【2023年最新】ヨガの聖地オーストラリアのバイロンベイで大人のヨガ留学
人生で4度目の留学は豪バイロンベイへヨガ留学
私の留学経験は4回あります。
一回目は、高校2年生の時に学校のプログラムでイギリスのケンブリッジへ。
二回目は、18歳の時に大学進学のためにアメリカのニューヨークへ。
三回目は、留学カウンセラーとして勉強のためにフィリピンのセブ島へ。
そして、4回目は、オーストラリアはバイロンベイへヨガ講師の資格(RYT200)を取るために留学しました。
トータル1か月半程滞在しましたが、大人になってから自発的に行く留学は素晴らしいものとなりました。
今まで留学や旅行、出張で海外へ行く機会も多く気づけば30カ国程渡航した経験がありましたが、NYの大学を卒業して以来長期で海外に滞在するのは約8年ぶりでした。
ヨガと私
遡るとヨガを始めたのは食べ盛り&太り盛りの高校生の時でした。
ダイエットが目的で始めたという安易なきっかけ。
そこから、大学生~社会人になってからも細々と続け、ヨガをする意味も年々変わってきました。
特に社会人になってから仕事一色の生活を続けている中にあるヨガの時間は本当に大切で、ヨガ=心の支え/定位置に戻すものとなっていました。
心の支えというと大げさに聞こえますが、20代特有の迷いだったり面倒くさい不安定なメンタルはヨガをすることによりブレた軸が定まり、何かあってもヨガをすれば解決という構図が自分の中で出来上がっていました。
「動く瞑想」と言われているヨガは、私の性格にうまくフィットしてくれ、続けていくうちにもっと勉強したいと思ったのがヨガ留学をするきっかけとなりました。
なぜバイロンベイでヨガ留学?
オーストラリアにバイロンベイ(Byron Bay)というヨガの聖地があります。サーフィンの聖地としても有名です。
最寄りはゴールドコースト空港で、そこから車で1時間程度、New South Wales州最東端の街です。
小さな街には多くのヨガスタジオが点在し、ビーチでヨガや瞑想をするローカルも多く見かけます。
街をヨガウェアで歩くことも日常茶飯事。
老若男女問わず、違和感なくヨガが生活の一部として浸透し、ヨガをする目的も人それぞれ。
健康維持のため、ストレス発散目的などありますが、日本のようにダイエットが目的という人は少ない印象です。
日本はもちろん、海外のヨガスタジオと比較しても、生徒さんの半数以上男性が占めている様子を見るのは初めてでした。
ヨガ=メンタルのものという考えが当たり前に浸透しており、ヨガ留学をするには最適な場所です。
かつてバイロンベイはアボリジニーの集会所だった歴史があり、街全体にスピリチュアルな雰囲気が漂っています。
私自身はパワースポットなどあまりピンと来ない方でしたが、出張でオーストラリア中を周ってバイロンベイに初めて訪れたとき、何か違う空気を感じました。
ヨガ留学の場所として選ばれるのも妙に納得したのを覚えています。
必ずここに戻ってヨガの勉強をしようと早々に決めてしまったほどヨガ留学の場所として気に入ってしまいました。
また、土地の特性から、街中はオーガニックやビーガン文化が当たり前に生活に溶け込んでいます。
毎週開催されるファーマーズマーケットでは、まさにQuality of Lifeの見本のような光景が広がり、またビーチはオーストラリア他州にはない独特のムードがあります。Mellowといった単語がぴったり。
そんなバイロンベイにすっかり虜になってしまったのは言うまでもありません。
老舗ヨガスクール バイロンヨガセンターへ
今回私がヨガの資格(RYT200)を取るために選んだのはバイロンヨガセンターで
す。
1988年に設立され、オーストラリアでも最も古い老舗ヨガスクールの一つです。
通常のヨガクラスに加え、ヨガ講師育成コース(RYT200&500)やリトリートを一年を通して開催しており、
資格コースはヨガオーストラリア協会、全米ヨガアライアンスに認定されています。
そこはジャングルの途中に突如現れる広大なヨガ施設。
施設内には衣食住がすべて整っており、いくつものヨガスタジオ、宿舎、食堂、塩素を使わないミネラルソルトプール、そして無農薬の広大な畑。
その畑で採れた新鮮な野菜を使って提供してくれる一日三食のベジタリアン(アユールヴェーダ)料理は本当においしいく、体が喜んでいるのが実感できます。
滞在中お肉類は口にしませんでしたが、普段お肉が好きな私でも食べたいと思わなかったほど、満足度の高い食事構成でした。
また、施設内はエコビレッジになっており、雨水を濾過したものを再利用、お手洗いは水洗ではなくおが屑を用いてバイオ分解したものを草木の肥料にします。
施設内の石鹸やシャンプー類、洗剤まで地球にやさしい環境汚染のないプロダクトを使う徹底ぶりです。
その施設に宿泊しながら、朝~晩までみっちりとヨガだけに集中して約2週間の生活を堪能しました。
一日のスケジュール例はこんな感じ。
小鳥のさえずり、ニワトリの鳴き声と共に起床し、朝焼けの中静かに集まって行うヨガの気持ちいこと。
私は今までヨガのポーズばかりを日本で習ってきましたが、ヨガを習得する上では欠かせないヨガ哲学や解剖学が本当に面白く、ぐいぐいのめり込んでいきました。
バイロンヨガセンターの先生たち
のめり込んだ理由には、担当してくれた先生たちが素晴らしかったのも大きな理由です。
ヨガの哲学は勉強すればするほど興味深いのですが、まさにその哲学に沿って生活している先生たちが同じ屋根の下で暮らしています。
私はその様子が不思議で不思議で、好奇心でいつも観察をしていました。
中でも、Becという先生がいました。
カリスマ性を持ち合わせたBecは、異様なオーラを発しており習う生徒さんは虜になっていました。
日本では、どこを伸ばして、腕を外旋させてなど身体的なことを指導する先生や難しいポーズにチャレンジすることに重きを置く先生が多い印象ですが、
海外、特にバイロンベイで習ったヨガは流れに沿って心の在り方と連動させる促しをしてくれる先生が多いのが印象的であり、最も心に響いたできごとでした。
その点においてBecはずば抜けており、そしてまたヨガの奥深さ難しさを教えてくれるのでした。
発する言葉の優しいこと。
英語だからすんなり入ってくる部分もあると思いますが、いつも愛情たっぷりな先生でした。
帰国して、しばらくはBecヨガロスになったほど。
でも、それは私だけじゃないはずです。
RYT200を無事取得
怒涛のように過ぎていった2週間。
朝から晩までなかなかハードスケジュールでしびれましたが、毎日ヨガだけに集中できる環境のありがたさ。
2週間の中には、ヨガ哲学のテスト、一般クラスでの指導など120時間の課題をこなし無事Part Bが終了。
(Part Aはコース開始前にオンラインスタディや課題図書の勉強をします)
Part Cは帰国し、それぞれがオンラインテストやクラス指導など約80時間勉強。
資格付与にふさわしいかジャッジを受けます。
トータル200時間費やして、無事RYT200という資格を取ることができました。
(1か月半留学の後半は引き続きバイロンベイに残りヨガをし、その後オーストラリアのヌーサやアデレードを周って出張もこなしました)
大人留学のススメ
今回私は30歳で改めて留学をしました。
18歳でニューヨークに留学した時は、判断基準もなく、とにかく目の前の課題を必死にやっつけるという状況でした。
30歳にもなると判断基準も出来てきて、心の余裕も生まれ、また物事に対する感じ方も全然違います。
若い時に価値観を変えるという意味の留学は大変おすすめですが、大人になって少し心の余裕ができてから行く留学もまた実りが多いと実感しました。
私自身はすっかりヨガがライフスタイルとして定着し、また留学したことで今後の方向性がより確かなものになりました。
(ちなみに、海外旅行するときもヨガが盛んな場所を自然と選ぶようになってしまいました。)
私も大人留学したい!ヨガ留学興味ある!という方はお気軽にご相談くださいね。
Namaste!
番外編(続ヨガ留学)
帰国から1年後、より深くヨガを学ぶために、バイロンヨガセンターで住み込みの生活をスタートさせました。
バイロンヨガセンターに加えて他のスタジオにも通い、陰ヨガや産前産後ヨガの勉強もし、まさにヨガ漬けの生活を送りました
トータル8ヵ月間滞在した後、現在はヨガ留学のカウンセリングもしながら、企業ヨガや外国人の生徒さんを中心に先生としても活動しています。
首都圏プリンスホテル オーストラリア大使館後援のフェアにて、バイロンベイヨガイベントの講師を務めさせていただきました ↓
バイロンヨガセンター住み込みヨガ生活については複数noteに記録しています ↓
【バイロンヨガセンター】2024年開講スケジュール
【バイロンベイヨガ留学】お問い合わせ
最後までお読みいただきありがとうございました。
ヨガ留学は近年お問い合わせをよくいただくようになり、英語+ヨガとセットで留学する方もいます。
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本記事がヨガ留学を検討している方の参考になれば幸いです。