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NYの無料ESL(英語授業)に半年通った感想【ニューヨーク公共図書館】

ニューヨーク公共図書館では無料で英語の授業を受けることができます。
スケジュールや参加方法の詳細はこちら↓

私はニューヨーク公共図書館のひとつ、St.Agness Libraryの中級クラスに2024年1月末から半年弱通っています。そこでの授業の内容や雰囲気をご紹介します。

クラスの雰囲気

人数

15~20人程度(最初は30人程いるが徐々にフェードアウトしていく)

国籍

母国語がスペイン語、フランス語、ロシア語、中国語など様々。日本人は3,4人いて、授業の後にお茶を飲みに行くようなお友達も作れます。(日本人は駐妻さんが多い)

年齢層と男女比

20代~60代くらいまで幅広くいます。
男女比は半々くらい

先生

1ターム(10週間)ごとに先生が変わります。結構当たり外れがあります。図書館の正規職員やボランティア職員などで、ネイティブの人もいれば、そうではない人もいます。

雰囲気

和気あいあいとした雰囲気は特になくそこそこドライ。(でもそれが心地よい。)私のような友達を作りたい駐妻だけではなく、色々な事情で(仕方なく)NYに来ることになった移民の方もいるような印象です…。授業中や授業の前後に挨拶をする程度ですが、皆さん優しいのでそこは安心してください。

授業内容

先生がテキストに沿って文法の説明をしてくれて、テキストの演習問題を解き、みんなで答え合わせをするという、いわゆる「授業」のスタイルです。
テキストは印刷して配布されるので、購入する必要はありません。時々同じ机のメンバーで会話練習する時間もあります。

日本のような挙手制ではなく、口々に自席から答えるスタイルがメイン。海外の方は勢いがあるので、日本人はカルチャーショックを受けるかもしれません。

病院や買い物など身近なテーマで、現在完了形や句動詞、依頼表現などを習いました。特に知らない文法が出てくることはありませんが、実用的な知らない単語に出会うことができるいい機会だと思います。

タームの終わりに簡単なスピーキングテストがありますが、特に問題がなければそのまま継続して通うことができるっぽいです。

半年通ってみた感想

授業の内容は基本的な文法なので、日本人からすると少し退屈に感じるかもしれません。メリットとしては、同じレベルの英語力の人と何のプレッシャーもなく自由に英会話できるいい機会であることや、先生の話す言葉をリスニングするいい機会である事だと思います。

正直、英語のレベルを高めたい!!という人にとっては物足りないと思いますが、日本人の知り合いしかいなく海外の人とも話してみたい方、NYで安く英語に触れたい方、家の外に定期的に出る用事をつくりたい駐妻さんなどには向いていると思います。何でこんな簡単な文法を…と思うこともありますが、海外のクラスメイトの中には、私よりも圧倒的に流暢に話せていても文法に苦戦している人もいて文化の違いを感じます。

私自身も授業が退屈で何度か継続するか迷いましたが(笑)、週に2回家の外に出る用事(しかも無料)があるのは、精神衛生的にいいので今のところ継続しています。授業後に日本人のクラスメイトとお喋りしながら一緒にトレジョまで歩く(そして各々買い物するので解散!!)という何気ない生活が私の息抜きになっています😊


2回半年も通えるのか迷っているのであれば、とりあえず登録しておいて損はないと思います



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