【ドラマ感想】 2021春ドラマ途中
大体1話から2話を見終わった辺り。
「着飾る恋には理由があって」
「ネメシス」
「コントが始まる」
「リコカツ」
「大豆田とわ子と三人の元夫」
面白かったのは「着飾る恋」「コント」「リコカツ」
その他「イチケイのカラス」と「恋はDeepに」を見るも、一話途中で断念。
「ネメシス」は一話でもういいかな、と思ったけれど、なぜか子どもたちが気に入って毎週見ることに…翔くんに釣られて見始めたけれど、
私は話が全く頭に入らない。キャラ立ちしていて、それは面白いのだけれど、事件や事件解決が全然頭に入ってこない…でも、子どもたちはそのキャラ立ちしているところを面白いのか、きゃっきゃっと見ている。
歳かしら…
「着飾る恋には理由があって」
川口春奈ちゃん、可愛いけれど若すぎかな、見られないかな、と思ったけれど、
別の方のnote で意外と面白いとあったので見ると…確かに!
SNSのアップにただただ追われてるだけじゃなくて、好きな人のために頑張っている結果、SNSに追われる生活になってしまった…という、なんというか意外と共感できる女の子の役どころだった。
おしゃれ女子でも意識高い系女子でもなかった私だけど、そういう女の子への憧れはある。そして、それが好きな人のためへのものだったなら…そんな時代は過ぎた私でも共感はできる。
「リコカツ」
これが一番お気に入り。
瑛太の役作りが、完璧すぎて引き込まれる。
堅物の父親を理想とし、真面目な自衛官・瑛太と、女性雑誌の編集員・北川景子が出会ってすぐに結婚し、お互いの価値観の違いが元で喧嘩をして離婚を決意するところから始まる1話。
でも、どうやらリコカツするのはこの主人公夫婦だけではないようで、
周囲の人もそれぞれ事情を抱えている。
また、本当はお互い素直になれないだけの様子の主人公夫妻。
リコカツと言いながら、「自分たちなりの夫婦の形」を見つけていくドラマのようで、すごく面白い。
自衛隊用語で「ヒトサンマルマルに集合!」と言い、朝は4時に起きてトレーニングした後、家訓を読む。シャツはイン。機能性重視の服装。両手を常に開けてリュックを背負い、妻を守るのが俺の仕事。
一方で、メガネ姿で正座をする北川景子も可愛いし、焼き魚を買ってきて必死で朝ごはんを用意する姿もいい。
お互い、実は真面目ゆえに相手の要望に応えようとしている様子。
自分の気持ちも大切にしたいけれど、相手がどんな気持ちでそれをし、どんな気持ちでいたかも気づけるって大事だなあと思わせてくれる。
今後も期待大。
「コントが始まる」
個人的に菅田将暉が好きで、彼が出ているとついつい観てしまう。
それでも、毎回コントで始まるってどうなの…て思っていたのに、見てみたら意外と面白かった。
コントの内容が面白い訳ではないけれど。
解散を決めた3人組が菅田将暉、仲野太賀、神木隆之介とその3人組の追っかけをする有村架純とその妹、古川琴音。
この3人の仲の良さに惹かれる有村架純の気持ちもわかる。
男子のわちゃわちゃ感が女性からすると、理解できないながらも楽しそうで羨ましいのだ。
時には喧嘩して、でも仲直りして…悪ふざけをする姿すら女子からは眩しいのだ。
毎回、コントと絡ませた内容の物語が展開して、今後彼らがどうなっていくのか、楽しみ。
「大豆田とわ子と三人の元夫」
坂本裕二さん、大好き。
「カルテット」や「最高の離婚」を思わせるような早口ややこしい系の出てくる「大豆田とわ子」
それぞれのキャラクターも面白いけれど、
「生きづらい」と思っている人たちの「言葉」を掬い上げて、形にしてくれている、といつも思う。
私みたいな普通の人間は、いつもなんだか「もや〜」っとした気持ちをなんとなくモヤ〜っとした気分のまま我慢して、なんとなく我慢できる範囲だからそうして生きていってる訳だけれど、
坂本裕二さんのドラマを見ていると、
「ああ、なんとなく分かる」ていうことや
「そうか、そういう風に生きている人がいるんだな」ということを
気がつかせてくれる。
切ない気持ちと、頑張ろうという気持ちと、優しくなりたいという気持ちにさせてくれる、坂本裕二さんのドラマは私にとってそんなドラマだ。
ところで、このドラマのナレーション。最初誰だかわからず…でも聞いたことあるなあ、アニメのキャラクター?小林聡美?誰かなあと思っていたら、伊藤沙莉ちゃん。
いい。
独特の声で、味があって、とても惹き込まれる。
女優さんとしての彼女も十分好きだけれど、ナレーション、アニメのお仕事もどんどんしてほしい。私はすごく好き。
意外と好きなドラマの多かった春。観るものないかなあと思っていたら、意外や意外。こんなにあった。
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