろい。

ミッションも、車を使ったタワーディフェンスとかパターゴルフとか、完成度はともかく思いついたアイデアぶち込んでていいぞ。

最近のオープンワールドはちゃんとしすぎてて、ダラダラ遊べない。
僕は適当に収集物がばらまかれた世界をのんびり回って観光するのが好きだ。花粉と雨で苦しんでいる人を尻目に、自分だけぬくぬくと貴重な休日を浪費するのも乙なもの。


読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。